環境変数:アルファベット順

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C

CASRDO44_NEWSUB
カテゴリ:一般
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
ブラウザーが実行されているローカル マシンに保存された JCL ファイルへのアクセスを可能にします。

構文

CASRDO44_NEWSUB=Value
export CASRDO44_NEWSUB
  • ON

    ブラウザーが実行されているローカル マシン上で JCL ファイルにアクセスします。

  • OFF

    エンタープライズ サーバーを実行しているマシンから JCL ファイルにアクセスします。

CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT
カテゴリ:JES
この環境変数を使用して、スプール モジュールでエラーが発生した場合にレコード ロックの取得を試行する回数を調整できます。

構文

Windows:
SET CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT=count
UNIX:
CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT=count
export CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT

count レコード ロックの取得を試行する回数。

デフォルト

この変数が指定されていない場合のデフォルトは 20 です。

CCITIMEOUT

LSC 形式のアプリケーション (Drag and Drop、SourceConnect、Monitor など) で使用される最大タイムアウト期間を 10 分の 1 秒単位で指定できます。使用可能な最大値は 2,147,483,647 です。

構文

Windows:
SET CCITIMEOUT=value
UNIX:
CCITIMEOUT=value}
export CCITIMEOUT

デフォルト

デフォルトは 1200 (2 分) です。

この例では、値を 4 分に設定します。
SET CCITIMEOUT=2400 
CCIERRLOG
オペレーティング システムからレポートされた最初のインスタンスのエラーを追跡する ccierr.log 内容の出力場所とファイル名を指定します。CCIERRLOG は、構文と内容が詳しく説明されている CCI.INI 内のエントリをオーバーライドします。
CCITCP2
CCITCP2 登録デーモンを実行しているマシンの TCP アドレスは、CCI 構成ユーティリティを使用する代わりに環境変数「CCITCP2」でも設定できます。この方法は、同じマシン上の複数のプロセスがそれぞれ異なる登録デーモンに接続する必要がある場合に便利です。

構文

Windows:
set CCITCP2=hostname
UNIX:
CCITCP2=hostname
export CCITCP2

パラメーター

hostname には、該当セッションから接続する CCITCP2 デーモンが実行されているマシンの TCP ホスト名またはドット付きの 10 進の IP アドレスを指定します。

説明

環境変数の値は、構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。構成ユーティリティで設定した値を使用する状態にプロセスを戻すには、次に示すように環境変数を空の文字列に設定します。

set CCITCP2=

または、(システム環境設定でシステム変数を作成するか、CONFIG.SYS ファイルを使用して) この環境変数がシステム全体に設定されている場合、この値は構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。

CCITCP2_PORT
登録プロセスに使用されているポート。

構文

Windows:
set CCITCP2_PORT=port
UNIX:
CCITCP2_PORT=port
export CCITCP2_PORT
パラメーター
  • port CCITCP2 登録プログラムが動作するポート。
CCITCPS
To start a CCI server on a fixed port, you can associate the Server Name with the port value by using the CCITCPS_ environment variable instead of appending the information on the Server Name itself.

Syntax

Windows:
set CCITCPS_old_server_name=[new_server_name,]{MFNODE=node_name | MFPORT=port_number | MFNODE=node_name, MFPORT=port_number}
UNIX:
CCITCPS_old_server_name=[new_server_name,]{MFNODE=node_name | MFPORT=port_number | MFNODE=node_name, MFPORT=port_number}
export CCITCPS

Parameters

  • old_server_name is the name of the CCI server in upper case.
  • new_server_name is the new name to use for the CCI server. If you do not specify a value for new_server_name the server name stays as old_server_name.
  • port_number is the fixed TCP port to use
  • node_name is the network node to use

Note that this will only work if the server application process is started in the same session or process that has this environment variable set.

Example

Windows:
set CCITCPS_server_name=MFPORT:3000
UNIX:
set CCITCPS_MY_SERVER_NAME=MFPORT:3000
export CCITCPS_MY_SERVER_NAME
CCITCPT

クライアントがサーバー名 server_name を持つサーバーに接続しようとしており、そのサーバーで使用されている TCP アドレスおよびポート (3000 など) がわかっている場合は、この環境変数を設定するとクライアントはそのサーバーに直接接続できます。

構文

CCITCPT_server_name=MFNODE:server_hostname,MFPORT:port_number

この環境変数は、クライアントのマシン名の値を設定する代わりに使用できます。クライアントで指定されたマシン名の値をアプリケーション定義メソッドで変更できない場合に便利です。

パラメーター

  • server_name クライアントが接続しようとしているサーバー。
  • server_hostname TCP アドレス。
  • port_number TCP ポート番号。

CCITCPT_server1=MFNODE:server2,MFPORT:3000
CCITRACE
CCI トレースを有効にするときは、CCITRACE 環境変数を次のように設定して、トレースする情報の程度を指定します。

構文

CCITRACE=filename [options]
パラメーター
  • filename トレース内容の出力先ログ ファイルの名前を指定します。このパラメーターを指定しない場合は、現在のディレクトリに ccitrace.log というログ ファイルが作成され、すべての options がデフォルト値に設定されます。
  • options 次のいずれかまたはすべてを指定します。
/F または -F CCI API 呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは、filename または他のトレース オプションが指定されていない場合は OFF、指定されている場合は常に ON です。
/P または -P プロトコル レベル呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは OFF です。このフラグが OFF の場合は、CCI ユーザー レベル API の詳細のみトレースされます。このフラグが ON の場合は、関数トレーシングのレベルが大きく向上する可能性があります。
/D または -D CCI 関数との間で渡されたすべてのバッファーの内容をログに記録します。デフォルトは OFF です。セキュリティ上の理由でデータ トレーシングを禁止するようにアプリケーションがコード化されている場合は、データ トレーシングが許可されない可能性があります。

したがって、CCI API 関数の流れおよび基礎となるプロトコル関数の流れをトレースするが、これらの呼び出しに渡されるユーザー データはトレースしない、デフォルト名が ccitrc1.trc の CCI トレース ファイル (一致する ccitrc1.idx ファイルを持つ) を作成するには、CCITRACE 環境変数の値を /P にします。

トレース オプションは、CCI.INI ファイルを使用して制御することもできますが、CCITRACE 環境変数で指定された値が優先されます。

CICS_SIT
リージョンによって使用される SIT の名前。
  • リージョンが使用する SIT の名前。
COBAIF
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

Animator で、アニメート対象プログラムのセッション (.aif) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリ パスを指定します。ここで指定したディレクトリ パスは、情報 (.idy) ファイルと同じディレクトリにセッション ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報をセッション ファイルに登録して更新できます。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。

構文

COBAIF=pathname
export COBAIF

パラメーター

  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切られます)。.aif ファイルが配置されているパス。

説明

指定されたディレクトリで .aif ファイルが見つからない場合は、COBIDY 環境変数で指定されたディレクトリが検索されます。このディレクトリにもファイルがない場合は、現在のディレクトリが検索されます。

.aif ファイルが存在しない場合は、Animator で次のように .aif ファイルが作成されます。

  • COBAIF が設定されている場合は、.aif ファイルが COBAIF で最初に指定されているディレクトリに作成されます。
  • COBAIF が設定されていない場合は、.aif ファイルが、環境変数 COBIDY に指定されている、プログラムの .idy ファイルがロードされたディレクトリに作成されます。
  • COBAIF および COBIDY が設定されていない場合、または COBIDY で最初に指定されているディレクトリが見つからない場合は、.aif ファイルが現在のディレクトリに作成されます。
COBAIFNAME
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

アニメートされるプログラムの Animator セッション ファイル (.aif) のベース名を指定します。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。

構文

COBAIFNAME=basename
export COBAIFNAME

パラメーター

  • Basename .aif ファイルのベース名。

説明

COBSW=+A を使用して Animator を起動し、以降のアニメーション セッションのためにブレークポイントを保存したい場合は、この環境変数を指定する必要があります。また、anim コマンドを使用して Animator を起動する場合にもこの環境変数を指定できます。この場合、ユーザーが指定したベース名は .aif ファイルのベース名としてアプリケーション名を上書きします。

COBANIMOPT
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

Character Animator で使用する追加の指令を指定します。

構文

COBANIMOPT=directive-list
export COBANIMOPT

パラメーター

  • directive-list 指令、または指令のリスト。ファイル名ではない必要があります。

説明

Character Animator を起動すると、まず、COBANIMOPT に指定した指令が読み取られます。次に、コマンド ラインに指定した指令が使用されます (COBANIMOPT に設定された指令よりも、コマンド ラインの指令の方が優先されます)。

COBANIMOPT="MIXEDLANGDEBUG MULTITHREAD"
export COBANIMOPT
COBANIMSRV
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

待機中の Character Animator プロセスをアタッチする COBOL プログラムを指定します。

構文

COBANIMSRV=progid
export COBANIMSRV

パラメーター

  • progid Character Animator のアタッチ先プログラムを識別する ID。

説明

この環境変数は、クロスセッション デバッグで特に役立ちます。

1 つ目のコンソール セッションで次のように指定します。

export COBANIMSRV=myid

myid は、Character Animator が特定の 1 つのプログラムに結び付けられるように使用する一意の ID です。Character Animator を起動するコマンドを次のように入力します。

cobanimsrv

Character Animator は、前の手順で指定された ID に一致する COBOL プログラムが起動されるまで待機します。別のコンソール セッションで次のように入力します。

export COBANIMSRV=myid
cobrun prog1.int

prog1.int が起動されると、このプログラムの一意の ID myid と、最初の手順で Character Animator に指定された ID が一致するため、Character Animator はこのプロセスにアタッチされます。コンソール セッション 1 で Character Animator のメイン画面が表示され、prog1.int の最初の行にカーソルが置かれます。

COBATTR
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

ACCEPT および DISPLAY 文で使用される HIGHLIGHT と LOWLIGHT 句の非標準動作を指定します。これは、旧 COBOL 製品との互換性を提供します。後日サポートが中止される可能性があるため、この環境変数はできるだけ使わないようにしてください。

構文

COBATTR=n
export COBATTR

パラメーター

n 0 から 7 の範囲内の値。これは、次のいずれかの値、または累積値に指定できます。たとえば、値 6 を指定すると、値 4 および 2 について説明されている動作になります。

  • 0

    標準のデフォルト動作を提供します。

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは端末の terminfo エントリで指定された太字または淡色表示モードをそれぞれ使用します。太字または淡色表示モードが指定されていない場合は、HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句には何の効果もありません。

  • 1

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは太字モードを使用します。ランタイム システムは、通常のテキストにはデフォルトのモードを使用します。端末の terminfo エントリで淡色表示モードを指定しても、何の効果もありません。LOWLIGHT 句にも効果はありません。

  • 2

    高輝度および低輝度の空白文字は、通常モードの空白文字と同じであるとみなされません。

  • 3

    上記の 1 および 2 と同様

  • 4

    COBOL バージョン 3.2 よりも古い製品のデフォルト動作との互換性を提供します。

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示する場合、その効果は、端末の terminfo エントリで淡色表示モードが指定されているかどうかによって異なります。淡色表示モードが指定されている場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストにデフォルト モードを使用し、通常のテキストに淡色表示モードを使用します。淡色表示モードが指定されていない場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストに太字モードを使用し、通常のテキストにデフォルト モードを使用します。LOWLIGHT 句には効果がないため、外観は通常のテキストと同じになります。

COBATTR=1
export COBATTR
COBCONFIG

何らかの方法でランタイム構成可能オプションを調整するランタイム構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET COBCONFIG=pathname
UNIX:
COBCONFIG=pathname
export COBCONFIG

パラメーター

  • pathname ランタイムの調整に使用する COBOL 構成ファイルの名前。

説明

$COBCONFIG を設定しない場合は、$COBDIR/etc/cobconfig が検索されます。

UNIX:
COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
export COBCONFIG
Windows:
SET COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
COBCONFIGJVM
Java 仮想マシン アプリケーションのランタイム構成可能オプションを調整する Java プロパティ ファイルを指定します。Java 仮想マシンで使用する COBOL アプリケーションで COBCONFIG の代わりに使用します。

  • プロパティ ファイルの場所。
COBCONFIG.BLOCK
アプリケーション構成ファイルの場所。
COBCPY

コンパイラおよび Animator がコピーファイルを検索するディレクトリを指定します。

構文

Windows:
SET COBCPY=pathname[:pathname]...
UNIX:
COBCPY=pathname[:pathname]...
export COBCPY

パラメーター

  • pathname

    コンパイラおよび Animator でコピーファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。pathname を複数指定する場合に、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

Windows:
SET COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy
UNIX:
COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy
export COBCPY

このように指定すると、コンパイラは最初に /home/group/sharedcopy でコピーファイルを検索します。次に現在のディレクトリを検索し、最後に ./mydir/mycpy で検索します。検索は、コピーファイルが見つかるか、存在しないことが認識されるまで続けられます。

COBDATA
1 つ以上の場所を指定します。区切り文字には、; (Windows) または : (UNIX) を使用します。実行時には、この場所でデータ ファイルを検索します。ファイルの割り当てにサブパスが含まれている (つまり、文字列に \ または / が含まれている) 場合を除き、ファイルを見つけるために、COBDATA で指定された各場所にファイルの割り当てが付加されます。
注: RM/COBOL または ACUCOBOL-GT レガシー コードを最新化するユーザーはファイルの割り当てでサブパスを使用できますが、各ファイル処理システムの関連する DIALECT 値または IDXFORMAT 値を使用してコンパイルする必要があります。これは、ファイル処理構成ファイルでこれらの値を設定するだけでは実現できません。

ランタイム システムがデータ ファイルを検索するディレクトリを指定します。データ ファイルをグローバルにマップする機能を提供するため、ユーザーは実行時までに名前が認識されていないディレクトリに作業データ ファイルを置くことができます。

構文

UNIX:
COBDATA=pathname[:pathname]...
export COBDATA
Windows:
COBDATA=pathname[:pathname]...
パラメーター
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。ランタイム システムでアプリケーションのデータ ファイルが検索される場合にこれらのディレクトリが検索されます。pathname を複数指定する場合に、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

説明

COBDATA は、コンパイラ、およびその他のユーティリティに影響します。たとえば、コンパイル時では、プログラム ソースがコンパイラのデータ ファイルになります。COBOL 開発システム ユーティリティを使用する場合は、COBDATA の値を、コロン (:) を先頭にして指定することをお勧めします。

ご使用の環境空間に、COBDATA という名前の環境変数があり、なんらかの値が設定されている場合は、COBDATA が設定されていると見なされます。

ファイルのすべてのマッピング順序は次のようになります。

  1. すべての dd_ 環境マッピング
  2. すべての ASSIGN TO EXTERNAL マッピング
  3. すべての COBDATA 環境変数マッピング

COBDATA 環境変数、または dd_ 環境変数のどちらかで複数のディレクトリを指定した場合、システムは、ユーザー名に対するプレフィックスとしてのスラッシュ (/) が末尾に付く最初の指定ディレクトリを検索します。

ファイル名が見つからない場合、または読み取れない場合は、上記の順番に、最後のディレクトリまで検索されます。最後のディレクトリでも見つからず、ファイルを作成する必要がある場合は、ファイルは最初のディレクトリに作成されます。

ハイフン (-)、またはスラッシュ (/) で始まっているファイル名に関しては、dd_、および COBDATA のマッピングはすべて無視されます。また、環境変数名にハイフンが含まれている場合も無効になります。

この機能を使用する場合は、COB... で始まるファイル名を使用しないでください(これらは COBOL システムで予約済みです)。

COBDATA 環境変数は、どんなモード (出力も含む) で開かれているファイルにも、また、固定長ファイルや可変長ファイルにも使用できます。索引ファイルを使用している場合は、データ ファイルおよび索引の両方を同じディレクトリに置く必要があります。

COBDATA 環境変数は、ファイルを開く場合だけでなくファイルを削除する場合にも、ここに示す規則に従って影響します。

COBOL 開発システム プログラムを使用しようとする場合はまず、COBDATA の設定を解除することをお勧めします。これらのプログラムの多くでは、データ ファイルが開かれるため、COBDATA の値に影響されます。COBDATA を使う必要がある場合は、COBDATA のパスの最初に :$COBDIR/dynload/helptbox.lbr および :$COBDIR/dynload/check.lbr を追加してください。Animator のヘルプ ページが必要な場合は、COBDIR/dynload/advanim.lbr も追加します。

注: RM/COBOL または ACUCOBOL-GT レガシー コードを最新化するユーザーはファイルの割り当てでサブパスを使用できますが、各ファイル処理システムの関連する DIALECT 値または IDXFORMAT 値を使用してコンパイルする必要があります。これは、ファイル処理構成ファイルでこれらの値を設定するだけでは実現できません。

UNIX:
COBDATA=:demo:/home/data:progs
export COBDATA
Windows:
SET COBDATA=:demo:/home/data:progs

このように COBDATA を設定すると、ランタイム システムは、最初に現在のディレクトリでデータ ファイルを検索するよう指定されます。次に、ディレクトリ ./demo を、次にディレクトリ /home/data を検索し、最後に ./progs を検索するように指定されます。

COBDIR

必要な Micro Focus COBOL システムがインストールされているディレクトリを指定します。COBOL システム コンポーネントおよびユーティリティの多くは、この情報を必要とし、使用します。COBDIR 環境変数が設定されていない場合、COBOL システムは、その環境変数がデフォルトの COBOL システム ディレクトリに設定されているかのように動作します。このデフォルトのディレクトリは、UNIX システムの場合は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。

構文
Windows:
SET COBDIR=pathname
UNIX:
COBDIR=pathname
export COBDIR

パラメーター

  • pathname 必要な Micro Focus COBOL システム ソフトウェアが置かれているディレクトリ。

説明

Micro Focus COBOL システムは通常、デフォルトの COBOL システム ディレクトリにインストールされるため、COBDIR を設定する必要はありません。COBDIR は、同じ COBOL システムの複数のバージョンを同時に使用できる場合などのように、ご使用の COBOL システムが別のディレクトリにインストールされている場合にのみ設定する必要があります。

Windows:
SET COBDIR=/home/products/cobse20
UNIX:
COBDIR=/home/products/cobse20
export COBDIR

このように指定すると、Cob ユーティリティは、ディレクトリ /home/products/cobse20 で Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。

COBIDY
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

Animator で、アニメート対象プログラムの情報 (.idy) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。ここで指定したディレクトリは、中間コード (.int) ファイルと同じディレクトに情報ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報を情報ファイルに登録して更新できます。

構文

COBIDY=pathname
export COBIDY
パラメーター
  • pathname 検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切られます)。
COBJIT_ECLIPSE
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

  • true

    Just-In-Time デバッグを有効にします。

  • workspace

    Just-In-Time デバッグの開始時に開く Eclipse ワークスペース。

COBJVM

どの Java 仮想マシン (Java Virtual Machine; JVM) をロードするかを指定します。

構文
Windows:
SET COBJVM=platform_nnn
UNIX:
COBJVM=platform_nnn
export COBJVM

パラメーター

platform_nnn 詳細は次のとおりです。

platform には、次の例に示すように Server Express を実行しているプラットフォームを表す 3 文字のコードを指定します。
  • ibm IBM AIX
  • unx SCO UnixWare
  • sun Oracle SPARC
nnn には、次の例に示すように JVM のバージョンを指定します。
  • 122 バージョン 1.2.2
  • 130 バージョン 1.3.0

説明

COBOL および Java の両方のコンポーネントを含む分散アプリケーションを開発する場合には、COBJVM を設定する必要が生じることがあります。

Windows:
SET COBJVM=ibm_122
UNIX:
COBJVM=ibm_122
export COBJVM
COBKEYTIMEOUT

接続された端末からランタイム システムに転送されたエスケープ シーケンスを、有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を指定します。値は 0.1 秒単位で指定します。

端末のキーが押されると、端末はそれに応答して、1 字、または文字の集合をランタイム システムに送信します。このような文字の集合の先頭は一般に、エスケープ文字であるため、この文字集合をエスケープ シーケンスと呼びます。ファンクション キーが押された場合は、端末がエスケープ シーケンスを送信します。Esc キーに続いて 1 つ以上の英字または数字のデータ キーが押された場合にも、同じ文字集合が端末から送信されます。ランタイム システムで認識される唯一の違いは、各文字が到着する間隔です。これは、ユーザーがエスケープ シーケンスを入力する速度と、これが端末で生成される速度とは異なるためです。

端末が接続しているネットワークで、文字の集まりが別々のパケットでランタイム システムに送信される場合は、各文字がランタイム システムに到着する間隔がネットワークによって変動する可能性があります。COBKEYTIMEOUT を使用すると、一般的なネットワーク遅延を補正できるため、エスケープ シーケンスがランタイム システムで正しく識別されるようになります。

構文

Windows:
SET COBKEYTIMEOUT=n
UNIX:
COBKEYTIMEOUT=n
export COBKEYTIMEOUT

パラメーター

n 1 から 126 までの数字を指定します。この値で、回線またはネットワーク接続を通して、端末からランタイム システムにエスケープ シーケンスが送信される場合に、そのエスケープ シーケンスを有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を設定します。Esc 文字のみが独立して送られてきた場合は、この文字がランタイム システムに受け取られてから 0.n 秒経過すると、この文字がエスケープ シーケンスの開始を表す文字ではないと判断されます。ランタイム システムでは、端末の通信速度から、n に設定する適切なデフォルト値が計算されます。

COBLANG
COBOL プログラムが実行される際の言語環境
  • COBOL 言語環境 (LE) 値。
COBLPFORM
この構成変数は、プリンター チャネル C01 ~ C12 を定義してこれらのチャネルに出力するために使用します。COBLPFORM 構成変数を使用して、各チャネルの行番号を指定します。Null エントリは無視されます。行番号ゼロ、機能名 S01 ~ S052、CSP、または未定義のチャネルは、すべて 1 行目に設定されます。

例 1:

COBLPFORM 1:3:5:7:9:11:13:15:17:19:21:23

この例では、C01 は 1 に等しく、C02 は 3 に等しくなります。

例 2:

COBLPFORM :3::5: :9

この例では、C01 は 3 に等しく、C02 は 5 に等しく、C03 は 1 に等しく、C04 は 9 に等しくなります。チャネルごとに 1 つの行番号のみを指定できます。

上記の例 2 では、チャネル C05 ~ C12 は未定義です。print 文でチャネル C05 ~ C12 を指定すると、行は 1 行目に出力されます。また、上記の例では、C03 は値が空白で未定義であるため、1 に等しくなります。

WRITE BEFORE/AFTER PAGE 文の出力は常に 1 行目から開始されます。次の行に移動するたびに行番号が 1 つ増加します。現在の行と同じ、またはそれ以前の行への移動を要求すると次のページに移動し、要求に応じた行まで改行が生成されます。

COBMAINSTACK
注: This variable applies to native COBOL applications on UNIX, and Enterprise Server on both Windows and UNIX.

This variable is used to specify the size of the main stack.

Syntax

Windows:
SET COBMAINSTACK=n
UNIX:
COBMAINSTACK=n
export COBMAINSTACK

Parameters

n - The size, in bytes, of the stack.

Comments:

The main stack size defaults to three times the size of a threaded stack. The size of a threaded stack is either specified when the stack is created (using CBL_THREAD_CREATE), or it defaults to 160KB for a 32-bit application or 320KB for a 64-bit application.

You might need to set COBMAINSTACK in any of the following circumstances:

  • If you are deploying OO COBOL Enterprise JavaBeans (EJBs) to WebSphere on the AIX platform.
  • If you are using the multi-threaded run-time system.
  • If you have IF STATEMENTS with a very large number of ELSE clauses.
  • If you have a large amount of local-storage data.
COBMODE
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
32 ビット モードと 64 ビット モードのどちらでサーバーを起動するのかを指定します。
  • 32

    32 ビット モードでシステムが起動します。

  • 64

    64 ビット モードでシステムが起動します。

COBOPT
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
Cob ユーティリティに渡す、ユーザーのデフォルトのオプションを指定します。

構文

COBOPT="[set environment-variable=value]
[options] ...
[cobextn: .ext [.ext] ... ]"
export COBOPT

または

COBOPT=[pathname/]filename
export COBOPT
パラメーター
  • environment-variable COBOL システムによってサポートされていて、この付録にもリストされているいずれか 1 つの環境変数。
  • value 指定した環境変数に対して設定する値。
  • options 1 つまたは複数の cob コマンド ライン オプション。cob オプションのフォーマットの詳細については、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章を参照してください。
  • .ext 標準の .cob、.CBL、.cbl に加えて Cob が COBOL ソース ファイルとして扱う必要があるファイルを示すファイル名拡張子。拡張子はピリオドで始まる必要があります。また、複数の拡張子を 1 行で指定する場合は、スペースまたはタブ文字で区切る必要があります。ユーザーは、複数の cobextn 行を使用できます。
  • pathname COBOL システムがオプション ファイルを検索するディレクトリ。
  • filename cob オプションが含まれているファイルの名前。

行の先頭に、識別子 set または cobextn: のいずれかが指定されていない場合は、その行が options 行として扱われます。

説明

COBOPT には、オプションや、オプションを指定しているファイルへのパスを設定することができます。この環境変数に指定したオプション (または指定したパスにあるファイルに指定されたオプション) で、$COBDIR/etc/cobopt に定義されているシステムのデフォルトのオプションを補足したり、上書きしたりできます。オプションは、複数行で指定できます。すべての行は、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章で説明されている、ファイル $COBDIR/etc/cobopt と同じ形式で指定する必要があります。

COBOPT="CANS85
set COBCPY=$COBDIR/srclib/:$HOME/mylib:"
export COBOPT

このように設定すると、ANSI 85 規格の COBOL 構文が有効になり、指定されたパスのリストに COBCPY が設定されます。

COBOPT=temp/options

この設定では、cob オプションが、temp ディレクトリのファイル options に指定されていることを示します。

COBPATH

ランタイム システムで、動的にロード可能な .int ファイル、および .gnt ファイル、または呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。

構文

Windows:
SET COBPATH=pathname[:pathname]...
UNIX:
COBPATH=pathname[:pathname]...
export COBPATH

パラメーター

pathname ランタイム システムで、動的にロード可能なプログラム (.int、および .gnt、または呼び出し可能な共有オブジェクト) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切ります)。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

Windows:
SET COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
UNIX:
COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
export COBPATH
COBPRFDIR
PROFILE コンパイラ指令を使用してコンパイルされたプログラムによって作成される .ipf ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COBPRINTER

標準入力ストリーム (stdin) を介して DISPLAY UPON PRINTER 文からの出力を受信する印刷スプーラーの名前を指定します。

構文

Windows:
SET COBPRINTER=command-line
UNIX:
COBPRINTER=command-line
export COBPRINTER

パラメーター

  • command-line システムによってサポートされていて、かつシステム シェルによって実行できるコマンド ライン。通常は、単純に印刷スプーラーまたは他の実行可能ファイルの名前を指定しますが、値の設定時にシェルをエスケープすると、任意のコマンド ライン引数を使用できます。

説明

ユーザーの COBOL プログラムで DISPLAY UPON PRINTER 文が実行されるたびに、新しく command-line が実行されます。実行された各コマンドでは、DISPLAY 文で参照されるデータが受信され、データの最後には、システムにファイルの終わりを示す条件が受信されます。

Windows:
SET COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR\spoolfile"
UNIX:
COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR/spoolfile"
export COBPRINTER
COBSES

使用する UNIX Session Recorder の機能を指定します。

構文

COBSES={option[filename]}...
export COBSES
パラメーター

option には次のうちの 1 つまたは複数を使用できます。

  • -a Animator に対して行われたキーストロークまたは Animator からの画面出力を含める
  • -f filename 早送りモードで記録を再生する
  • -p filename 通常の速度で filename 内の記録を再生する
  • -r filename キーストロークを記録する
  • -s filename 画面出力を記録する
  • -t terminal number マルチユーザー画面記録の端末番号を指定する

これらのフラグはすべて大文字と小文字が区別されます。また、-r フラグは、-f または -p とともに指定することはできません。

注: UNIX Session Recorder を使い終わったら、COBSES の設定を解除してください。解除しない場合、COBOL プログラムの実行が妨げられます。解除するには、COBSES を空白文字に設定し、この設定をシェルにエクスポートします。
COBSSL
If using SSL connections specifies the location of the DemoCA directory.If not found,SSLDIR is inspected instead.
COBSW
アプリケーションの実行時に、ランタイム システムに認識させる、ランタイム システム スイッチの設定を指定します。

構文

Windows:
SET COBSW=[+/-}s...
UNIX:
COBSW=[+/-}s...
export COBSW
パラメーター

設定または設定解除するランタイム スイッチのリスト。

  • + はスイッチを設定します。
  • - はスイッチを設定解除します。

Windows:
SET COBSW=+0+D
UNIX:
COBSW=+0+D
export COBSW

このように設定すると、ランタイム スイッチ 0、および ANSI COBOL デバッグ スイッチが有効になります。

COBTERMINFO
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
ランタイム システムで、COBOL アプリケーションに必要な端末情報が保存されている Terminfo データベースが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。これにより、COBOL アプリケーションは、同じ端末の使用時に非 COBOL アプリケーション (vi など) によって使用されるものとは異なる terminfo 設定を使用できるようになります。
構文
COBTERMINFO=pathname[:pathname]...
export COBTERMINFO

パラメーター

pathname COBOL アプリケーションに適応する端末の設定が保存されている Terminfo データベースの検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切ります)。空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

説明

COBOL システムは、標準の UNIX 環境変数 TERM の値を、使用している端末の名前として受け取ります。この名前は、Terminfo データベース内の適切な端末情報の検索に使用されます。ランタイム システムでは最初に、COBTERMINFO に指定されているデータベースが検索され、ここで該当する端末情報が見つからない場合は次に、標準の UNIX 環境変数 TERMINFO に指定されているデータベースが検索されます。

COBTERMINFO を設定していない場合は、$COBDIR/terminfo に設定されていると見なして、ランタイム システムが動作します。

COBTERMINFO に最初に指定するディレクトリは、この COBOL システムに提供されている Terminfo データベースが最初に検索されるよう、$COBDIR/terminfo にすることをお勧めします。一般的に使用される端末の場合は、この terminfo に、通常の UNIX システムの Terminfo データベースで使用できるものより多くの設定が含まれ、より COBOL に適したものが含まれています。Animator を使用してデバッグする場合は、COBTERMINFO を $COBDIR/terminfo に設定する必要があります。

COBTERMINFO は、UNIX システム間で互換性がある Terminfo データベースを識別する場合にも使用できます。このようなデータベースは、標準の UNIX データベースと同じ形式ですが、UNIX の処理系に依存するその他の端末情報は含まれていません。多くの UNIX システムの Terminfo データベースには、このような追加情報が含まれているため互換性がありません。COBOL システムでは、このような互換性のない詳細情報は無視されます。

COBTERMINFO=$COBDIR/terminfo:/home/mydir/terms
export COBTERMINFO
CODEWATCH_SRCPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用のソース ファイルの場所
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
CODEWATCH_STBPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用の STB ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
CODEWATCH_SRCPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用のソース ファイルの場所
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
CODEWATCH_STBPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用の STB ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COLUMNS
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

端末の画面、またはウィンドウの列幅を指定します。この変数を指定すると、端末に指定されているデフォルトの値は上書きされます。

構文

COLUMNS=n
export COLUMNS

パラメーター

n 端末の画面、またはウィンドウの列幅を、カラムの位置で指定します。

説明

COLUMNS が設定されていないか null である場合は、指定された端末の terminfo エントリに定義されている cols の値がデフォルトで使用されます。また、X 端末を使用している場合には、現在の端末ウィンドウの幅が使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数、TERM を使用して指定されます。

ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、COLUMNS の値を設定する必要はありません。ワイド モードに切り替えられる端末 (通常は 80 から 132 列) には、w で終わる端末名があります。このような端末では自動的にサポートされるため、COLUMNS を設定する必要はありません。

ウィンドウを使用した環境では、ウィンドウ サイズが変更できます。このような環境では、terminfo の cols の値よりも、ウィンドウの最初のサイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが最初のサイズよりも大きい場合は、超過した列が使用されないことがあります。

ウィンドウの幅を最大まで使用するには、プラットフォームによっては、COLUMNS を、ウィンドウの現在の列幅に設定する必要があります。

実際のウィンドウの幅と合わない COLUMNS の値を使用すると、予期しない結果になります。

COLUMNS=100
export COLUMNS

D

DB2DBDFT
SQL 文を処理する DB2 SQL プリコンパイラのデフォルト データベース。

  • デフォルト データベースの場所と名前。
DBG_MVSPSKEL
デバッグ用のスケルトン JCL

E

ENTRYNAMEMAP
使用するエントリ名マップ ファイルの場所を指定します。

構文

Windows:
SET ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ...
UNIX:
ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ...
export ENTRYNAMEMAP

パラメーター

filename エントリ マップ ファイル。

directory エントリ名マップ ファイルが格納されているディレクトリ。エントリ名マップ ファイルは mfentmap.dat という名前にする必要があります。

説明

エントリ ポイント マッパー サポートを有効にするには、entry_name_mapper チューナーを設定する必要があります。

ENTRYNAMEMAP が設定されていない場合、ランタイム システムは COBDIR 環境変数で指定された各フォルダー内でエントリ名マップ ファイル mfentmap.dat を探します。

エントリ名マップ ファイルが複数見つかり、同じエントリ ポイントの定義がファイルによって異なる場合、最初に見つかったエントリ名マップ ファイル内の定義が優先されます。ランタイム システムがエントリ名マップ ファイルを検索する順序を変更するには、COBDIR 環境変数または ENTRYNAMEMAP 環境変数のパス内でのファイルの順番を変更する必要があります。

ES_3270_REMOVE_NULL_COLOR_ATTRIB
When this environment variable is set to Y or y, the extended color attribute set to low-values will not to be sent to the 3270 emulator. This fixes an IBM issues related to Personal Communications (PCOM) which is described at http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21461404.

Syntax

ES_3270_REMOVE_NULL_COLOR_ATTRIB=value

Values

  • Y|y

Default

The default screen size is used.

ES_ABORT_PLTPI_ERROR
プロンプトを表示せずに PLTPI 処理を中止するエラーを設定できます。
構文
UNIX:
ES_ABORT_PLTPI_ERROR=xx
Windows:
ES_ABORT_PLTPI_ERROR=xx

xx の値は次のとおりです。

  • YN - PGMIDERR で中止
  • NY - ABEND で中止
  • YY - PGMIDERR または ABEND で中止

説明

デフォルトでは、PLTPI 処理中にエラーが発生すると、メインフレームの CICS エンタープライズ サーバーに起動をキャンセルするかエラーを無視するかをユーザーが選択できるプロンプトが表示されます。プロンプトを表示しないように ES_ABORT_PLTPI_ERROR を設定すると、指定した値に応じて自動的に初期化が中止されます。

ES_ACBLIB
IMS ACB ファイルの場所を指定します。

構文

Windows:
SET ES_ACBLIB={pathname
UNIX:
ES_ACBLIB={pathname
export ES_ACBLIB

pathname IMS ACB ファイルのパス ロケーション。

デフォルト

この変数が設定されていない場合、ACB ファイルはプロジェクト ディレクトリ内にあると想定されます。

ES_ALLOC_EXPAND
デフォルト値は Y で、割り当てパスを指定するために使用されている環境変数を展開します。この動作をオーバーライドする場合は、N に設定します。これにより、パスで使用される変数は展開されません。

構文

Windows:
SET ES_ALLOC_EXPAND=value
UNIX:
ES_ALLOC_EXPAND=value
export ES_ALLOC_EXPAND

Y 割り当てパスの指定に使用される環境変数を展開します。

N パスで使用される変数を展開しません。

デフォルト

デフォルト値は、Y です。

ES_ALLOC_OVERRIDE
デフォルト値は Y で、割り当てパスを指定するために使用されている環境変数を展開します。この動作をオーバーライドする場合は、N に設定します。これにより、パスで使用される変数は展開されません。

構文

Windows:
SET ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file
UNIX:
ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file
export ES_ALLOC_OVERRIDE

rules-file データセット規則ファイルのファイル パスおよび名前。

ES_CAS_API
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
コマンド ラインからではなく呼び出しによって casout または cassub が実行されているかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_CAS_API=value
export ES_CAS_API
Windows:
SET ES_CAS_API=value
  • ON ユーティリティは呼び出しによって起動されており、コンソールやコマンド ラインにメッセージは送信されません。
デフォルト

ユーティリティはメッセージをログ記録しようとします。

ES_CERT_REG
cascertreg ユーザー証明書ユーティリティの登録情報を格納するディレクトリを指定します。
構文
UNIX:
ES_CERT_REG=pathname
export ES_CERT_REG
Windows:
SET ES_CERT_REG=pathname

pathname 登録が格納されているディレクトリのパス名。

デフォルト

デフォルトでは、ディレクトリは指定されていません。この場合は、cascertreg コマンドで指定する必要があります。

ES_CESN_NO_OS390
無効なユーザー資格情報に対する CESN トランザクション応答のデフォルト動作をオーバーライドします。デフォルト動作では、「Your userid is invalid」または「Your password is invalid」がレポートされます。
構文
UNIX:
ES_CESN_NO_OS390=value
export CESN_NO_OS390
Windows:
SET CESN_NO_OS390=value
  • この変数を任意の値に設定すると、CESN は特定の無効ユーザーまたは無効パスワード メッセージの代わりに無効な資格情報メッセージを生成します。
デフォルト

特定の無効ユーザー/パスワード メッセージが生成されます。

ES_CICS_SINGLE
ユーザーが 1 回のみログオンできるように CICS を構成します。

構文

UNIX:
ES_CICS_SINGLE=value
export ES_CICS_SINGLE
Windows:
SET ES_CICS_SINGLE=value
  • Y|y ユーザーは 1 回だけログオンできます。
デフォルト
未設定:ユーザーは複数回ログオンできます。
ES_CLASS_XPCT
CICS PCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XPCT=value
export ES_CLASS_XPCT
Windows:
ES_CLASS_XPCT=value
  • Yes:ACICSPCT がデフォルトの PCT クラスです。
  • No:PCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの PCT クラス ACICSPCT を Aclassname でオーバーライドします。
デフォルト
ACICSPCT がデフォルトの PCT クラスです。
ES_CLASS_XCMD
CICS CMD リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XCMD=value
export ES_CLASS_XCMD
Windows:
ES_CLASS_XCMD=value
  • Yes:CICSCMD がデフォルトの CMD クラスです。
  • No:CMD のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの CMD クラス CICSCMD を Cclassname でオーバーライドします。
デフォルト
CICSCMD がデフォルトの CMD クラスです。
ES_CLASS_XDCT
CICS DCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XDCT=value
export ES_CLASS_XDCT
Windows:
ES_CLASS_XDCT=value
  • Yes:DCICSDCT がデフォルトの DCT クラスです。
  • No:DCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの DCT クラス DCICSDCT を Dclassname でオーバーライドします。
デフォルト
DCICSDCT がデフォルトの DCT クラスです。
ES_CLASS_XFCT
CICS FCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XFCT=value
export ES_CLASS_XFCT
Windows:
ES_CLASS_XFCT=value
  • Yes:FCICSFCT がデフォルトの FCT クラスです。
  • No:FCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの FCT クラス FCICSFCT を Fclassname でオーバーライドします。
デフォルト
FCICSFCT がデフォルトの FCT クラスです。
ES_CLASS_XJCT
CICS JCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XJCT=value
export ES_CLASS_XJCT
Windows:
ES_CLASS_XJCT=value
  • Yes:JCICSJCT がデフォルトの JCT クラスです。
  • No:JCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの JCT クラス JCICSJCT を Jclassname でオーバーライドします。
デフォルト
JCICSJCT がデフォルトの JCT クラスです。
ES_CLASS_XPPT
CICS PPT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XPPT=value
export ES_CLASS_XPPT
Windows:
ES_CLASS_XPPT=value
  • Yes:MCICSPPT がデフォルトの PPT クラスです。
  • No:PPT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの PPT クラス MCICSPPT を Mclassname でオーバーライドします。
デフォルト
MCICSPPT がデフォルトの PPT クラスです。
ES_CLASS_XPSB
CICS PSB リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XPSB=value
export ES_CLASS_XPSB
Windows:
ES_CLASS_XPSB=value
  • Yes:PCICSPSB がデフォルトの PSB クラスです。
  • No:PSB のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの PSB クラス PCICSPSB を Pclassname でオーバーライドします。
デフォルト
PCICSPSB がデフォルトの PSB クラスです。
ES_CLASS_XRES
CICS DOCTEMPLATE リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XRES=value
export ES_CLASS_XRES
Windows:
ES_CLASS_XRES=value
  • Yes:RCICSRES がデフォルトの RES クラスです。
  • No:DOCTEMPLATE のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの RES クラス RCISRES を Rclassname でオーバーライドします。
デフォルト
RCICSRES がデフォルトの RES クラスです。
ES_CLASS_XTST
CICS TST リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XTST=value
export ES_CLASS_XTST
Windows:
ES_CLASS_XTST=value
  • Yes:SCITST がデフォルトの TST クラスです。
  • No:TST のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの TST クラス SCITST を Sclassname でオーバーライドします。
デフォルト
SCITST がデフォルトの TST クラスです。
ES_CLASS_XTRAN
CICS TRAN リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XTRAN=value
export ES_CLASS_XTRAN
Windows:
ES_CLASS_XTRAN=value
  • Yes:TCICSTRN がデフォルトの TRAN クラスです。
  • No:TRAN のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの TRAN クラス TCICSTRN を Tclassname でオーバーライドします。
デフォルト
TCICSTRN がデフォルトの TRAN クラスです。
ES_CLUSTER
Enterprise Server サーバー クラスターに参加するリージョンを識別します。クラスターのすべてのリージョンについて必ず指定する必要があります。
構文
UNIX:
ES_CLUSTER=ON
export ES_CLUSTER
Windows:
ES_CLUSTER=ON
  • 任意
デフォルト
この値が設定されていない場合、そのリージョンは Enterprise Server クラスターに参加しません。
ES_CLUSTER_ISC_TRACE
Enterprise Server クラスター ISC リスナーでのトレーシングを有効にします。
構文
UNIX:
ES_CLUSTER_ISC_TRACE=value
export ES_CLUSTER_ISC_TRACE
Windows:
ES_CLUSTER_ISC_TRACE=value
  • 任意
デフォルト
この値が設定されていない場合、Enterprise Server クラスター ISC リスナーのトレーシングはありません。
ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE
この変数では、クラスターのリスナーに使用する特定のポートを指定できます。
構文
UNIX:
ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE=port
export ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE
Windows:
ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE=port
  • port ポート番号。
デフォルト
この値が設定されていない場合、ES クラスター リスナーでは一時的なポートを使用します。
ES_CONSOLE_LOG (非推奨)
制約事項: この環境変数は Windows 環境にのみ該当します。
コンソール メッセージを Windows イベント ログに送信します。
注: ES_CONSOLE_LOG は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに MFDS 構成オプションを使用することをお勧めします。
構文
ES_CONSOLE_LOG=port
export ES_CONSOLE_LOG

次の各オプションを単独または組み合わせて指定できます。

  • I - 情報メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • W - 警告メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • E - エラー メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • S - 重大メッセージを Windows イベント ログに送信します。
デフォルト
この値が設定されていない場合、コンソール メッセージは Windows イベント ログに送信されません。
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE
console.log への CSKL のメッセージ書き込みを停止します。
構文
UNIX:
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE=value
export ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE
Windows:
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE=value
  • 任意。CSKL メッセージはコンソール ログに書き込まれません。
デフォルト
この値が設定されていない場合、CSKL メッセージがコンソール ログに書き込まれます。
ES_CWS_WSBIND_COMP
COMP 宣言を使用する CICS アプリケーションのサポートを有効にします。
  • Y - COMP 宣言のサポートを有効にします。
  • N - COMP 宣言のサポートを有効にしません。
デフォルト

N

ES_DB_FH

Enables or disables database file handler support. This is required if your data files are stored in a datastore, or your enterprise server region stores some of its resources in a database; see Micro Focus Native Database File Handling and Enterprise Server Region Database Management for more information.

Syntax

UNIX:
ES_DB_FH=value
export ES_DB_FH
Windows:
SET ES_DB_FH=value

Values

  • Y|y|true - file handling is directed through the Micro Focus Database File Handler (MFDBFH).
  • N|n|false - database file handler support is disabled.

Default

Database file handler support is disabled.

ES_DB_SERVER

Specify the name of the database server to be used for region database operations.

There also needs to be a corresponding <server> entry for the database server within the configuration file specified by the MFDBFH_CONFIG environment variable. <dsn> entries for the region, cross-region and master databases must also be specified in the configuration file to enable use of region database operations.

Syntax

UNIX:
ES_DB_SERVER=server-instance
export ES_DB_SERVER
Windows:
SET ES_DB_SERVER=server-instance

Values

server-instance is the name of a valid database server instance. For example, set ES_DB_SERVER=(local)\SQLEXPRESS.

Default

Not set.

Example

Using the example above, you would be required to have something similar to that below in your database configuration file:

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> 
<datastores usevault="false">
   <server name="(local)\SQLEXPRESS" type="sqlserver" access="odbc"> 
       <dsn name="SS.MYMASTER" type="database" dbname="master"/> 
       <dsn name="SS.CAS.ESDEMO" type="region.cas" region="ESDEMO" feature="all"/> 
       <dsn name="SS.CAS.CROSSREGION" type="crossregion.cas"/>
   </server> 
</datastores>
ES_DDBG_PORT_RANGE
ダイナミック デバッグに使用するポートの範囲。
ポート番号をハイフンまたはカンマで区切って範囲を指定します。ポート番号が小さい方から大きい方の順に指定する必要があります。
構文
UNIX:
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
export ES_DDBG_PORT_RANGE
Windows:
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
  • low_port-high_port
デフォルト
この値が設定されていない場合、ダイナミック デバッグではランダム ポートを使用します。

ES_DDBG_PORT_RANGE=8001-8040 
			 
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON
Enterprise Server Monitor and Control (ESMAC) の起動時のデフォルト ユーザー (「mfuser」) のサインオンを無効にします。
構文
UNIX:
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
export ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON
Windows:
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
  • Y または y ESMAC へのアクセス時に「mfuser」として自動でログオンせずに、MFDS 内部セキュリティ アカウントを使用して Enterprise Server Administration にログオンします。
デフォルト
この値が設定されていない場合、ESMAC にサインインするデフォルトのユーザーとして mfuser が使用されます。
ES_DFS3650
IMS への正常なサインオン後に実行するデフォルト トランザクションまたは表示される MOD ファイル。これらを指定するには、リージョンの起動前に環境変数を設定します。ES_DFS3650 - MOD ファイルを送信する場合は MOD に設定し、トランザクションを実行する場合は TRX に設定します。MOD に設定する場合は、ES_MOD3650 を表示する MOD の名前に設定する必要があります。TRX に設定する場合は、ES_TRX3650 をトランザクションの名前に設定する必要があります。
構文
UNIX:
ES_DFS3650=value
export ES_DFS3650
Windows:
ES_DFS3650=value
  • MOD - ES_MOD3650 を表示する MOD の名前に設定する必要があります。
  • TRX - ES_TRX3650 をトランザクションの名前に設定する必要があります。
デフォルト
デフォルトのトランザクションまたは MOD はありません。
ES_ECI_MAX_RESP
Micro Focus ECI サポートを使用して CICS プログラムを呼び出す際の最大予想応答サイズ (バイト単位) を指定します。CICS プログラムから返されるデータの量が入力データのサイズの約 2 倍を超える場合は、この環境変数を使用する必要があります。これは、チャネルおよびコンテナーを使用しており、バックエンド プログラムでコンテナーが作成または拡大される場合に該当することがあります。
構文
UNIX:
ES_ECI_MAX_RESP=value
export ES_ECI_MAX_RESP
Windows:
ES_ECI_MAX_RESP=value
  • 最大値は 16777215 です。
デフォルト
この値が設定されていない場合、TIOA のサイズに 2 を乗算して、最大予想応答サイズが動的に計算されます。
ES_ESM_CMDSEC
CICS 処理がトランザクションの PLT 定義で指定された CMDSEC オプションを受け付けるかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_CMDSEC=value
export ES_ESM_CMDSEC
Windows:
ES_ESM_CMDSEC=value
  • YES - CICS は CMDSEC オプションをオーバーライドし、コマンド セキュリティ チェック ルーチンを常に呼び出して、適切な呼び出しを SAF インターフェイスに発行します。
デフォルト
CICS はトランザクションのリソース定義で定義された CMDSEC オプションを受け付けます。CICS は、トランザクション リソース定義で CMDSEC(YES) が指定されている場合にのみコマンド セキュリティ チェック ルーチンを呼び出します。
ES_ESM_IDPW_CASE
ESM の単一認証に使用するユーザー ID およびパスワードの大文字と小文字の使い分けを強制的に指定します。この環境変数は ES_ESM_IDPW_CASE=xy の形式で使用します。「x」はユーザー ID の大文字と小文字の使い分けを指定するオプションで、「y」はパスワードのオプションです。
構文
UNIX:
ES_ESM_IDPW_CASE=xy
export ES_ESM_IDPW_CASE
Windows:
ES_ESM_IDPW_CASE=xy

x および y の値は次のとおりです。

  • U - 常に大文字。
  • L - 常に小文字。
  • M - 混在 (大文字と小文字を区別)。

デフォルト

従来の動作。

説明

この環境変数が設定されている場合、Enterprise Server では、ユーザーが提供したユーザー ID およびパスワードをそのまま (M)、大文字に変換 (U)、または小文字に変換 (L) して、ユーザーを識別する試行が 1 回だけ行われます。この環境変数が設定されていない場合、Enterprise Server の従来の動作が使用されます。

CICS の従来の動作では、ユーザー ID およびパスワードは、入力されたまま使用されますが、サインオン トランザクションの大文字変換構成によってフィルタリングされることもあります。

ESMAC および IMS の場合、従来の動作では、まず、ユーザー ID とパスワードが入力されたまま使用されます。認証に失敗した場合、ユーザー ID が大文字に変換されて再度使用されます。それでも失敗した場合、ユーザー ID およびパスワードが大文字に変換されて使用されます。

ES_ESM_IDPW_CASE=UM - 大文字に変換されたユーザー ID および入力されたそのままのパスワードで単一認証が試行されます。

ES_ESM_PLTPISEC
PLTPI 処理に対するセキュリティ チェックのレベル。
構文
UNIX:
ES_ESM_PLTPISEC=value
export ES_ESM_PLTPISEC
Windows:
ES_ESM_PLTPISEC=value
  • NONE - PLT 初期化プログラムに対するセキュリティ チェックを行いません。
  • CMDSEC - コマンド セキュリティ チェックのみ CICS に実行させます。
  • RESSEC - リソース セキュリティ チェックのみ CICS に実行させます。
  • ALL - コマンド セキュリティ チェックおよびリソース セキュリティ チェックの両方を CICS に実行させます。

デフォルト

NONE

ES_ESM_PLTPIUSR
CICS 初期化時の PLT プログラムの実行に使用されるユーザー ID。
構文
UNIX:
ES_ESM_PLTPIUSR=userid
export ES_ESM_PLTPIUSR
Windows:
ES_ESM_PLTPIUSR=userid
  • userid - CICS 初期化時に実行される PLT プログラムのセキュリティ チェック用に CICS が使用するユーザー ID。
ES_ESM_RCF
RACF をどのようにコマンド許可に使用するのかを決定します。
構文
UNIX:
ES_ESM_RCF=value
export ES_ESM_RCF
Windows:
ES_ESM_RCF=value
  • A オプション T、C、S を含めます。
  • C RACF を ETO 端末コマンド許可に使用するように指定します。
  • N サインオン、トランザクション、またはコマンド許可が RACF によって実行されないように指定します。
  • S RACF を静的および ETO 端末コマンド許可に使用するように指定します。オプション C を含めます。
  • T RACF をサインオンおよびトランザクション許可に使用するように指定します。
  • Y オプション T および C を含めます。
デフォルト
N
ES_ESM_RESSEC
CICS 処理がトランザクション定義 (PCT) で指定された RLS セキュリティ設定を受け付けるかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_RESSEC=value
export ES_ESM_RESSEC
Windows:
ES_ESM_RESSEC=value
  • ALWAYS - CICS 処理は、トランザクション定義での RLS セキュリティ設定に関係なく、常にリソース レベルのセキュリティ チェックを実行します。
デフォルト
設定しない場合、トランザクションの RLS セキュリティ設定が受け付けられます。つまり、リソース レベルのセキュリティ チェックは、PCT 定義で RLS セキュリティのチェックボックスがマークされている場合にのみ実行されます。
ES_ESM_SECPRFX
セキュリティ クエリを行う際に CICS 処理がリソース名にプレフィックスを付けるかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_SECPRFX=value
export ES_ESM_SECPRFX
Windows:
ES_ESM_SECPRFX=value
  • NO - プレフィックスは使用されません。
  • YES - リソース名の前に CICS リージョン ユーザー ID が付きます。
  • prefix - リソース名のプレフィックスとして使用される文字列。これは 1 から 8 文字の大文字の英数字を指定できますが、英字で始まる必要があります。
デフォルト
NO
ES_ESM_XUSER
CICS 処理が代理ユーザー チェックを実行するかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_XUSER=value
export ES_ESM_XUSER
Windows:
ES_ESM_XUSER=value
  • NO - 代理ユーザー チェックは実行されません。
  • YES - そのようなチェックが許可された場合は必ず、代理ユーザー チェックを実行します。
デフォルト
YES
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
ESMAC カタログ ビューで個々のカタログ エントリを表示する際の行数、またはジョブ リスト ビューの SYSOUT ファイルを表示する際の行数を制限します。
構文
UNIX:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
export ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
Windows:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
  • 表示行数を示す整数。最大数は 99999 です。
デフォルト
10000
ES_EUSA_SIZE
拡張ユーザー記憶領域のサイズを設定します。GETMAIN SHARED コマンドを使用した大規模なメモリ割り当ての設定が可能になります。この変数は MB 単位の数値に設定します。
構文
UNIX:
ES_EUSA_SIZE=number
export ES_EUSA_SIZE
Windows:
ES_EUSA_SIZE=number
  • 拡張ユーザー記憶領域の MB 数。
デフォルト
16 MB
ES_GLM
この変数が設定されたリージョンが Enterprise Server クラスターのグローバル ロック マネージャー (GLM) として識別されます。
構文
UNIX:
ES_GLM=value
export ES_GLM
Windows:
ES_GLM=value
  • この変数には任意の値を設定できます。
デフォルト
この変数が設定されていない場合、そのリージョンはグローバル ロック マネージャー (GLM) ではありません。
ES_GLM_TIMEOUT
接続が永続的に無効になる前に Enterprise Server クラスターのグローバル ロック マネージャー (GLM) へのサブミット要求を再試行できる期間。
  • n 秒。

この変数は、Enterprise Server クラスター内の GLM として指定されたリージョンにのみ適用されます。

構文
UNIX:
ES_GLM_TIMEOUT=seconds
export ES_GLM_TIMEOUT
Windows:
ES_GLM_TIMEOUT=secnds
  • 要求を再試行できる期間 (秒数)。
デフォルト
120 秒。
説明
Enterprise Server クラスター内の GLM として指定されたリージョンにのみ適用されます。
ES_HOSTNAME_TO_USE
Enterprise Server クラスターに複数のネットワーク カードを使用するマシンがある場合、必要に応じて、この変数を使用して MFCS で使用するホスト名を設定します。
構文
UNIX:
ES_HOSTNAME_TO_USE=hostname
export ES_HOSTNAME_TO_USE
Windows:
ES_HOSTNAME_TO_USE=hostname
  • 該当するホスト名。
ES_HSF_CFG
.csv ファイル (cashsf-a.csv または cashsf-b.csv) 内の HSF レコードに含める複数の追加フィールドを構成できます。

構文

Windows:
SET ES_HSF_CFG=cfg-options
UNIX:
ES_HSF_CFG=cfg-options
export ES_HSF_CFG

パラメーター

以下の構文を使用して cfg-options を定義します。
field_name=value;[field_name=value;]...
次の値を使用します。
フィールド名 範囲 デフォルト
CUSTOM 0-5 0
CICSF 0-20 5
TSQ 0-20 5
TDQ 0-20 5
注: フィールドが明示的に設定されていない場合、または指定された値が範囲外の場合は、フィールドのデフォルト値が使用されます。

次に例を示します。ES_HSF_CFG=CUSTOM=2;CICSF=10;TSQ=32 は、2 個のカスタム フィールド、10 個の CICS ファイル フィールド、5 個の TSQ フィールド、および 5 個の TDQ フィールドを生成します。

カスタム フィールドは、ES_WRITE_CUSTOM_HS F ライブラリ ルーチンを使用して書き込まれます。

ES_IMS_BASIC_CHKP_OPT
1 に設定すると、SYNC 呼び出しが発行されたかのように基本チェックポイント呼び出しを処理できます。デフォルトは 0 (ゼロ) です。
ES_IMS_BYPASS_OTMA_DEST_RES
デフォルトでは、OTMA または IMS Connect によってサブミットされたトランザクションから発行された CHNG 呼び出しでは、宛先が OTMA クライアントであると想定します。場合によっては、非 OTMA クライアントを前提とする以前の動作が望ましいこともあります。以前の動作を使用するには、この環境変数を Y に設定します。

値:

  • Y
  • N (デフォルト)

ES_IMS_BYPASS_OTMA_DEST_RES=Y
ES_IMS_CONFIG
IMS TM パラメーター。
ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH
0 (ゼロ) に設定すると、データベース バッファーからディスクへのフラッシュが CLOSE 時にのみ強制されます (デフォルト)。1 に設定すると、データベース バッファーからディスクへのフラッシュが COMMIT 時にのみ強制されます。
ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU
0 (ゼロ) に設定すると、TLOG バッファーからディスクへのフラッシュが COMMIT 時にのみ強制されます (デフォルト)。1 に設定すると、TLOG バッファーからディスクへのフラッシュがすべてのデータベース入出力時に強制されます。
ES_IMS_DEADLOCK_WAIT
デッドロックが発生していないかをチェックするまでの待機時間 (ミリ秒単位)。デフォルトは 1000 (1 秒) です。
ES_IMS_DIAGNOSE
IMS TM を IMSMSGQ 専用の診断モードとしてマークします。

Y に設定すると、トランザクション マネージャー (TM) が診断モード専用になり、アクティビティの重要なポイントがメッセージ キューに書き込まれなくなります。

注意:
ES_IMS_DIAGNOSE を設定するのは、Micro Focus から勧められた場合だけにしてください。
ES_IMS_DOSVS_PCB
EXEC DLI プログラムの DOS/VSE PCB アドレス整列をエミュレートします。
ES_IMS_DUMP_ON_DEADLOCK
デッドロックが検出された際にシステム ダンプを作成します。
ES_IMS_DUMP_ON_TIMEOUT
ロックのタイムアウトが発生した際にシステム ダンプを作成します。
ES_IMS_EXITPATH
セグメント出口、フィールド出口、印刷出口を含むコンパイル済みコードの場所。
ES_IMS_FORCE_SIGNON
現在の端末での IMS へのサインオンおよび他の端末からのサインオフを強制できるようにします。
ES_IMS_GOTO_CICS_ON_SIGNOFF
ログオフまたはタイムアウト時に、IMS サインオン画面に戻る (デフォルトの動作) 代わりに CICS に戻ります。
ES_IMS_IBMPLATFORM
IMS ランタイムのエミュレーションを設定します。有効な値は、M (MVS) または D (DOSVS) です。デフォルト値は M です。
注: 大多数の DOSVS ユーザーの場合も、この変数のデフォルトからの変更が必要となることはほとんどありません。
ES_IMS_IMSID
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS システム ID を指定できるようにします。
ES_IMS_INQY_OTMA
INQY 呼び出しに TPIPE、MBR、SYNC、および MSYNC を返します。
ES_IMS_INQY_UNKNOWN
INQY 呼び出しに返される値。
ES_IMS_IRLM
Internal Resource Lock Manager (IRLM) ロッキングを有効にします。IRLM ロッキングは、メインフレーム IMS データベース DB ロッキングの動作と非常に似ており、データ制約およびデッドロックの可能性を削減します。
ES_IMS_LOCALDLI
非推奨。「IMS データベース ロッキング」を参照してください。1 に設定すると、JES イニシエーターですべての IMS DB 呼び出しを処理するバッチ プログラムの実行が指示され、パフォーマンスが大幅に向上します。実行前に、バッチ プログラムからアクセスされるすべての IMS DB 制御プロセスを停止する必要があります。プログラムが終了するまで、これらのプロセスは JES によって排他的に所有されるようになるためです。
ES_IMS_LOCK_TIMEOUT
IMS DB 制御がロックされたレコードの再試行をタイム アウトまで続ける秒数。有効な値は 0 ~ 65535 です。デフォルトは 30 秒、値 0 は無限の待ち時間を示します。
ES_IMS_LOCK_RETRY_DELAY
IMS DB ロック再試行遅延 (ミリ秒単位)。
ES_IMS_LTERM_PREFIX
ES_IMS_SINGLE 環境変数が N に設定されている場合にデフォルト (OTMA) の代わりに使用する 1 から 4 文字の LTERM プレフィックスを指定します。OTMA に代わるプレフィックスを使用することで名前の競合を制御できます。

構文

ES_IMS_LTERM_PREFIX=1to4charprefix

最大 4 文字まで使用できます。Enterprise Server では、LTERM プールを 9999 から 999999 まで拡張できるように、指定した値が 8 文字まで数字の桁で埋められます。プール サイズは、指定したプレフィックスで使用されている文字数で決まります。たとえば、4 文字のプレフィックスでは、LTERM プール サイズは 9999 になり、3 文字のプレフィックスでは、99999 になります。

デフォルト

OTMA

注: この環境変数のデフォルト設定は、LTERMS が OTMA クライアントにのみ適用されることを示します。ただし、これは実際と異なります。LTERMS は、2 番目以降の 3270 ユーザー接続にも適用できます。
ES_IMS_LU_LTERM
MFS システムによって返される LTERM リテラルの値を指定します。有効な値は、Y (LU 名を返す場合) または N (ユーザー ID を返す場合) です。
ES_IMS_MESGQ
IMS TM メッセージ キューの構成を設定します。ES_IMS_MESGQ 環境変数は、Enterprise Server で自動で生成されて設定される予約された変数です。
制約事項: この変数を手動で設定するのは、Micro FocusSupportLine から勧められたときだけにしてください。
ES_IMS_MESGQ=[ds-file-name];max-blocks;buffer-count;start-control;[cushion-size]
ds-file-name
デフォルトの IMSMESGQ.dat の代わりに使用するデータ ストア ファイル。
max-blocks
データ ストア サイズの制限。64K のブロックの数で指定します。デフォルトは 4 です。
buffer-count
割り当てる 64K のバッファーの数。デフォルトは 2 です。
start-control
起動時の動作を設定するフラグ。
Y リソース定義のコールド スタート。これがデフォルト値です。
S 統計およびリソース状態情報のコールド スタート。
Q データ ストアのコールド スタート (システムのコールド スタート)。
cushion-size
領域が不足した際に適切に対処できるように予約しておくクッションのサイズ。0 から 255 の数値を指定します。指定した数値の 32 倍の領域が max-blocks から緊急時用に確保されます。デフォルトは 4 (実際の値は 128) です。
ES_IMS_OPEN_TIMEOUT
別のタスクで使用されているデータベース ファイルを開けるようになるまで待機する時間を秒単位で定義します。デフォルトは 30 秒です。
ES_IMS_OTMA_DEST
出力先として、出力先の名前、キーワード NONOTMA、および LU タイプ (LU1 または LU3) をカンマで区切ってそれぞれ指定します。各出力先の定義はセミコロンで区切ります。
IMS_OTMA_DEST=printerName,NONOTMA,LUtype[;...]
ES_IMS_PATH
コンパイル済み COBOL アプリケーションの場所。
ES_IMS_PLI_INDIRECT_PCBADDR

PL/I プログラムで PCB アドレス リストを直接アドレス指定から間接アドレス指定に変換するかどうかを指定します。この変数は次のいずれかの値に設定します。

D
メイン プログラムが PL/I プログラムである場合に、PCB アドレスが直接アドレス指定から間接アドレス指定に変換されます。
Y
PSB 言語が PL/I に設定されている限り、アドレスは常に直接アドレス指定から間接アドレス指定に変換されます。
N
アドレスは直接アドレス指定から間接アドレス指定に変換されません。

デフォルトは D (動的) です。

ES_IMS_RELEASE
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS リリースを指定できるようにします。
ES_IMS_REGION
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS リージョンを指定できるようにします。
ES_IMS_ROLLBACK
自動バックワード回復を有効にします。デフォルトで有効になっています。
ES_IMS_ROLLFORWARD
フォワード回復ログ処理を有効または無効にします。有効な値は、Y (有効化) または N (無効化) です。デフォルトは N です。
ES_IMS_SINGLE
単一のユーザーが複数の LU に同時にサインオンできるようにするかどうかを指定します。

Y
マルチ サインオン機能を無効にします。
N
マルチ サインオン機能を有効にします。

ES_IMS_SINGLE が N に設定されている場合に、ユーザーが別の LU で現在アクティブになっているサインオンを使用して LU にサインオンしようとすると、IMS Transaction Manager (TM) によって、ES_IMS_LTERM_PREFIX 設定の後に数値を続けて (合計 8 文字) 作成された名前を使用して (詳細については、本トピックの「IMS_LTERM_PREFIX」を参照)、一時 LTERM がユーザーおよび LU に割り当てられます。一時 LTERM は、ユーザーによって制御される他の LU でのアクティビティに関係なく、ユーザーおよび LU の宛先となります。一時 LTERM によって提供される LU からユーザーが切断すると、LTERM は再利用できるように一時プールに戻されます。

また、ES_IMS_SINGLE が N に設定されている場合、/dis USER all を実行すると、すべてのアクティブな接続を示すユーザーごとのサブリストが返されます。これらの接続は、セッションを通じて維持され、ウォーム スタート時に動的に再作成されます。

デフォルト

Y

注: ES_IMS_SINGLE の使用に関連する KEYPOINT アクティビティはありません。
ES_IMS_SPARSE_EXIT_LANG
IMS DB 2 次索引のスパース ルーチンの言語を示します。
  • C (COBOL)
  • A (アセンブラー)
デフォルトでは、この変数は設定されていません (スパース出口は無効になっています)。
ES_IMS_SUPPORT
IMS サポートを有効にします。
ES_IMS_TLOG_COMPRESS
0 (ゼロ) に設定すると、バックワード回復 TLOG ファイルの圧縮が無効になります。圧縮されない場合、このファイルにはデータベースの回復に必要な情報のみが含まれます。デフォルトは有効です。
注: 有効な場合、Enterprise Server は情報が古くなった際にファイル内のスペースを解放します。
ES_IMS_TLOG_FLUSH
1 に設定すると、TLOG およびデータベース バッファーからディスクへの頻繁なフラッシュが強制されます。
警告: データベース更新の回数、コミットの頻度、その他のコンピューター活動によっては、ES_IMS_TLOG_FLUSH を使用するとパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
注: この環境変数は非推奨です。TLOG バッファーをフラッシュするには ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU を、データベース バッファーをフラッシュするには ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH を使用してください。
ES_IMS_TLOG_MAXSIZE
IMS DB トランザクション ロギング ファイルの最大サイズ (バイト単位)。デフォルトは 4 GB または h"FFF00000" です。
ES_IMS_TLOG_PATH
IMS DB トランザクション ロギング ファイルの場所。デフォルトは Enterprise Server システム ディレクトリです。
注: ログ ファイルは、作成した後、移動はできますが名前の変更はできません。データベースを回復する前に、すべてのログ ファイルを ES_IMS_TLOG_PATH で指定したディレクトリに入れる必要があります。
ES_IMS_TLOG_THRESHOLD
IMS DB トランザクション ロギング ファイルのしきい値サイズ。このサイズに達すると、現在の TLOG ファイルが閉じて、新しい TLOG ファイルが後続のトランザクション用に作成されます。デフォルトは 2 GB または h"7FFFFFFF" です。
ES_IMSCFG
IMS 構成ファイル IMSCONFG.DAT の場所。
ES_IMSDAT
IMS DB データ ファイルの場所。
ES_IMSLIB
DBDGEN2.DATDBDGEN2F.DAT、および PSBGEN3.DAT ファイルの場所。
ES_INQFILE_RETURN
Modifies EXEC CICS INQUIRE FILE behavior for catalogued files.

Syntax

Windows:
set ES_INQFILE_RETURN=value
UNIX:
ES_INQFILE_RETURN=value
export ES_INQFILE_RETURN

Parameters

  • DSN - the DSN is returned. For an alternate file the BASEDSNAME will be the DSNAME of the BASE file.
  • PCN - the PC name of the file (truncated to 44 characters) is returned if the file is open, or if FCT fixup has been performed. Otherwise the dataset name is returned.

Default

PCN

ES_JESYSMSG_OUTPUT
システム メッセージ スプール ファイル (JESYSMSG) のステータスが、Out Hold ではなく Output に設定されます。

構文

Windows:
SET ES_JESYSMSG_OUTPUT==Y|N
UNIX:
ES_JESYSMSG_OUTPUT==Y|N}
export ES_JESYSMSG_OUTPUT

  • Y すべてのジョブ メッセージのステータスが Output になります。ただし、物理的または論理的に実際に出力されるのは、ジョブの MSGCLASS がアクティブなプリンターに対して定義されたいずれかの sysout クラスに一致する場合のみです。
  • N メッセージが Out Hold に設定されます。

デフォルト

デフォルトは N です。

ES_JES_BYTES
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大バイト数。
ES_JES_CARDS
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大カード数。
ES_JES_DISABLE_RESTART_FLUSH
リージョンの再起動時にリージョンのジョブをアクティブ キューから出力保留キューに移動するかどうかを示します。
ES_JES_FREE_SSTM_SYSOUT
Y に設定すると、SSTM エンタープライズ サーバーで CICS スプール データセットを処理する際に使用されるメモリの量が少なくなります。
ES_JES_LEVEL
[JES Control] ページのデフォルトの JCL タイプを設定します。
構文
UNIX:
ES_JES_LEVEL=type
export ES_JES_LEVEL
Windows:
ES_JES_LEVEL=type
type はデフォルトの JCL タイプで、次のいずれかです。
  • VSE
  • JES2
  • JES3
デフォルト
JES2
ES_JES_LINES
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大行数。
ES_JES_OUTLIM
ユーザー出口を呼び出し、グローバル制限を処理して、ジョブをキャンセルする前に、特定のデータセットに出力する最大行数。
ES_JES_PAGES
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大ページ数。
ES_JES_PARM_INIT_LOW
Y に設定すると、JCL によって実行されるプログラムに渡されるパラメーター ストリングが LOW-VALUE に初期化されます。デフォルトは N で、この場合はスペースに初期化されます。
ES_JES_RESTART
JCL 再起動処理を有効にします。
構文
UNIX:
ES_JES_RESTART=value
export ES_JES_RESTART
Windows:
ES_JES_RESTART=value
  • Y|y 再起動処理を有効にします。
デフォルト
デフォルトでは、JCL 再起動処理は有効ではありません。
ES_JES_SPOOL_ORDER
ESMAC を初めて開いた際のスプール リストの表示順序。
構文
UNIX:
ES_JES_SPOOL_ORDER=value
export ES_JES_SPOOL_ORDER
Windows:
ES_JES_SPOOL_ORDER=value
  • 1 - JOBID の降順でリストを表示します。それ以外の値を指定すると、昇順に表示されます。

デフォルト
デフォルトでは、リストは JOBID の昇順で表示されます。
ES_LE370_SUPPORT
CICS アプリケーションにおける Language Environment (LE) のサポートを有効にします。
構文
UNIX:
ES_LE370_SUPPORT=value
export ES_LE370_SUPPORT
Windows:
ES_LE370_SUPPORT=value
  • Y|y LE サポートを有効にします。
デフォルト
デフォルトでは、LE サポートは有効ではありません。
ES_LEGACY_ECI
Enterprise Server が IBM CTG の代わりに Micro Focus ECI を使用する必要があることを示します。
構文
UNIX:
ES_LEGACY_ECI=value
export ES_LEGACY_ECI
Windows:
ES_LEGACY_ECI=value
  • Y|y Micro Focus ECI が使用されます。
デフォルト
デフォルトでは、IBM CTG が使用されます。
ES_MAX_CATALOG_LINES
ESMAC カタログ ビューに表示されるエントリの数を制限します。
構文
UNIX:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
export ES_MAX_CATALOG_LINES
Windows:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
  • number 表示する行数。最大は 99999 です。
デフォルト
デフォルトは 5000 です。
ES_MEM_STRATEGY
サポートされるメモリ プロセスのタイプを選択します。
注: メモリ ストラテジは memory_strategy ランタイム チューナーによって設定することもできます。
ES_MFASM_SUPPORT
Enables Assembler support when running CICS server regions.
構文
UNIX:
ES_MFASM_SUPPORT=value
export ES_MFASM_SUPPORT
Windows:
ES_MFASM_SUPPORT=value
  • Y|y

    CICS サーバー リージョンでアセンブラーがサポートされます。

  • N|n

    CICS サーバー リージョンでアセンブラーがサポートされません。

デフォルト
デフォルトでは、アセンブラー サポートは有効ではありません。
ES_MFSLIB
MFS 生成プログラムによって生成される制御ブロックの場所。
構文
UNIX:
ES_MFSLIB=pathname
export ES_MFSLIB
Windows:
ES_MFSLIB=pathname
  • pathname MFS ディレクトリのパス。
デフォルト
product_install_dir/etc/ims
ES_MOD3650
IMS への正常なサインオン後に表示されるデフォルトの MOD ファイル。ES_DFS3650 を参照してください。
構文
UNIX:
ES_MOD3650=filename
export ES_MOD3650
Windows:
ES_MOD3650=filename
  • filename - MOD ファイルの名前。
ES_MQ_1PC
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
IBM WebSphere MQ スイッチ モジュール ESMQXA が 1 フェーズ コミット モードで動作する必要があるかどうかを示します。この環境変数を手動で設定するのは、Micro Focus から勧められた場合のみとしてください。

構文

Windows:
SET ES_MQ_1PC=value
UNIX:
ES_MQ_1PC=value
export ES_MQ_1PC

  • Y|y|T - ESMQXA は 1 フェーズ コミット モードで動作します。

デフォルト

デフォルトでは、ESMQXA は 1 フェーズ コミット モードで動作しません。

ES_MQ_LIB
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
IBM WebSphere MQ クライアントまたはサーバー ライブラリのパスを含むフル ネーム。これは、MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。

構文

Windows:
SET ES_MQ_LIB= fully_qualified_library
UNIX:
ES_MQ_LIB= fully_qualified_library
export ES_MQ_LIB

  • fully_qualified_library - 完全修飾ライブラリ名。

デフォルト

デフォルトでは、ES はプラットフォームのデフォルトの場所でライブラリを見つけようとします。

重要: AIX 環境では、ライブラリは共有オブジェクト内部のオブジェクトです。次に例を示します。
ES_MQ_LIB="/usr/mqm/lib64/libmqmxa64.a(libmqm64.o)"
ES_MQ_LIB_T
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
IBM WebSphere MQ クライアントまたはサーバー ライブラリのパスを含むフル ネーム (スレッド環境の場合)。これは、MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。

構文

UNIX:
ES_MQ_LIB_T= fully_qualified_library
export ES_MQ_LIB_T
Windows:
SET ES_MQ_LIB_T= fully_qualified_library

  • fully_qualified_library - 完全修飾スレッド ライブラリ名。

デフォルト

デフォルトでは、ES はプラットフォームのデフォルトの場所でスレッド ライブラリを見つけようとします。

ES_MQ_LIB_XA
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
IBM WebSphere MQ XA ライブラリのパスを含むフル ネーム。これは、MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。

構文

UNIX:
ES_MQ_LIB_XA= fully_qualified_library
export ES_MQ_LIB_XA
Windows:
SET ES_MQ_LIB_XA= fully_qualified_library

  • fully_qualified_library - 完全修飾ライブラリ名。

デフォルト

デフォルトでは、ES はプラットフォームのデフォルトの場所でライブラリを見つけようとします。

重要: AIX 環境では、ライブラリは共有オブジェクト内部のオブジェクトです。次に例を示します。
ES_MQ_LIB="/usr/mqm/lib64/libmqmxa64.a(libmqm64.o)"
ES_MQ_LIB_XA_T
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
IBM WebSphere MQ XA ライブラリのパスを含むフル ネーム (スレッド環境の場合)。これは、MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。

構文

UNIX:
ES_MQ_LIB_XA_T= fully_qualified_library
export ES_MQ_LIB_XA_T
Windows:
SET ES_MQ_LIB_XA_T= fully_qualified_library

  • fully_qualified_library - 完全修飾スレッド ライブラリ名。

デフォルト

デフォルトでは、ES はプラットフォームのデフォルトの場所でスレッド ライブラリを見つけようとします。

ES_MQ_LISTENER (非推奨)
1 つまたは複数の WebSphere MQ リスナーを定義します。
注: ES_MQ_LISTENER は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに MFDS 構成を使用することをお勧めします。

構文

UNIX:
ES_MQ_LISTENER={QueueManagerName,QueueName,ListenerName}
[,QueueManagerName,QueueName,ListenerName}...
export ES_MQ_LISTENER
Windows:
SET ES_MQ_LISTENER={QueueManagerName,QueueName,ListenerName}
[,QueueManagerName,QueueName,ListenerName}...

QueueManagerName,QueueName,ListenerName - 定義されるリスナーの特性。

デフォルト

デフォルトでは、WebSphere MQ リスナーは定義されません。

ES_MQ_XA
2 フェーズ コミット XA スイッチ モジュールに使用する XA 構造のタイプ。

構文

UNIX:
ES_MQ_XA=value
export ES_MQ_XA
Windows:
SET ES_MQ_XA=value
  • D:動的 XA 構造を使用します。
  • S:静的 XA 構造を使用します。

デフォルト

デフォルトでは、動的 XA 構造が使用されます。

ES_OLD_DYN_PDS
動的 PDS メンバーが JCL DD 文で指定されている場合の動作を指定します。

Y 以前のデフォルトの動作を有効にします。JCL DD ステートメントで参照されている場合に、動的 PDS の物理ファイルがカタログ化および作成されます。

N JCL ユーティリティまたはユーザー プログラムを使用して作成されている場合にのみ、動的 PDS メンバーの物理ファイルが作成およびカタログ化されます。

デフォルト

デフォルト値は、N です。

ES_OLD_SEC_TSTD
セキュリティ リポジトリで宣言されていない TS または TD キューに対してセキュリティが施行されるのを防止します。
構文
UNIX:
ES_OLD_SEC_TSTD=value
export ES_OLD_SEC_TSTD
Windows:
SET ES_OLD_SEC_TSTD=value
  • 任意の値。
デフォルト
デフォルトではセキュリティ リポジトリで宣言されていない TS または TD キューに対してセキュリティが施行されます。
ES_OTMA_TIMEOUT
OTMA クライアントが応答を待つ秒数。デフォルト値は 120 です。
構文
UNIX:
ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
export ES_OTMA_TIMEOUT
Windows:
SET ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
  • seconds - 待機する秒数。最大は 43199 です。
デフォルト
120 秒。
ES_PL1_MFFH
Micro Focus ファイル ハンドラーですべての Open PL/I I/O 操作を実行できるようにします。デフォルト値は「Y」です。「N」に設定した場合は、すべての I/O が旧式の Liant ファイル ハンドラーにルーティングされます。

構文

Windows:
ES_PL1_MFFH=Y|N
UNIX:
ES_PL1_MFFH=Y|N
export ES_PL1_MFFH

Y Micro Focus ファイル ハンドラーを使用して、すべての Open PL/I I/O 操作が実行されます。

N すべての I/O が旧式の Liant ファイル ハンドラーにルーティングされます。

デフォルト

デフォルト値は、Y です。

ES_PL1_MFFH_JCL
JCL データ定義にアクセスする Open PL/I プログラムを実行できるようにします。

構文

Windows:
ES_PL1_MFFH_JCL=Y|N
UNIX:
ES_PL1_MFFH_JCL=Y|N
export ES_PL1_MFFH_JCL

Y JCL データ定義にアクセスする Open PL/I プログラムを実行できます。

N Open PL/I プログラムから JCL データ定義にアクセスできません。

デフォルト

デフォルト値は、N です。

ES_PLI_SUPPORT
PL/I ユーザー プログラム用のサブシステム サポートをロードする必要があることを CICS Emulation に伝えます。

構文

UNIX:
ES_PLI_SUPPORT=value
export ES_PLI_SUPPORT
Windows:
ES_PLI_SUPPORT=value

  • Y|y - PL/I サポートが有効になります。

デフォルト

PL/I サポートは有効ではありません。

ES_PROG_PATH
ES_PROG_PATH=Y を設定すると、JESYSMSG および SYSLOG のデータセットにプログラムのロード パスが表示されます。
注: これはネイティブのエンタープライズ サーバー リージョンにのみ適用されます。
ES_RLS_FILE_SUPPORT
あるプログラムが更新目的で読み取りを行っているためにレコードがロックされている際に、他のプログラムがそのレコードにアクセスできないようにする必要がある場合は、この環境変数を設定して、ロックを保持しているプログラムが完了するまで無効なレコードが返されるのを防止できます。ファイル共有のタイムアウトも、ファイル共有構成ファイルで /t 0 を使用して 0 に設定する必要があります。

構文

UNIX:
ES_RLS_FILE_SUPPORT=value
export ES_RLS_FILE_SUPPORT
Windows:
SET ES_RLS_FILE_SUPPORT=value

  • Y|y - レコードが別のプロセスによってロックされている場合に無効なレコードが返されないようにします。

デフォルト

RLS ファイル サポートはオフです。

ES_SAM_ESDS
この変数が Y に設定されている場合、VSE で再利用可能な ESDS ファイルの OUTPUT を開いた際に、DLBL 文で DISP が指定されていなければファイルがリセットされます。
ES_SEP_DORMANT_TIME
一時 SEP 休止時間のオーバーライドを許可します。ステートフル要求の完了時に一時 SEP を自動的に終了するのではなく、サーバー マネージャーで、終了をスケジュールするまでのアイドル時間を使用可能にします。これにより、新しい要求で、新しいインスタンスを起動するのではなく、SEP を再利用できるようになります。この環境変数によって、アイドル時間を制御できます。

構文

UNIX:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds
export ES_SEP_DORMANT_TIME
Windows:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds

  • seconds アイドル時間の秒数。

デフォルト

2 秒間のアイドル時間が経過すると、一時 SEP は終了します。

ES_SERVER
デフォルトのサーバー名 (casstart または casstop で -r スイッチを指定していない場合に使用されます)。

構文

UNIX:
ES_SERVER=name
export ES_SERVER
Windows:
ES_SERVER=name

  • name サーバー名。

デフォルト

ESDEMO/ESDEMO64

ES_SSTM_CICS
SSTM CICS 環境の初期化に使用される JCL の場所。
ES_SSTM_IMS
SSTM IMS 環境の初期化に使用される JCL の場所。
ES_SSTM_JOB_FLUSH_ACTIVE
この変数は、デフォルトでは N に設定されています。Y に設定すると、リージョンのシャットダウン時に CICS SSTM ジョブがアクティブ キューから削除されます。
ES_SURROGATE_JOB_USER
CICS から内部読み取りプログラムを通じて処理するジョブをサブミットする際にユーザー ID をジョブに関連付けます。

構文

UNIX:
ES_SURROGATE_JOB_USER=value
export ES_SURROGATE_JOB_USER
Windows:
ES_SURROGATE_JOB_USER=value

任意の値 - ES リージョンを起動したユーザー ID がジョブ サブミッションで使用されます。

デフォルト

デフォルトでは、CICS デフォルト ユーザーの CICSUSER (または、ES_USR_DFLT_CICS によって指定されたユーザー ID) がジョブ サブミッションで使用されます。

ES_SYSOUT_HOLD
SYSOUT ファイルのステータスが Out Hold に設定されます。
ES_TMC_AGGREGATE
IMS TM データ ストアのパフォーマンス環境を制御します。詳細については、「環境変数:アルファベット順」の ES_TMC_AGGREGATE を参照してください。

構文

UNIX:
ES_TMC_AGGREGATE={[,N|,D]|nnn,Y}
export ES_TMC_AGGREGATE
Windows:
SET ES_TMC_AGGREGATE={[,N|,D]|nnn,Y}

,N
Sets the default behavior, which is to unilaterally flush operating system buffers to your physical disk at each key transactional point. While this does not change the method used by default at startup, it does enable dynamic modification via ESMAC. Once set, you can then test the effect of various non-default settings by altering them dynamically.
,D
Disables the transactional flushing of operating system buffers to disk. This option can significantly enhance message queue performance; however it is at the expense of the transactional integrity of the message queue in the event of a system failure.
注: To avoid unpredictable results when using this setting, we highly recommend that you also set the static options as follows on the Administration Server > Properties > MSS > IMS > TM > General tab:
  • Set Cold start to Everything (queue)
  • Check Persist

See Server Instance Properties: MSS IMS TM General for details.

nnn,Y
Enables the aggregated transactional flushing of operating system buffers to disk where nnn represents an interval of time, in milliseconds, during which additional buffers are allowed to accumulate before flushing. Valid values are 0 through 255.

Once a thread reaches a key transactional point and requests a flush, TM waits the specified interval to accumulate subsequent threads that also request a flush. At the end of the interval, one flush is performed for all accumulated requests thus potentially improving performance by reducing the number of flush commands issued to the operating system.

注:
  • Threads requesting a flush wait until the flush is confirmed.
  • Generally, when the message queue resides on a higher performance I/O subsystem such as one using SSDs, a smaller value, e.g. 1 or 2, produces the best results. A value of 10 or higher seldom improves performance.

デフォルト

,N

ES_TN3270_FORCE_ALT
TN3270 端末エミュレーターの使用時にデフォルト以外の画面サイズを使用できるようにします。

構文

UNIX:
ES_TN2370_FORCE_ALT=value
export ES_TN2370_FORCE_ALT
Windows:
SET ES_TN2370_FORCE_ALT=value

  • 任意の値

デフォルト

デフォルトの画面サイズが使用されます。

ES_TN3270_MODEL_LOG
Writes the TN3270 emulator's model name to a temporary storage queue named TN32MODL that can be viewed using the CEBR transaction.

Syntax

UNIX:
ES_TN3270_MODEL_LOG=value
export ES_TN3270_MODEL_LOG
Windows:
SET ES_TN3270_MODEL_LOG=value

Values

  • Y|y - Model names are written to TSQ TN32MODL.

Default

Model names are not logged.

ES_TEST_TRANCLASS
トランザクション クラスのサポートを有効にします。

構文

ES_TEST_TRANCLASS={Y|N}

Y トランザクション クラスのサポートを有効にします。
N トランザクション クラスのサポートを有効にしません。

デフォルト

デフォルトは N で、トランザクション クラスのサポートはありません。

ES_TRANCLASS_CWI
CICS Web サービスで、TRANCLASS が有効なリージョンにおける Web 要求の優先順位付けおよび制限を有効にします。

構文

ES_TRANCLASS_CWI={TCPIPSERVICE|URIMAP}

TCPIPSERVICE TCPIPSERVICE トランザクションの優先順位付けおよび制限を行います。
URIMAP URIMAP トランザクションの優先順位付けおよび制限を行います。

デフォルト

TCPIPSERVICE

ES_TRX3650
IMS への正常なサインオン後に実行するデフォルトのトランザクション。ES_DFS3650 を参照してください。

構文

UNIX:
ES_TRX3650=transaction
export ES_TRX3650
Windows:
SET ES_TRX3650=transaction

  • transaction 実行するデフォルトのトランザクション。
ES_USR_DFLT_CICS
CICS 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_CICS=user
export ES_USR_DFLT_CICS
Windows:
SET ES_USR_DFLT_CICS=user

  • user - デフォルトのユーザー名。

デフォルト

CICSUSER

ES_USR_DFLT_ESMAC
ESMAC 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_ESMAC=user
export ES_USR_DFLT_ESMAC
Windows:
SET ES_USR_DFLT_ESMAC=user

  • user - デフォルトのユーザー名。

デフォルト

mfuser

ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
サーバーのセキュリティを強化するためにデフォルトの ESMAC ユーザーを無効にできます。ログオン画面の [DEFAULT] ボタンが無効になり、有効なユーザー ID およびパスワードの入力が常に求められるようになります。

構文

UNIX:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value
export ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
Windows:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value

  • Y|y - デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になります。

デフォルト

デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になりません。

ES_USR_DFLT_IMS
IMS 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_IMS=user
export ES_USR_DFLT_IMS
Windows:
SET ES_USR_DFLT_IMS=user

  • user - デフォルトをオーバーライドするユーザー名。

デフォルト

IMSUSER

ES_USR_DFLT_JES
JES 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_JES=user
export ES_USR_DFLT_JES
Windows:
SET ES_USR_DFLT_JES=user

  • user デフォルトのユーザー名。

デフォルト

JESUSER

ES_XA_ABEND
Oracle スイッチによる xa-start で重大なエラーが返された場合にバッチ以外の SEP を再利用します。

構文

ES_XA_ABEND=RECYCLE

デフォルト

なし

ES_XA_LOG_SUPPRESS
in-doubt XA トランザクションの XA ロギングおよび回復を抑制します。

構文

UNIX:
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value
export ES_XA_LOG_SUPPRESS
Windows:
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value

  • Y|y - XA ロギングは抑制されます。

デフォルト

デフォルトでは、値は指定されておらず、XA ロギングは抑制されません。

ES_XA_RECONNECT

This variable is used by the CRCN transaction to determine the frequency in which the enabled resource managers are checked for an available connection. Set the variable to a value that represents the delay, in seconds, between two monitoring sessions.

Syntax

UNIX:
ES_XA_RECONNECT=<interval>
export ES_XA_RECONNECT
Windows:
SET ES_XA_RECONNECT=<interval>

Values

  • <interval> - the duration, in seconds, between checks for an available connection by the CRCN transaction.

Default

No value is set and the XA reconnect feature is not enabled.

ES_EZASOKET_SUPPORT (非推奨)
EZASOKET サポートをオンにします。
注: ES_EZASOKET_SUPPORT は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに、Enterprise Server Administration を使用して EZASOKET を構成することをお勧めします。

構文

UNIX:
ES_EZASOKET_SUPPORT=value
export ES_EZASOKET_SUPPORT
Windows:
SET ES_EZASOKET_SUPPORT=value

  • Y|y - EZASOKET サポートが有効になります。

デフォルト

デフォルトでは値は設定されておらず、EZASOKET サポートは有効になりません。

EXTFH
呼び出し可能ファイル ハンドラーの構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET EXTFH=filename.cfg
UNIX:
EXTFH=filename.cfg
export EXTFH

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前。

Windows:
SET EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg
UNIX:
EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg
export EXTFH

F

FHREDIR
Fileshare クライアントに使用させる構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET FHREDIR=filename.cfg
UNIX:
FHREDIR=filename.cfg
export FHREDIR

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前。

Windows:
SET FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg
UNIX:
FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg
export FHREDIR
FS

Fileshare Server に使用させる構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET FS=filename.cfg
UNIX:
FS=filename.cfg
export FS

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前。

Windows:
SET FS=myconfig.cfg
UNIX:
FS=myconfig.cfg
export FS
FSCOMMS
Fileshare システムがシングル ユーザー モードで実行されることを指定します。

構文

Windows:
SET FSCOMMS="\$local"
UNIX:
FSCOMMS="\$local"
export FSCOMMS

パラメーター

"\$local" Fileshare システムをシングル ユーザー モードで実行します。

G

GDG_RESTART_UCC11_ONLY
GDG 再起動情報を書き込む状況を指定します。

構文

Windows:
SET GDG_RESTART_UCC11_ONLY=Y|N
UNIX:
SET GDG_RESTART_UCC11_ONLY=Y|N
export GDG_RESTART_UCC11_ONLY
パラメーター
Y
ES_JES_RESTART=Y が設定され、MF_UCC11 が Y、YA、または M に設定されている場合のみ、GDG 再始動情報を書き込みます。これはデフォルトの設定です。
N
MF_UCC11=N が設定されているか MF_UCC11 が設定されていない場合も、GDG 再起動情報を書き込みます (ES_JES_RESTART=Y は設定されている必要があります)。

H

HCOBND (非推奨)
DB2 外部コンパイラー モジュール (ECM) で生成されるバインド ファイルに使用するディレクトリを指定します。
注: HCOBND は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに BIND または BINDDIR コンパイラ指令オプションのいずれかを使用することをお勧めします。

構文

Windows:
SET HCOBND=pathname
Windows:
HCOBND=pathname
export HCOBND

パラメーター

pathname バインド ファイルを格納するために DB2 ECM で使用するディレクトリ。

Windows:
SET HCOBND=d:\mydir\binds
UNIX:
SET HCOBND=/mydir/binds
export HCOBND

説明

DB2 ECM は、この環境変数が設定解除されるか、または別のディレクトリが再設定されるまでは指定されたディレクトリを使用します。DB2 コンパイラの指令オプション BIND はこの環境変数をオーバーライドします。

I

ICONN1
IMS Connect エミュレーターのクライアント TCP 接続ステータスを制御します。
IMSCPY
DBDGEN、PSBGEN、および MFSGEN ユーティリティのコピーブック ファイルの場所。
ISPPROF
ISPF ダイアログ プロファイルの場所。

J

JAVA_HOME
JDK の場所を指定します。

L

LANG
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
ロケールを指定します。

構文

LANG=language[_territory[.codepage]]
export LANG
パラメーター
  • language プログラムを実行する際の言語。
  • _ (下線) language および territory の区切り文字 (territory を指定する場合)。
  • territory プログラムを実行する国。
  • . (ピリオド) territory および codepage の区切り文字 (codepage を指定する場合)。
  • codepage プログラムに使用する文字セット。

LANG=fr_FR
export LANG
LD_LIBRARY_PATH
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

UNIX システム、cob コマンド、およびランタイム システムで共有ライブラリと呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。デフォルト以外のディレクトリに製品がインストールされている場合は、すべてのプラットフォーム (LIBPATH を使用する AIX を除く) で $COBDIR/lib を含めるようにこの変数を設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリもこのパスに含まれている必要があります。デフォルトのディレクトリ (/opt/microfocus/EnterpriseDeveloper) に製品がインストールされている場合は、この変数を設定する必要はありません。

構文

LD_LIBRARY_PATH=pathname[:pathname]...
export LD_LIBRARY_PATH
パラメーター

pathname 1 つのパス、または コロン (:) で区切られた複数のパスのリスト。

説明

指定するディレクトリの 1 つとして、$COBDIR/lib も指定してください。COBDIR 環境変数に関しては、これ以前で説明しています。

この環境変数は、システムの環境変数です。詳細については、ご使用の UNIX オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。

LD_LIBRARY_PATH=$COBDIR/lib:/home/mydir/myapp:$LD_LIBRARY_PATH
export LD_LIBRARY_PATH
LIB
DB2 LIB ディレクトリの場所。
LIBLIST
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
Micro Focus 用に予約されています。Micro Focus テクニカル サポートから指示があった場合にのみ使用してください。
LIBPATH
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
UNIX システム、Cob、およびランタイム システムで共有ライブラリと呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。この変数は、AIX ベースのシステムでのみ使用できます。デフォルト以外のディレクトリに製品がインストールされている場合は、$COBDIR/lib を含めるようにこの変数を設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリもこのパスに含まれている必要があります。デフォルトのディレクトリ (/opt/microfocus/EnterpriseDeveloper) に製品がインストールされている場合は、この変数を設定する必要はありません。

構文

LIBPATH=pathname[:pathname]...
export LIBPATH

パラメーター

pathname 共有ライブラリを検索するディレクトリ。

LIBPATH=$COBDIR/lib:/lib:/usr/lib
LINES
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
端末の画面またはウィンドウの深さを指定します。この値は、指定されている端末のデフォルト値をオーバーライドします。

構文

LINES=n
export LINES

パラメーター

n 端末の画面またはウィンドウの深さを行数で指定します。

説明

LINES が設定されていないか null である場合は、指定された端末の terminfo エントリに定義されている lines 値がデフォルトで使用されます。また、X ウィンドウを使用している場合には、現在の端末ウィンドウの深さが使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数 TERM で指定されます。

ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、LINES の値を設定する必要はありません。

ウィンドウを使用する環境では、ウィンドウ サイズを変更できます。この場合、terminfo の lines 値よりもウィンドウの初期サイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが初期サイズよりも大きい場合は、超過した行が使用されないことがあります。

ウィンドウの深さを最大まで使用するには、プラットフォームによっては、LINES をウィンドウの現在の深さに設定する必要がある場合があります。

実際のウィンドウの深さと合わない LINES の値を使用すると、予期しない結果になります。

LINES=50
export LINES

M

MAINFRAME_FLOATING_POINT
浮動小数点データ項目に使用する形式を指定します。使用可能な形式は IBM 16 進数および IEEE です。

構文

Windows:
SET MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
UNIX:
MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
export MAINFRAME_FLOATING_POINT

パラメーター

fpstatus 浮動小数点データ項目に使用する形式。次のどちらかです。

  • true IBM 16 進形式の浮動小数点データ項目を使用することを指定します。
  • false IEEE 形式の浮動小数点データ項目を使用することを指定します。

MAINFRAME_FLOATING_POINT を true 以外に設定した場合は、false に設定した場合と同じことになります。

この環境変数の設定は、NATIVE-FLOATING-POINT 指令によってオーバーライドできます。

MF_ALIAS
プログラム エイリアスを指定します。各セット (ペア) の長さは 16 文字です (プログラム名に 8 文字、エイリアスに 8 文字)。最大 10 個のペアを指定できます。このリストは最初に検索されるため、組み込みリストをオーバーライドする可能性があります。見つからない場合は、組み込みエイリアス テーブルが検索されます。
MF_AMODE31ONLY
すべてのプログラムが AMODE(31) であることを示します。
MFCATMNTUE

Specifies the name of the MFCATMNT user exit program if not compiled to the default name of MFCATMNTUE.

Syntax

UNIX:
MFCATMNTUE=program-name
export MFCATMNTUE
Windows:
SET MFCATMNTUE=program-name

Values

program-name represents the name of the MFCATMNT user exit program if not compiled to the default name of MFCATMNTUE.

Default

MFCATMNTUE=MFCATMNTUE

MF_CBLQDA
オプション ファイル (FILE-CONTROL 段落で SELECT OPTIONAL 構文を使用して開かれたファイル) または OUTPUT 用に開かれたファイル (オプションかどうかは問わない) の OPEN I-O 文または OPEN EXTEND 文を処理する際に QSAM ファイルを動的に割り当てるかどうかを決定します。指定できる値は OFF および ON です。デフォルトは OFF で、動的割り当てを許可しないように指定します。
これは、CBLQDA 言語環境 (LE) ランタイム オプションのエミュレーションです。
ON に設定した場合に、JCL に含まれている開くファイルの DD 文にスペルミスがあるか、JCL にその文が含まれていないと、OPEN 文の結果として一時ファイルが作成され、プログラムの実行後に削除されます。I-O または EXTEND 用に開かれたオプション ファイルの場合は、戻りコード 05 が返されます。OUTPUT 用に開かれたファイルの場合は、戻りコード 00 が返されます。
この変数は、VSAM アプリケーションまたは JCL ユーティリティ プログラムには影響しません。
注: ESDS ファイルを使用し、この変数を ON に設定しているプログラムでは、FILETYPE が 15 または 16 に設定されていることを確認してください。それ以外の場合、このファイルは変数の影響を受け、QSAM ファイルとして扱われます。
MF_CHARSET
システム文字セットを指定します (ASCII または EBCDIC)。
MF_DUPJOBS
同じ名前のジョブを実行できるようにします。
値:
  • Y (デフォルト)
  • N
MF_FALLTHRUCHECK
GOBACK または STOP RUN の実行によってメイン COBOL プログラムが終了することを MSS がチェックするように指定します。
値:
  • y (デフォルト)
  • n
MF_JCL_AUDIT
カタログ エントリが削除された際に、監査ログが監査情報を記録するように指定します。
値:
  • DLET - ESMAC/CAS ユーティリティがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。
  • DLEJ - JCL ジョブ ステップがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。
  • DLET,DLEJ - ESMAC/CAS ユーティリティまたは JCL ジョブ ステップのいずれかがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。
MF_MFA
検索するデータセット カタログを指定します。
値:
  • ALL - 最初にローカル カタログでデータセットを検索し、見つからない場合はメインフレームで検索します (デフォルト)。
  • RJSE - ローカル カタログでのみデータセットを検索します。メインフレームは実行されません。
MF_MVSJOB
ジョブの開始および終了の番号を設定します。
MF_MVSJOB=<lower value>{-|+}<upper value>
詳細は次のとおりです。
<lower value>
ジョブの開始番号。0000001 などの 7 桁の数字が含まれます。
-
リージョンの初回起動時にのみ値を設定します。
+
リージョンが起動するたびに値を新しい値にリセットします。
<upper value>
ジョブ番号の上限値。9999999 などの 7 桁の数字が含まれます。
次に例を示します。
set MF_MVSJOB=0000010+0000100
これにより、ジョブ番号 10 から始まりジョブ番号 100 まで実行されるように値がリセットされます。上限に達すると、次のメッセージが表示されます。
All job numbers in the range 0000010:0000100 are in use
この時点で、スプールからいくつかのジョブを削除する必要があります。削除するには、スプール ハウスキーピング機能を使用します。

この環境変数を使用すると、ジョブ番号の上限を 7 桁にできます。上記の <upper value> が 99999 より大きい場合は、6 桁以上のジョブ番号のサポートが有効になります。設定できる最大値は 9999999 です。

ヒント: 5 桁のジョブ番号のサポートに戻すには、MF_MVSJOB=<low number>+<high number> を設定します。ここで、high number は 0099999 未満で、必ず + 記号を使用して下限値と上限値を区切るようにします。

この変数を使用して設定した値が有効でない場合は、デフォルト値の <0001000>{-|+}<0099999> が設定されます。

MF_NEWSPACE
新規データセットにスペースが必要かどうかを示します。
MF_PCRENAME_LAX
MVS データセットの名前の変更時、通常は、データセットのデフォルトの割り当て場所にある場合にのみ関連付けられた物理ファイルの名前が変更されます。これがデフォルトの設定です (MF_PCRENAME_LAX=N)。カタログ化された名前の変更時に他の場所にある物理ファイルの名前を変更できるようにするには、MF_PCRENAME_LAX を Y に設定します。新しいディレクトリ構造およびファイル名を作成して、既存のファイルをその場所に移動するように指示するには、MF_PCRENAME_LAX を D に設定します。
MF_NODD
割り当てられていないファイルをジョブ ステップが使用する場合に MSS が実行時に行うアクションを指定します。
MF_RCCF
リモート ジョブ ステップ実行 (Remote Job Step Execution; RJSE) を有効にします。
MF_ROOT_CERT
MF Directory Server プロセスと任意のクライアント アプリケーションでルート証明書ファイルの値を取得できるようにします。
MF_SMS
SMS サポートを有効にします。
MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC
スプール ハウスキーピング プロセスの一部としてアーカイブされたファイルの基本的な場所。ここで、削除前に MVS SPOOL スプール ファイルの内容がアーカイブされます。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC=file-location
UNIX:
MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC=file-location
export MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC

file-location ファイルの場所。

MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN

スプール ハウスキーピングの実行時に、ジョブに関連付けられた MFELX* ファイルも削除するかどうかを決定します。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN=Y|N
UNIX:
MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN=Y|N
export MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN

Y ファイルは削除されます。

N ファイルは削除されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SPOOL_HK_OUTPRT
スプール ハウスキーピングの実行時にステータスが [Output] または [Printed] の完了キューのファイルも削除するかどうかを決定します。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_HK_OUTPRTC=value
UNIX:
MF_SPOOL_HK_OUTPRT=value
export MF_SPOOL_HK_OUTPRTC

Y 完了キューのファイルは削除されます。

N完了キューのファイルは削除されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SPOOL_HK_TESTDATE
スプール ハウスキーピングの標準の日付をオーバーライドします。

構文

Windows:
MF_SPOOL_HK_TESTDATE=YYYYMMDD
UNIX:
MF_SPOOL_HK_TESTDATEC=YYYYMMDD
export MF_SPOOL_HK_TESTDATEC

YYYYMMDD 標準の日付をオーバーライドする日付。

デフォルト

この変数を設定しなかった場合、スプール ハウスキーピングの標準の日付が使用されます。

MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES
データ セットのアーカイブ時にプロファイル ファイル (.PRO ファイル) を作成するかどうかを決定します。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES=Y|N
UNIX:
MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES=Y|N
export MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES

Y プロファイル ファイルは作成されます。

N プロファイル ファイルは作成されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SYSLOGDSN
Syslog データセット名。
MF_UCC11
UCC11 (データ セット ディスポジション処理に影響するメインフレームへのサード パーティ製アドオン) のエミュレーションを有効にします。UCC11 を有効にした場合、NEW のデータ セット ディスポジションは、たとえデータ セットがすでに存在していても受け入れられます。
  • y
  • n (デフォルト)
MF_USESCA5
サーバーがバージョン 5 の Open Service Component Architecture を使用する必要があることを指定します。
  • ON (デフォルト)
  • OFF
MF_USESCA7
MSS が CA7 Scheduler 制御文をエラーとして診断するのではなくコメントとして受け入れるように指定します。
  • ON (デフォルト)
  • OFF
MFALLOC_LOC
The default allocated data set location.
For a database-hosted data set location, you need to include the full SQL URL, for example, set MFALLOC_LOC=sql://localhost/JCLTEST?folder=/JCLDEMO/data
MFALLOC_PCFILE
デフォルトの Y に設定されている場合、関連する DCB パラメーターで DSORG=PS が指定されていると、カタログ化されたファイルが物理的に作成されます。
MFALLOC_PROP
割り当て時に生成される PC データセット名の規則 (つまり、デフォルトのカタログ PC DSN フォーマット)。
MFAUDIT_LOGS
監査ファイルの場所。
MFCODESET
Specifies which translation tables to use.
Values
  • On UNIX platforms (requires Micro Focus Enterprise Developer UNIX Components):A pre-defined country code:
    重要: To specify a Euro codeset, meaning that it includes the Euro symbol (€), prefix an "E" to the appropriate country code listed below. A country code with no "E" prefix indicates a non-Euro code.

    国別コード

    (MFCODESET)

    EBCDIC CCSID 言語
    AUTOMATIC

    AUTO

    オペレーティング システムのデフォルト - CBL_GET_OS_INFO に基づいて国別コードを設定します

    この設定は、Windows プラットフォームにのみ該当します。

    DEFAULT Windows では 0437 (英語 (米国))、日本語版 Windows では 0081 (日本語カタカナ拡張) に設定されます。UNIX では 0437 (英語 (米国)) に設定されます。
    0031 37、1140 オランダ語
    0033 297、1147 フランス語
    0034 284、1145 スペイン語
    0039 280、1144 イタリア語
    0043 273、1141 ドイツ語 (オーストリア)
    0044 285、1146 英語 (イギリス)
    0045 277、1142 デンマーク語
    0046 278、1143 スウェーデン語
    0047 277、1142 ノルウェー語
    0049 273、1141 ドイツ語
    0066 838 タイ語拡張
    0081† 930 (290、300) *日本語カタカナ拡張
    0082 933 (833、834) *韓国語
    0086 13676 (836、837) *簡体字中国語
    0351 37、1140 ポルトガル語
    0358 278、1143 フィンランド語
    0437 37、1140 英語 (米国)
    0500 500、1148 国際 (ラテン 1)
    0886 937 (37、835) *繁体字中国語
    0930† 930 (290、300) *日本語カタカナ拡張
    0939† 939 (1027、300) *日本語ラテン拡張
    9122† 9122 (290、300) *日本語カタカナ

    アスタリスク (*) が付いている文字セットは 1 バイト文字と 2 バイト文字混合の変換に対応しています。これらの行の EBCDIC CCSID では、最初に混合バイトの CCSID が示されており、その後に 1 バイトおよび 2 バイトのコード ページ グローバル識別子 (CPGID) がかっこ内に示されています。

    かっこ内のその他の EBCDIC CCSID は、該当の国別コードに対する「非ユーロ、ユーロ」を表しています。

    Windows 上の DBMS サーバーを使用するデータベース アプリケーションの場合は、上の表を使用してください。

    1 バイト文字セットの 819 または 923 を使用して作成された UNIX データベースにアクセスする Windows および UNIX のデータベース アプリケーションの場合は、次の表を使用してください。
    国別コード

    (MFCODESET)

    EBCDIC CCSID 言語
    1140 37、1140 オランダ語、英語 (米国)、ポルトガル語
    1141 273、1141 ドイツ語 (オーストリア)、ドイツ語
    1142 277、1142 デンマーク語、ノルウェー語
    1143 278、1143 スウェーデン語、フィンランド語
    1144 280、1144 イタリア語
    1145 284、1145 スペイン語
    1146 285、1146 英語 (イギリス)
    1147 297、1147 フランス語
    1148 500、1148 国際 (ラテン 1)
  • A code between 2000 and 9999 (except 9122) corresponds to a user-defined translation table. User-defined tables are created using the Codecomp utility.

On Windows platforms:

If you are not using UK or US language settings, you must also set the codepage in your PC environment settings:

  • Right click My Computer.
  • Select Properties.
  • Click Advanced system settings.
  • Click Environment Variables.
  • Under System Variables click New.
  • Enter MFCODESET as Variable name and XXXX as Variable value, where XXXX is your chosen codepage.
MFCSCFG
クライアント サーバー結合のクライアント プログラムで使用される構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET MFCSCFG=filename
UNIX:
MFCSCFG=filename
export MFCSCFG

パラメーター

filename 構成ファイルの名前。

Windows:
SET MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
UNIX:
MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
export MFCSCFG

説明

MFCSCFG の値は、コマンド ラインで値が定義されている場合はその値によってオーバーライドされます。どちらの方法でもファイル名が指定されていない場合は、デフォルト名の構成ファイル mfclisrv.cfg が現在のディレクトリ内で検索されます。それでもファイルが見つからない場合は、各構成パラメーターのデフォルト値が使用されます。

MFDBFH_CONFIG

Specifies the location and the name of the configuration file that defines the database server instances and associated databases.

Syntax

UNIX:
MFDBFH_CONFIG=value
export MFDBFH_CONFIG
Windows:
SET MFDBFH_CONFIG=value

Values

value represents the full path and filename of your database configuration file.

Default

Not set.

MFDBFH_CONNECTION_POOLING

Specify whether database connection pooling is to be enabled or not when the database file handler is in effect.

Syntax

UNIX:
MFDBFH_CONNECTION_POOLING=TRUE|FALSE
export MFDBFH_CONNECTION_POOLING
Windows:
SET MFDBFH_CONNECTION_POOLING=TRUE|FALSE

Paramaters

TRUE
Connection pooling is enabled, which keeps database connections open, and then reuses them where possible in preference of creating a new connection.
FALSE
Connection pooling disabled. This setting comes at a cost to performance, as a new physical connection is established each time. You may want to disable connection pooling during testing, when databases are more frequently added and dropped: if pooling is enabled, and existing connections remain open, it may stop you from dropping that particular database.

Default

MFDBFH_CONNECTION_POOLING=TRUE

MFDBFH_RECORD_LOCKING

Specifies the type of record locking that it is to be used when the database file handler is in effect.

Syntax

UNIX:
MFDBFH_CONFIG=table|database
export MFDBFH_CONFIG
Windows:
SET MFDBFH_CONFIG=table|database

Paramaters

table
A file's record locks are held in a seperate lock table. (When using this locking mode, the behavior of record locking COBOL file operations closely follows the same behavior when using Fileshare.)
database
The native record locking mechanism of the database engine is used to establish and test locks on the data file records. This method improves performance, but at the cost of the locking behavior not exactly matching that of traditional COBOL record locking; see Database Record Locking for a list of differences for each database engine.

Default

MFDBFH_RECORD_LOCKING=table
注: If the value of this variable is set to anything other than 'database', this default is used.
MFDBFH_SCRIPT_DIR

Specifies the location of the scripts and stored procedures required when the database file handler is in effect.

Syntax

UNIX:
MFDBFH_SCRIPT_DIR=value
export MFDBFH_SCRIPT_DIR
Windows:
SET MFDBFH_SCRIPT_DIR=value

Values

value represents a path to the directory containing the required resources.

Default

value defaults to the \etc\mfdbfh\scripts sub directory of your product installation directory.

MFDBFH_VAULT
Specifies the name of a secrets vault (which must be defined in the product's secrets.cfg file). If this environment variable is not set, MFDBFH uses the default vault, as defined in secrets.cfg.

For more information on secrets vaults, see Vault Facility.

Syntax

UNIX:
MFDBFH_VAULT=value
export MFDBFH_VAULT
Windows:
SET MFDBFH_VAULT=value

Values

value represents the name of a vault.

Default

Not set.

MFE.SMS
SMS サポートを有効にします。
MFEXTMAP
マッパー ファイルの場所。
MFIMS_ACBDUMP_TIMESTAMP
ACB レポートにおける日時スタンプ表示を抑制します。
MFIMS_BMPCHKP
チェックポイント呼び出しに IO 領域が含まれる場合は、その呼び出しに QC を返します。
MFIMS_DIBSTAT_CODES
EXEC DLI プログラムに返される追加の DIBSTAT 戻りコードを指定します。
MFIMS_DLI_OPT
DL/I 呼び出し最適化フラグを指定します。
MFIMS_DIAG
IMS BTS フォーマット診断トレーシングを有効にします。
MFIMS_FLUSHTRACE
各書き込み後に BTS トレース ファイルをディスクにフラッシュします。
MFIMS_FP_DA
IMS Fastpath DB 削除時にキーチェックを無視します。
MFIMS_LOADMVS
IMS アプリケーション プログラムに対する MVS サポートのロードを無効にします。
MFIMS_PCBCALL
スタンドアロン EXEC DLI プログラムが PCB 呼び出しを発行できるようにします。
MFJ_ALL_STEP_CHECK
この製品のデフォルトの動作では、再起動ステップより前のステップの COND CODE はチェックされません。つまり、再起動ステップの後に、再起動ステップの前のステップを参照する条件を持つステップが実行される可能性があります。これは、リリース 4.0 パッチ アップデート 1 以前のバージョンからの動作の変更であり、これらのバージョンでは、そのようなステップは実行されませんでした。ジョブを再起動する前に動作を確認およびテストすることをお勧めします。

この変数を Y に設定すると、再起動ステップの後に、再起動前のステップを参照する条件を持つステップが実行されません。

MFJFAXIT
Specifies the user exit program that enables file action notifications. This user exit is called by the JCL engine whenever a JCL file is opened OUTPUT, I-O, or EXTEND, or when it is copied or renamed by the JCL engine. See User Exit for File Action Notifications for more information.
A sample user exit program (MFJFAXIT.cbl) is provided with your product, and is located in the src\enterpriseserver\exits sub-directory of your product install directory.
MFJFAXIT=<path-and-file-name-of-exit>
MFJ_INPUTDS_ERROR
N に設定すると、IEBDGIEBGENERIEBCOMPRDFSORT、および ICETOOL で、存在しないファイルがレコードがゼロ件のデータ ファイルとして扱われます。
MFJSABCODE
MFJSERET=ABEND が有効な際に発行されるアベンド (異常終了) コードを決定します。ソートまたはマージ操作が回復不能なエラーで失敗した場合は、S001 から S063 の範囲内のコードで異常終了します。

構文

Windows:
SET MFJSABCODE=code
UNIX:
MFJSABCODE=code
export MFJSABCODE

パラメーター

code 発行される異常終了コードを表す 1 から 99 の範囲内の 10 進値。

1 から 99 の範囲外の値を指定した場合は、異常終了コード S00D が発行されます。

デフォルト

デフォルトでは、この環境変数は設定されていません。その場合に、MFJSERET=ABEND が有効な際は、ソートまたはマージ操作が回復不能なエラーで失敗すると、異常終了 S00D (10 進コード 16) が発行されます。

MFJSABCODE=77

この例では、異常終了コード S04D が発行されます。

MFJSENGINE
MFJSORT ユーティリティがエミュレートするソート エンジンを指定します。

構文

Windows:
SET MFJSENGINE=value
UNIX:
MFJSENGINE=value
export MFJSENGINE
  • DFSORT DFSORT をエミュレートします。
  • SYNCSORT SYNCSORT をエミュレートします。

デフォルト

デフォルトは DFSORT です。

MFJSERET
この環境変数が設定されていない場合、失敗した操作およびそのプログラムは回復不能なエラー (戻りコード 16) で終了します。MFJSABCODE も参照してください。

構文

Windows:
SET MFJSERET=ABEND
UNIX:
MFJSERET=ABEND
export MFJSERET

パラメーター

ABEND 操作が異常終了し、そのプログラムは回復不能なエラー (戻りコード 16) で終了する代わりに続行されます。

デフォルト

デフォルトでは、この環境変数は設定されていません。

MFJSSTRICTSORT
次のメインフレーム動作を有効または無効にします。
  • すべての JCL 文には SYSOUT パラメーターが含まれている必要があります。含まれない場合、異常終了します。
  • INREC または OUTREC 処理を通じた値 0 による ZD 番号の変更は、符号値を保持するようになりました。
  • 出力ファイルの LRECL よりも短いレコードは、空白の代わりに LOW-VALUE で埋められます。
  • 入力 RECFM は出力 RECFM または OUTFIL RECFM と同一です (FTOV または VTOF/CONVERT が指定されていない限り)。同一でない場合、戻りコード 16 でエラーになります。

構文

Windows:
SET MFJSSTRICTSORT=ON|OFF
UNIX:
MFJSSTRICTSORT=ON|OFF
export MFJSSTRICTSORT

デフォルト

デフォルトは OFF です。

MFJSSTRICTSORT=ON
MFJSTATS

メインフレーム エミュレーションで実行されていない COBOL ソートの場合、環境変数 MFJSTATS を ON に設定すると、SYSOUT に表示される、SORT の統計を含むレポートが作成されます以前の SORT のレポート ファイルがすでにある場合は、新しい統計が以前の統計の最後に付加されます。

メインフレーム エミュレーションを使用して COBOL ソートを実行する場合は、JCL 文を変更することで統計レポートを作成できます。

構文

Windows:
SET MFJSTATS=switch
UNIX:
MFJSTATS=switch
export MFJSTATS

パラメーター

switch レポート作成の ON と OFF を切り替えます。デフォルトは OFF です。

MFJ_STRICT_CASE
カタログ API (および MFCATXML や MVSPCRN などの他のユーティリティ) から MVSCATIO に渡される物理ファイル名について、大文字と小文字が維持されるようにします。N に設定すると、すべての物理ファイル名が大文字に変換されます。
構文
Windows:
SET MFJ_STRICT_CASE=Y|N
UNIX:
SET MFJ_STRICT_CASE=Y|N
export MFJ_STRICT_CASE
デフォルト
デフォルトは N です。
MFJSWINDOW

この環境変数は、2 桁の年の値が使用されている場合の 2000 年問題に対応するために使用します。

構文

Windows:
SET MFJSWINDOW=value
UNIX:
MFJSWINDOW=value
export MFJSWINDOW

スライド式世紀ウィンドウを設定するには、0 から 100 のを設定します。たとえば、80 を指定すると、現在 2011 年の場合は 1931 年から 2030 年まで、2012 年の場合は 1932 年から 2031 年までのように世紀ウィンドウが設定されます。

固定世紀ウィンドウを設定するには、1000 から 3000 のを設定します。たとえば、1973 を指定すると、1973 年から 2072 年までの世紀ウィンドウが設定されます。

デフォルト

DFSORT のエミュレート時にはデフォルトではスライド式の値 80 が使用され、SYNCSORT のエミュレート時には 0 がデフォルト値になります。0 の値は、現在の年から開始する世紀ウィンドウに相当します。

説明

Y2PAST ソート オプションの代わりにこの環境変数を使用できます。

MFJSWINDOW=25
MFLECONFIG

言語環境 (LE) ランタイム オプションの構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET MFLECONFIG=filename
UNIX:
MFLECONFIG=filename
export MFLECONFIG

パラメーター

filename 使用する LE ランタイム オプションを含むファイル。

MFLOCKING
ロッキング サポートを有効にします。
MFLOGDIR
クライアント サーバー結合のログ ファイルが使用するディレクトリを指定します。

構文

Windows:
SET MFLOGDIR=dirname
UNIX:
MFLOGDIR=dirname
export MFLOGDIR

パラメーター

dirname ログ ファイルのディレクトリの名前。

Windows:
SET MFLOGDIR=/home/mydir/logs
UNIX:
MFLOGDIR=/home/mydir/logs
export MFLOGDIR
MFPLI_PRODUCT_DIR
Open PL/I インストールの場所。コンパイルおよびリンクに必要なファイルの検索に使用されます。
MFPRELOAD_USE
MFPRELOAD を呼び出してパフォーマンスを改善します。
MFREXX_LSEQ_RECSIZE_MAX

ゼロのレコード長でカタログ化されている行順編成ファイルの読み取り/書き込み時の REXX EXECIO コマンドに対するレコード長を指定します。

  • 使用するレコード長 (デフォルト = 255)
MFREXX_NOT
REXX のデフォルト (「¬」) に加えて、NOT 演算子に使用する 1 つ以上の文字を指定します。
  • 各演算子を表す 1 つまたは複数の文字。指定した各文字は、デフォルトの演算子に加えて使用されます。各追加文字は、一重引用符または二重引用符で囲んで定義するか、16 進法で定義する必要があります。複数の文字は、スペースまたはカンマで区切ります。
MFREXX_OR
REXX のデフォルト (「|」) に加えて、OR 演算子に使用する 1 つまたは複数の文字を指定します。
  • 各演算子を表す 1 つまたは複数の文字。指定した各文字は、デフォルトの演算子に加えて使用されます。各追加文字は、一重引用符または二重引用符で囲んで定義するか、16 進法で定義する必要があります。複数の文字は、スペースまたはカンマで区切ります。
MFRU_NOINHERIT
注: This variable is only applicable to Windows environments.
Determines if processes are registered in shared memory during initialisation of the run-time system. COBRT105 errors can occur during initialisation if a very large number of COBOL processes are running and there are no available slots in the shared memory segment - setting this variable to Y skips the registration process. However, when set to Y, various runtime settings (switches, shared memory, console window settings, etc...) are no longer inherited by any child processes.

Syntax

SET MFRU_NOINHERIT=Y|N

The default is N.

MFSUB
SUBI または ASUBI を使用するかどうかを指定します。
  • SUBI
  • ASUBI
MFSYSCAT
JES システム カタログの場所およびファイル名。
データベースでホストされるシステム カタログの場合は、完全な SQL URL を含める必要があります。例: set MFSYSCAT=sql://localhost/JCLTEST/catalog.dat?folder=/JCLDEMO
データベースでホストされるシステム カタログを指定する場合の完全な表記の詳細については、「dbfhdeploy コマンド ライン ユーティリティ」の「data」カテゴリを参照してください。
MFSYSCATDIR
システム カタログ ディレクトリの場所。
MFTRACE_ANNOTATIONS
トレース ファイルの場所。
MFTRACE_CONFIG
CTF 構成ファイルの場所。
MFTRACE_LOGS
CTF ログ ファイルの場所。
MFTSO_DEBUG
デバッグ メッセージの表示を制御します。
MFUSER
デフォルトのユーザー ID。
MFUSERCAT_LOC
ユーザー カタログの場所。
MQSERVER
WebSphere MQ Server インストールの場所
MULTMFENTMAP
< や & などの特殊文字を同等の HTML エンティティ (例えば、&lt; や &amp;) に置き換えるかどうかを指定します。

O

OOSW
オブジェクト指向ランタイム スイッチ

P

PATH
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、実行する実行可能プログラムが検索されるディレクトリを指定します。

構文

PATH=pathname[:pathname]...
export PATH

パラメーター

pathname 実行可能ファイルを検索するディレクトリ。

PATH=$COBDIR/bin:$PATH
export PATH
PROCLIB
ON に設定しメインフレームのエミュレーションで実行すると、既存の VSAM ファイルにデータがあるか以前データがそのファイルに書き込まれた場合、またはそのファイル形式がディスク上のファイルとは異なる場合、OUTPUT に対して VSAM ファイルを開くとファイル状態 37 が返されます。この変数のデフォルトは OFF です。

R

RANDOM
SSL を使用している場合、RANDOM 変数の数値として格納される外部生成ランダム データは、SSL ハンド シェーキングで使用される一時的なキー ペアを生成するための初期ソルト値に挿入されます。RANDOM 値は初期ソルト値の一部のみを形成し、ランダム性を高めるのに役立ちますが、必須の要件ではありません。

S

SORTCOMPRESS
Tells the system whether or not to execute a compression routine on each record to be sorted.

Syntax

Windows:
SET SORTCOMPRESS=n
UNIX:
SORTCOMPRESS=n
export SORTCOMPRESS

Parameters

n - An integer that indicates if compression is enabled or not. 0 (zero, the default) indicates not enabled; any positive integer indicates enabled. When enabled, it allows for run-length encoding of sort records, resulting in much better performance when records contain multiple repeated characters.

Comments

This variable is recommended if the sort records contain many single repeated characters, for example, multiple spaces, as it can be very effective in improving memory usage and therefore sort performance.

Example

Windows:
SET SORTCOMPRESS=5
UNIX:
SORTCOMPRESS=5
export SORTCOMPRESS
SORTSCHEME
ソートスキームを有効にします。SORTSPACE と併用すると、パフォーマンスが改善されます。

構文

Windows:
SET SORTSCHEME=1
UNIX:
SORTSCHEME=1
export SORTSCHEME
  • SORTSCHEME=1 - これは、この環境変数に対する唯一の有効値です。詳細については、SORTSPACE を参照してください。
SORTSPACE
SORT 操作用に内部ワークスペースに割り当てられるメモリの量。これは、さまざまなフォーマットで指定できます。たとえば、64M、2G、および 1000000 を指定して、それぞれ 64 メガバイト、2 ギガバイト、および 1000000 バイトのソート メモリ領域を与えることができます。

構文

Windows:
SET SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
UNIX:
SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTSPACE

パラメーター

n[K|k|M|m|G|g SORT 操作用に内部ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。デフォルトは 1 メガバイトです。

説明

SORTSPACE に大きい値を指定すると通常、ソート速度が向上します。ただし、コンピューターの主メモリ容量を超える値を指定すると、オペレーティング システムが使用可能なメモリを検索しなければならなくなり、パフォーマンスが低下します。

Windows:
SET SORTSPACE=1024K
UNIX:
SORTSPACE=1024K
export SORTSPACE

SORTTEMPSPACE
SORT 操作用の一時ワークスペースに割り当てるメモリの量を指定します。

構文

Windows:
SET SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
UNIX:
SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTTEMPSPACE

パラメーター

n[K|k|M|m|G|g] SORT 操作用の一時ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。割り当てることができるメモリの最小量は 32 メガバイトです。

説明

SORTTEMPSPACE によって、SORT で使用するメモリの割り当てを調整でき、一般にメモリ断片化の影響を受けるシステムのパフォーマンスを向上できます。

Windows:
SET SORTTEMPSPACE=250MB
UNIX:
SORTTEMPSPACE=250MB
export SORTTEMPSPACE
SORTTYPE
ソート タイプを定義します。

構文

Windows:
SET SORTTYPE=2
UNIX:
SORTTYPE=2
export SORTTYPE
  • SORTTYPE=2 SORT はファイル ハンドラーの使用を強制されるため、フォーマット変更は extfh.cfg ファイルから取得されます。
  • この変数を未設定にすると、SORT はパフォーマンスを改善するために CBL_ ルーチンを使用してファイルの読み取り/書き込みを試みます。
注: 2 はこの環境変数に対する唯一の有効値です。
SSLDIR
SSL 接続を使用している場合に、この値は、システムの OpenSSL ディレクトリの一般的な場所を指定します。
SSTM_WC_REFRESH
SYSOUT または SYSPRINT で SSTM ジョブの書き込みカウントを更新する頻度を指定します。1 から 65535 の値を設定して、カウントを更新する書き込み数を指定できます。値 0 (ゼロ) は、ファイルが閉じられたときにのみカウントを更新することを示します。1 より小さい他の値はデフォルトで 0 になり、65535 より大きい値はデフォルトで 65535 になります。
STEPLIB
ローダーの入力ロード メンバー .390 ファイル (SYSLMOD を含む) のパス。
注: この環境変数では、複数のパスをそれぞれセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切って指定できます。
SYSIN
マクロ入力 .MLC ファイルのパス。
SYSLIST
アセンブルおよびリンクのリスティング ファイル.MAT.PRN.LST のパス。
SYSWORK
アセンブル、リンク、Animator/370 作業ファイル .BAL .IDF/.IDX のパス。
SYSPUNCH
PUNCH 文のアセンブル出力 .PCH ファイルのパス。
SYSMPC
アセンブル入力プリコンパイル マクロ.MPC のパス。
SYSLIB
アセンブル入力マクロおよびコピー ファイル .MAC .CPY のパス。
注: この環境変数では、複数のパスをそれぞれセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切って指定できます。
SYSLIN
リンク入力 .LIN ファイルおよびアセンブル出力 .OBJ ファイルのパス。
SYSLMOD
リンク出力ロード メンバー .390 ファイルのパス。
SYSPARM
マクロ入力 SYSPARM 値のパス。

T

TERM
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
使用する端末のタイプを定義します。

構文

TERM=name
export TERM

パラメーター

name terminfo データベース内の端末の名前。

TERM=at386
export TERM
TERMINFO
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、UNIX システムの Terminfo データベースが検索されるディレクトリを指定します。

構文

TERMINFO=pathname
export TERMINFO

パラメーター

pathname UNIX システムの Terminfo データベースが置かれているディレクトリの名前。

説明

UNIX システムの Terminfo データベースは、端末を使用する必要があるすべての UNIX アプリケーションで使用されます。COBOL アプリケーションでは、vi のような一般的な UNIX アプリケーションと比べ、より多く、より高度な端末機能が使用されるため、必要な Terminfo の詳細情報も多くなります。端末の機能のうち、端末の初期化時に設定され、ファンクション キーの使用を制御するような機能は一般に、通常の COBOL アプリケーションで必要な機能と矛盾します。このような場合、COBOL で必要とされるその端末情報を、別の Terminfo データベースに格納し、COBTERMINFO を使用して参照できます。

TMPDIR
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
SUNIX システムのデフォルトのディレクトリの代わりに、一時ファイルを格納するディレクトリを指定します。

構文

TMPDIR=pathname
export TMPDIR

パラメーター

pathname UNIX アプリケーションの一時作業ファイル用ディレクトリ。一時作業ファイルは、Cob のような COBOL ユーティリティや、ランタイム システムで、SORT などの文が実行された場合に作成されることがあります。ディレクトリを指定しない場合は、システムのデフォルトのディレクトリが使用されます。

説明

ヒープの作成時、または整列時に、ランタイム システムでデータをディスクにページングする必要がある場合は、この環境変数を使用する必要があります。

TX_MQTRACE
WebSphere MQ 呼び出しの dfh0mqis でトレースを有効にします。
TX_TN3270_FORCE_ALT
TN3270 端末エミュレーターの使用時にデフォルト以外の画面サイズを使用できるようにします。
TXFILEP
The location of Micro Focus VSAM files. This can be a location on disk or a datastore location within a database. For database-hosted files, use the notation sql://host[/instance]/datastore[?folder=/path] - see The dbfhdeploy Command Line Utility for more information.
TXMAPP
BMS ロード モジュールの場所。
TXRDTP
MSS リソース定義 (RDO) ファイルの場所。
TXTRANP
CICS アプリケーション オブジェクト ファイルの場所。

U

USER
制約事項: この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
デフォルトのユーザー名。

V

VSE_STARTUP_CFG
VSE JCL 構成ファイルの場所。

X

XFHLOG
注: This variable is applicable to Windows platforms only.
Determines the location of the log file when the LOG option is active.

Syntax:

SET XFHLOG=DEFAULT

Parameters:

DEFAULT - generates the log file in the current directory.

Comments:

If the XFHLOG variable is not set, the log file is created in C:\ProgramData\Micro Focus\File Handler\[version-number].

where [version-number] represents the version of your Micro Focus product.

The effect of this variable can be overridden by the LOGFILENAME configuration option.