IMS 構成

このページを使用して、このエンタープライズ サーバーの IMS サポートを構成します。

[APPLY] をクリックして構成の変更を保存します。

IMS 全般

[Codeset Bias]
このエンタープライズ サーバーで実行するトランザクションに使用するデフォルトのコードセットを選択します。
[ASCII]
トランザクションは ASCII を使用します。
[EBCDIC]
トランザクションは EBCDIC を使用します。
[ACB File Directory]
DBDGEN、IMSGEN、PSBGEN によって生成される .dat.idx.acb の各ファイルの場所を指定します。このフィールドは、ES_ACBLIB 環境変数にマップされます。
[GEN File Directory]
このエンタープライズ サーバーのトランザクション定義ファイルのフル パスを指定します。このフィールドは、ES_IMSLIB 環境変数にマップされます。

DB 全般

[Database Path]
IMSDBUEA セグメント出口ルーチンによって使用される IMS データ ファイルおよび .slf ファイルの場所を指定します。

ロッキング

[IRLM Locking]
オンにすると、Internal Lock Resource Manager (IRLM) ロック アルゴリズムを有効にします。IRLM ロックは、メインフレーム IMS データベース DB ロックの動作と非常に似ており、データ制約およびデッドロックの可能性を低減します。ES_IMS_IRLM 環境変数にマップされます。
[Dump on Lock Timeout]
オンにすると、指定した [Locked Resource Timeout] の期限切れ前に IMS DB 制御がロックされたレコードにアクセスできないとき、システム ダンプを作成します。ES_IMS_DUMP_ON_TIMEOUT 環境変数にマップされます。
[Dump on Deadlock]
オンにすると、デッドロックが検出された場合にシステム ダンプを作成します。ES_IMS_DUMP_ON_DEADLOCK 環境変数にマップされます。
[Locked Resource Timeout]
IMS DB 制御がロックされたレコードの再試行をタイム アウトまで続ける秒数を指定します。有効な値は 0 から 65535 です。デフォルトは 30 秒、値 0 は無限の待ち時間を示します。ES_IMS_LOCK_TIMEOUT 環境変数にマップされます。

回復

[Enable Forward Recovery]
オンにすると、IMS フォワード回復機能が有効になります。ES_IMS_ROLLFORWARD 環境変数にマップされます。
[IMS Transaction Log Path]
IMS フォワード回復ログ ファイルが保存されるディレクトリへのパスを指定します。ES_IMS_TLOG_PATH 環境変数にマップされます。

圧縮

[Key Compression]
オンにすると、キー圧縮がオンになります。
[Data Compression]
データ圧縮ルーチンの番号。有効な値は、コンパイラ指令 DATACOMPRESS および KEYCOMPRESS に指定できる値と同じです。

アプリケーション

[Application Path]
このエンタープライズ サーバーで実行するトランザクション プログラムの場所を指定します。デフォルトは $IDE_LAODLIB です。
[Trailing Space]
オンにすると、このエンタープライズ サーバーにトランザクション名を入力する際に後続空白文字を追加する必要があることを指定します。デフォルトはオンです。
[Transaction Threshold]
トランザクションを実行できる最大秒数を指定します。この時間を経過すると、トランザクションのしきい値を超過したことを示すメッセージがコンソールのログに記録されます。この値は 0 から 65535 までの範囲で指定する必要があります。値 0 は、しきい値がないことを示します。デフォルトは 0 です。
[MFS Path]
MFSGEN によって生成されるファイルの場所を指定します。デフォルトは $IDE_MODPATH です。
[MFS Attribute Bias]
このエンタープライズ サーバーで実行するトランザクション プログラムの属性を定義する際に前提となる方法を選びます。
[Binary]
プログラムは属性をバイナリ値として定義します。これはデフォルトの設定です。
[Character]
プログラムは属性を文字として定義します。
[MFS Null Character]
MFS NULL 文字として使用する文字を指定します。デフォルトは X'36' です。
16 進
[MFS Null Character] を 16 進数形式で指定する場合にオンにします。この設定は ASCII 文字セットを使用してコンパイルされたプログラムに対してのみ有効です。EBCDIC を使用してコンパイルされたプログラムでは無視されます。

メッセージ キュー

[Use Default Queue Name]
デフォルトのキュー パスおよびファイル名を使用する場合にオンにします。これは、デフォルトでは、%USERPROFILE%\Documents\Micro Focus User\Enterprise Developer\WORKAREA\esname\IMSMESGQ.dat で、esname はエンタープライズ サーバー リージョンの名前になります。
[Queue Name]
IMS メッセージ キューの代替パスおよびファイル名を指定します。デフォルトは ESDEMO/IMSMESGQ.dat で、エンタープライズ サーバーの作業領域ディレクトリにあります。
[Maximum Blocks]
メッセージ キューは約 64K バイトのブロックから構成されます。これらのブロックは、キュー スペースの割り当て単位となる 254 のセグメント (メッセージ セグメントではない) から構成されます。メッセージ キューの格納に使用する最大ブロック数を指定します。必要に応じて、エンタープライズ サーバーの実行中にこの数を動的に変更できます。この値は、4 から 63488 の範囲で指定する必要があります。初期サーバー定義のデフォルトは 32 です。スペースがない場合は、割り当て要求を満たすことができるまで TM スレッドが待機します。「スペースなし」の障害モードはハング状態です。
注: スペース不足によってハング状態が発生する可能性を低減するために、エンタープライズ サーバーでは、割り当てられたスペースの特定割合 (クッション) を予約して、必要とされる適切な介入を実現します。この場合、回復が容易になるように、他のメッセージ キュー操作は制限されます。これらの制限は、クッションの割り当てが TM によって再取得されると除去されます。クッション率は動的に変更できます。詳細については、「IMS 制御」を参照してください。
[Buffer Count]
これは調整コントロールです。バッファーが多いほど、メッセージ キューのアクティビティでブロックをメモリにスワップする割合が低下します。デフォルトでは 2 になっています。
[Cold Start]
このエンタープライズ サーバーを次回起動する際に削除する情報を選択します。
[None]
情報は削除されません。これは、デフォルトの設定です。
[Stats Only]
統計のみが削除されます。
[Definitions and Stats]
リソースの定義と統計が削除されます。
[Everything]
メッセージ キュー データセットの新しいコピーが割り当てられ、以前のコンテンツはすべて破棄されます。
[Persist]
オンにすると、このエンタープライズ サーバーが起動するたびに [Cold Start] フィールドで指定したアクションを実行するように指定します。デフォルトの設定はオフです。
[Active Keypoint Frequency]
キーポイントが生成される前に処理されるスレッド要求の数を指定します。この値は 0 から 65535 までの範囲で指定する必要があります。デフォルトは 64 です。0 を指定すると、エンタープライズ サーバーの起動および停止時にのみキーポイントが生成されることになります。

[Message Processing Regions]

[* NEW] をクリックして [MPR Properties] ダイアログ ボックスを開き、このサーバーのメッセージ処理リージョン (MPR) を構成します。

[Name]
MPR の名前を指定します。
[Class(es)]
この MPR で実行できるトランザクション クラスのリストを指定します。
[Description]
オプションとして、MPR の説明のテキストを指定します。

メッセージ処理リージョンのテーブルに表示される MPR のリストを確認できます。