外部プロシージャの動的なフェッチおよびリリース

外部プロシージャは、プログラムによって動的にフェッチまたはリリースできます。つまり、プログラムで FETCH 文および RELEASE 文を使用して、外部プロシージャをロードまたは削除できます。プロシージャが主記憶域内にない場合は、呼び出し元プロシージャの実行中にいつでも主記憶域にロードし、主記憶域から削除できます。これは、呼び出し元プロシージャが実行されるたびに外部プロシージャを呼び出す必要がない場合に便利です。

プロシージャは、すでに主記憶域内にある場合を除き、実行する前に主記憶域にロードする必要があります。ロード後、プロシージャは、プログラム全体の実行が完了するまで主記憶域に維持することも、RELEASE 文を使用して適時に削除することもできます。

フェッチされたプロシージャは、呼び出し元プロシージャとは別個にコンパイルされてリンクされます。詳細については、「フェッチ可能なプロシージャのコンパイル、リンク、およびデバッグ」を参照してください。

フェッチされたプロシージャを含むロード モジュールがメモリにロードされるたびに、フェッチされたプロシージャ内の STATIC 変数に対して、宣言で指定された初期値が設定されます。

EXTERNAL ファイルおよび CONDITION 条件は、フェッチされたプロシージャを含む、アプリケーション全体で共有されることに注意してください。