TLS プロトコルおよび暗号スイートを使用するための MF Directory Server の構成

暗号スイート リストを使用するように MF Directory Server を構成するには、次の手順に従います。

  1. Enterprise Server Administration ページを開きます。
  2. 左側のペインの [Configure] で、[Security] をクリックします。
  3. [MF Directory Server] タブをクリックします。
  4. [Restrict administration access] をオンにします。
  5. [Authenticated Client Sessions] グループで、[Use encrypted connections] をクリックします。
  6. [Secure Ports] フィールドに、ポート番号を入力します。
    • [Use custom server ID certificates] をオンにします。
      証明書およびキー ファイルを指定できるようになります。
      注: 証明書およびキー ファイルを指定しない場合、MF Directory Server では、DemoCA のインストール時に作成されたデフォルトの証明書およびキー ファイルが使用されます。
  7. デフォルトでは、[TLS honor server cipher list] がオンになっています。これにより、優先度順に指定したプロトコルおよび暗号スイートがクライアントで使用されます。
    注: [TLS protocols] および [Cipher suites] のリストが指定されていない場合は、デフォルトの設定が使用されます。現在は [TLS protocols] フィールドで TLS1.3 がサポートされます。詳細については、「TLS プロトコル リストの構成」および「暗号スイート リストの構成」を参照してください。
  8. [TLS protocols] フィールドに、優先度順にプロトコルのリストを入力します。次に例を示します。
    -ALL+SSL3+TLS1
  9. [Cipher suites] フィールドに、優先度順に暗号スイートのリストを入力します。次に例を示します。
    HIGH:!SSLv2:!RC4:!aNULL@STRENGTH
  10. [OK] をクリックします。

構成オプションの詳細については、「MF Directory Server Security」を参照してください。