MFFTP でのデータ変換モジュールの使用

ファイルを送信する前または受信した後に何らかのタイプのデータ変換を実行する必要がある場合、使用できるオプションがいくつかあります。

変換モジュールを使用する必要があることを示すパラメーターを使用して、MFFTP を呼び出すことができます。たとえば、EXIT TRAN ASC2EBC を使用して、組み込みの ASCII から EBCDIC への変換モジュールを呼び出します。これは、ftp アクションが PUT の場合、ファイルを ASCII から EBCDIC に変換します。ftp アクションが GET の場合、受信したファイルを EBCDIC から ASCII に変換するために同じモジュールが呼び出されます。逆に、組み込みの EBC2ASC モジュールは、次のアクションの予約を実行します。PUT では EBCDIC から ASCII に、GET では ASCII から EBCDIC に。

LOCSITE コマンドの SBDATACONN または MBDATACONN パラメーターを使用して、これらのデータ変換モジュールを次のように指定することもできます。

LOCSITE ENCODING=SBCS
LOCSITE SBDATACONN=ASC2EBC

他のタイプの変換を実行する必要がある場合は、独自の変換モジュールを作成できます。「独自のデータ変換モジュールの作成」を参照してください。

サンプル ブラウザの jcl-examples セクションには、2 つのサンプル変換モジュールおよびそれらの実行に必要なジョブが含まれています。