plilink

説明

PL/I アプリケーションをリンクします。

パラメーター

属性 説明 必須
additionaloptions リンカーのコマンド ラインに含める追加のオプションを指定します。デフォルトは "" です。 いいえ
configuration ビルド構成の名前。 いいえ
destdir リンクされたアプリケーションが書き込まれるディレクトリの名前。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。 いいえ
destfile 作成する実行可能ファイルの名前。 はい
desttype リンカーで生成するアプリケーションのタイプ。この属性の値は、"exe"、"dll"、または "lib" のいずれかにする必要があります。リンカーの出力はターゲット プラットフォームによって異なることに注意してください。属性が exe の場合は、Windows では拡張子「.exe」の実行可能ファイル、UNIX では拡張子なしの実行可能ファイルが生成されます。属性が dll の場合は、Windows では拡張子「.dll」のダイナミック リンク ライブラリ、UNIX では拡張子「.so」の共有オブジェクトが生成されます。属性が lib の場合は、Windows では拡張子「.lib」のライブラリ ファイル、UNIX では拡張子「.a」のライブラリ ファイルが生成されます。 はい
failonerror true の場合、タスクが 0 以外の戻りコードで終了した際にビルド プロセスを停止します。デフォルトは false です。 いいえ
is64bit true の場合、64 ビット アプリケーションがリンクされます。デフォルトは true です (つまり、32 ビット ターゲット)。 いいえ
objectdir objectfile 属性を使用して指定したオブジェクト ファイルの取得元となるディレクトリを指定します。 いいえ
objectfile アプリケーションとしてリンクするオブジェクト ファイルの名前。入れ子の mffilelist 要素が指定されている場合は使用しないでください。デフォルトは "" です。 いいえ
threadCount 使用する並列コンパイルの最大数。デフォルトは 1 です。 いいえ
userEnv ユーザー指定の環境変数を含むプロパティ ファイルの名前。 いいえ
verbose true の場合、追加の情報メッセージがタスクによって表示されます。デフォルトは false です。 いいえ

入れ子の要素として指定するパラメーター

mfdirlist
入れ子にした <mfdirlist> 要素を使用して、プログラムのコンパイルに使用する指令を指定します。mfdirlist を参照してください。
mffilelist
入れ子にした <mffilelist> 要素を使用して、リンクされたアプリケーションに含めるオブジェクト ファイル名を指定します。mffilelist を参照してください。

参照の mfdirlist 要素の指令を使用して入れ子の mffilelist 要素の 3 つのオブジェクト ファイル Program1.objProgram2.obj、および Program3.obj から PL/I アプリケーションをリンクします。

<mfdirlist id="plilink_directive">
    <directive name="-debug"/>
</mfdirlist>

<plilink destdir="${basedir}/bin" failonerror="true" desttype="exe" destfile="LinkedProgram">
    <mfdirlist refid="plilink_directive"/>
    <mffilelist srcdir="${basedir}/bin" type="objfile">
        <file name="Program1.obj"/>
        <file name="Program2.obj"/>
        <file name="Program3.obj"/>
    </mffilelist>
</plilink>