CTG の構成

CICS サーバー プログラムをホストする Enterprise Server インスタンスが CTG で認識されるように構成する必要があります。
これを行うには、CTG 構成ファイル ctg.ini (Universal Client の場合は cicscli.ini) を編集して CTG で必要になる情報を指定するか、ここで説明するように CTG 構成ツールを使用します。
  1. [スタート > すべてのプログラム > IBM CICS Transaction Gateway] の順にクリックしてから、[Configuration Tool] を右クリックして [管理者として実行] をクリックし、CTG 構成ツールを起動します。
  2. [Options > New Server] をクリックします。
  3. 次の情報を入力します。
    • [Server name]:サーバーの名前。ここでは CTGDEMO を使用します。
    • [Description]:サーバーの説明 (オプション)。ここでは「CTG demo server」と入力します。
    • [Network protocol]:TCP/IP が選択されていることを確認します。
    • [Initial transaction]:空白のままにします。
    • [Model terminal definition]:空白のままにします。
    • [*Host name or IP address]:ここでは「127.0.0.1」と入力します。
    • [Port]:「1435」と入力します。これは、リッスンするポート番号です。後で Enterprise Server リスナーに対して同じポート番号を指定します。ポート番号 1435 は、IBM CICS の IANA 識別ポート番号です。
    他のフィールドはすべてデフォルト値のままにします。
  4. [File > Save As] をクリックし、対応する IBM CICS Transaction Gateway のデータ ディレクトリに ctg.ini という名前でファイルを保存します。このデモンストレーションの開発に使用したマシンではC:\ProgramData\IBM\CICS Transaction Gateway\ctg.ini ですが、環境によって異なる場合があります。
  5. [File > Exit] をクリックして CTG 構成ツールを閉じます。