Enterprise Developer 2.2 Update 1 の新機能

このリリースでは、次の各項目が強化されています。

Micro Focus Heartbleed 更新

この製品には OpenSSL バージョン 1.1.1b が含まれています。

AppMaster Builder

このリリースでは、AppMaster Builder のサポートが更新され、Eclipse IDE との統合がさらに強化されました。また、次の機能拡張が加えられています。
  • Eclipse COBOL プロジェクトのコードの生成とコンパイル
  • プログラム ペインターの強化
  • ジョブ キューの強化

アセンブラー サポート

This release provides Assembler support from within the Eclipse IDE on Windows platforms.次の機能があります。

  • Support for creating Assembler programs (.mlc extension), macro files (.mac or .cpy extensions) or Assembler linker files (.lin) from within the IDE.
  • アセンブラー プログラムのビルドとアセンブラー リンカー ファイルのリンクを IDE 内から実行できます。特定のファイルをビルド対象から除外することもできます。
  • アセンブラーおよびマクロ ファイル用のアセンブラー エディター - 予約語のコンテンツ アシストや色分けを使用できます。
  • Ant を使用した .asm、.mlc、および .cap ファイルのビルドや .lin ファイルのリンクがサポートされます。
  • IDE において、アセンブラーのコンパイラ オプションとリンカー オプションをプロジェクト、ビルド構成、およびファイルの各レベルで構成できます。
  • マクロ パスを構成できます。

Btrieve のサポート

Pervasive Software Inc. の Btrieve ファイル処理システムのサポートが Enterprise Developer に追加されました。

このサポートは、Windows 環境でのネイティブ COBOL に限定されます。

COBOL ソース情報

[Quick Browse] オプションをエディタのコンテキスト メニュー のコマンドとして利用できます。

比較および同期モニター

注: この機能は、Windows 環境のみで利用できます。

Enterprise Developer 2.2 Update 1 リリースでは、比較および同期モニターはバージョン 2 に更新されました。

バージョン 2 では、特に区分データ セットの初期チェックアウトの際または多数のメンバーを同期するときのパフォーマンスが大幅に強化されています。ユーザー インターフェイスも更新されており、旧バージョンの機能の中には変更または廃止されたものがあります。

コンパイラ指令

このリリースでは、次のコンパイラ指令が追加されました。
ILPARAMS
最後に受け取るパラメーターとして配列を含んでいるメソッドを呼び出す方法を決定します。
INIT-BY-TYPE
作業場所節のデータ項目をそれらの型に応じてデフォルト値に初期化します。
  • 英字、英数字、英数字編集、および数字編集の項目は、スペースに初期化されます。
  • 数値項目はゼロに初期化されます。
  • ポインター項目は null に初期化されます。
  • 索引項目は値 1 に初期化されます。

データベース アクセス

次の新機能が、データベース アクセスのサポートの一部として追加されました。

DB2 LUW 用の HCO
  • DB2 LUW バージョン 10.5 のサポートを追加しました。
  • RETURN-CODE 処理を強化しました。
  • HCO DDL プロセッサで 18 文字を超える長さの列名を使用できるようになりました。
  • HCO Import Data ツールでサイズが 32K 未満の CLOB データを処理できるようになりました。
  • HCO Import Data ツールで DSNTIAUL インポート ファイルを区切り指定フォーマットに変換し、実際のインポートを DB2 LUW IMPORT および LOAD ユーティリティで実行できるようになりました。この処理は、新しい SAVEDEL と CHARDEL のパラメーターを使用して行います。
SQL Server 用 HCO (HCOSS)
  • メインフレーム SET CURRENT SQLID 文のサポート。
  • メインフレーム LEFT および RIGHT スカラ関数のサポート。
  • Data Migration ツールでメインフレーム ALIAS および SYNONYM オブジェクトがサポートされます。
OpenESQL
  • UNICODE、DBCS、および MBCS の国際化対応が強化されました。
  • GET DIAGNOSTICS 文のサポートが強化されました。
  • LOB での CLOB、BLOB、DBCLOB 各データ型のサポートが強化されました。
  • IDE での OPTION 指令のサポートが強化されました。
  • 保存ポイントの作成および保存ポイントへのロールバックがサポートされました。
XA スイッチ モジュール
制約事項: この機能は、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
  • Microsoft の XA スイッチに基づく SQL Server の新しい 2 フェーズ コミット モジュール。これにより、xa_recover がサポートされます。
  • DB2 LUW バージョン 10.5 のサポート。
  • Oracle バージョン 12.1 のサポート。

Eclipse IDE

連絡節の項目へのメモリの割り当て
デバッガーが未割り当て連絡項目を含む行でステップ実行する場合 (アプリケーションの一部のみをデバッグしその連絡項目にメモリが割り当てられていない場合など)、デバッグが終了します。連絡をそのデータ項目に割り当ててデバッグを継続するには、そのデータ項目を選択して右クリックし、[Inspect COBOL] をクリックします。画面の指示に従い、値を確定してデータ項目に割り当てます。または、[Variables] ビューでデータ項目を右クリックし [Change Value] をクリックして連絡を割り当てます。
Windows サービスのデバッグ
Windows サービスをデバッグできるようになりました。そのサービスを実行しているコンピューターのコンソールにログオンする必要があり、これにより、Just-In-Time デバッグと CBL_DEBUGBREAK 呼び出しを使用するか、またはライブラリ ルーチン、および CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START の呼び出しをアプリケーションに追加した「COBOL Wait for Application Attachment」デバッグ セッションを使用して、デバッグを実行できます。
ファイルがコピーブックまたは COBOL プログラムであることの指定
COBOL エクスプローラーのファイルのコンテキスト メニューで、COBOL プログラムがコピーブックであることを指定するコマンド ([Transform Program to Copybook]) とコピーブックが COBOL プログラムであることを指定するコマンド ([Transform Copybook to Program]) の 2 つを使用できるようになりました。既存の COBOL ソース コードを Eclipse IDE にインポートする際、一部のファイルがコピーブックまたは COBOL プログラムとして誤って識別される場合は、これらのコマンドを使用して指定する必要があります。

IDE でのエンタープライズ サーバー統合

You can now use the context menu for the servers in Server Explorer to enable the display of the Enterprise Server log information in the Console view.

エンタープライズ サーバーの MQ-IMS ブリッジ

重要: この機能は、早期採用者製品 (Early Adopter Product; EAP) リリース ステータスで提供されます。機能の最終版については、今後リリースする予定です。詳細については、Micro Focus SupportLine までお問い合わせください。

This release provides support that enables WebSphere MQ applications to communicate with IMS applications in an Enterprise Server region.

環境変数

このリリースでは、次の環境変数が追加されました。
strictvsam
strictvsam により、VSAM ファイルを処理する際にメインフレームの厳密なエミュレーションが可能です。
ON に設定しメインフレームのエミュレーションで実行すると、既存の VSAM ファイルにデータがあるか以前データがそのファイルに書き込まれた場合、またはファイルがディスク上のファイルとは異なるフォーマットの場合、OUTPUT に対して VSAM ファイルを開くとそのファイルのファイル状態 37 が返されます。OFF に設定すると、既存の VSAM ファイルを OUTPUT に対して開く際にファイル状態 0 が返され、新しいファイルが作成されます。この変数は、デフォルトで OFF に設定されます。

Fileshare 回復

Fileshare データ ファイルの回復が強化されました。

ロールバック回復は、障害状態のファイルを修復するための迅速な処理です。

この処理はあらゆる状況で使用できるわけではありませんが、この処理で回復するファイルをプログラムで制御できるように新しいユーザー出口も導入されています。

また、Fileshare をシャットダウンせずにバックアップを実行できるホット バックアップも新たに導入されました。

COBOL プログラムの行番号付け

このリリースでは、オプションとして、エディターで開いているソース ファイルの行番号を自動で挿入または削除できます。次の機能があります。

  • COBOL 番号付け - コードのシーケンス番号エリアで行番号が挿入され (列 1 から 6)、デフォルトでは、最初の行が 000100 で始まり、デフォルトで 100 ずつ増えます。

    Micro Focus では、ファイルが固定長または可変長ソース形式の場合に限り、COBOL 番号付けを使用することを推奨します。

  • 標準番号付け - エリア B のすぐ右側に行番号が挿入され (列 73 から 80)、デフォルトでは、最初の行が 00000100 で始まり、デフォルトで 100 ずつ増えます。

    Micro Focus では、ファイルが固定長形式の場合に限り、標準番号付けを使用することを推奨します。

  • エディターのコンテキスト メニューから [Renumber] コマンドと [Unnumber] コマンドを利用できます。

ローカル カタログ

IDE のサーバー エクスプローラーから、ローカル カタログを追加することができます。その後、Drag and Drop を使用してメインフレームからデータ セット項目をドラッグし、編集後にメインフレームまたはテスト環境に戻すことができます。

IMTK

Interface Mapping Toolkit を使用して、リモート COBOL プロジェクト用の Web サービスや Java インターフェイスを作成できるようになりました。

メインフレームでの操作

このリリースでは、[Launch ISPF] 機能がテクニカル プレビューとして提供されています。この機能は z/OS 1.13 でのみサポートされます。

メインフレーム エミュレーション

これまでは、MGMTCLAS は、DD 文で MGMTCLAS パラメーターを使用する JCL にデータセットを割り当てたとき MGMTCLAS をカタログ レコードに保存することでサポートされていました。このリリースからは、バッチ ジョブを使用して MGMT クラスを定義し、EXPIRE AFTER 時間 (日数単位) を指定できます。

メインフレーム サブシステム

新しいエディタ
Enterprise Developer には、REXX、TSO CLIST、Easytrieve の各プログラム用に特別なエディターが用意されました。これらのエディターには、色設定とコンテンツ アシストが含まれています。構文チェックは利用できません。

マネージ COBOL

Enterprise Developer では、JVM COBOL コードで Java Managed Bean (MBean) がサポートされます。これにより RunUnit を管理および監視し、リークや長期実行の RunUnit といった特定の問題を識別できます。

  • MBean は、特定の RunUnit レベルのみで有効にするか、または作成するすべての RunUnit で有効にできます。
  • MBean は、Oracle の Java Mission Control または JConsole などのプログラムから表示、使用できます。
  • MBeans include the LogicalRunUnitCount and LiveRunUnitCount attributes that enable a visual indication of how many RunUnits are live.これら 2 つの属性の値が異なる場合は、何らかの問題を示唆している可能性があります。

このリリースには、JVM COBOL 向けの次のチュートリアルも用意されています。

JVM COBOL のアプリケーション サーバーへのディプロイ
このチュートリアルでは、用意されているいくつかのサンプル プロジェクトを使用して、JVM COBOL コードを Enterprise JavaBean (EJB) に実装し、JBoss アプリケーション サーバーにディプロイする方法について説明します。アプリケーションを WebSphere および WebLogic アプリケーション サーバーにディプロイする方法についても説明します。

マネージ COBOL 構文

このリリースでは、マネージ COBOL 構文について次が強化されました。

メソッド シグネチャでのパラメーター指定
手続き部のヘッダーを使用する代わりに、メソッド シグネチャでパラメーターの引き渡しと項目の戻しを指定できるようになりました。これが適用されるのは、メソッド、インデクサー、反復子、コンストラクター、デリゲートです。
CONSTANT キーワード
フィールドに CONSTANT キーワードを使用し、フィールドを変更から保護します。
文字列フィールドの操作
STRING、UNSTRING、INSPEC の各文を文字列タイプのフィールドで使用できるようになりました。

PL/I

IDE での PL/I サポートについて、次の項目が強化されました。

  • 新しい組み込み関数のサポート

    PL/I コンパイラおよびランタイムで、次の新しい組み込み関数がサポートされるようになりました。

    • DAYS
    • DAYSTODATE
    • SECSTODATE
    • SECS
    • WEEKDAY
    • DAYSTOSECS
    • ONSUBCODE
    • REPATTERN
    • IAND
    • IOR
    • INOT
    • OMITTED
    • XMLCHAR

    これにより、z/OS 環境からアプリケーションを移行する場合の機能性と言語の互換性が高まります。

  • PL/I マクロ プリプロセッサでの %OPTION のサポート

    %OPTION を使用するアプリケーション コードについて、変更しなくても正常にコンパイルできるようになりました。

  • 組み込み関数 QUOTE() および COMMENT() のサポート。

    これにより、これらの組み込み関数を使用するコードを生成する PL/I マクロを使用できるようになりました。

  • インクルード ファイル名の一部に PDS 名を使用する IBM スタイルの %INCLUDE のサポート。
    PL/I マクロ プリプロセッサで、以下の形式の %INCLUDE 構文を解析できるようになり、コンパイラ指令 –isuffix および –ipath を使用して「メンバー」が特定されるようになりました。
    %INCLUDE MYPDS(MYMEMBER);
    これにより、アプリケーション コードでの言語の互換性が高まり、元のソース コードの変更が不要になります。
  • 最大 2GB の PL/I AREA データ項目のサポート。

    Open PL/I で、AREA タイプの変数の宣言および使用が 2GB までサポートされるようになりました。これにより、コードを変更しなくても領域の最大サイズである 32KB まで処理できるようになるため、z/OS 環境からアプリケーションを移行する場合の機能性と言語の互換性が高まります。

  • DISPLAY() REPLY() 構文との互換性の向上。

    PL/I コンパイラおよびランタイムで、DISPLAY() REPLY() 構文が SYSIN および SYSOUT DD の使用に依存しなくなり、SYSIN/SYSOUT に対するストリーム入出力が DISPLAY() REPLY() を使用するプログラムと混在していても動作に違いが生じなくなりました。

  • リトルエンディアン プラットフォームでのビッグエンディアン形式のビット文字列のサポート。

    ロジックがビッグエンディアンのビット文字列順序に依存するプログラムを新しいコンパイラ指令 –bitsltr を使用してコンパイルすると、コードを変更せずに Open PL/I リトルエンディアン プラットフォーム (Windows、Red Hat Linux、SUSE Linux など) で使用できます。これにより、基礎となるオペレーティング システムまたはハードウェアのビット順序に従うように想定されたアプリケーションを移行し、変更せずに実行することができます。

  • –initcall コンパイラ指令のサポート。

    –initcall 指令を使用して PL/I プログラムをコンパイルすると、指定したプログラムがユーザー ロジックよりも先に呼び出されます。これにより、環境をカスタマイズして、どのルーチンが呼び出されたかを追跡したり、ルーチンの起動前にメモリ破損を検出したり、データベース接続を確立したりできます。

  • PLIDUMP の「F」オプションのサポート。

    「F」オプションを使用して生成した PLIDUMP で、プログラムの実行中にアクセスしたファイルに関する既知の情報がすべて表示されるようになりました。これには、最後の入出力操作、キー値、バッファーのダンプなどの情報が含まれます。これにより、ファイルに関する問題の原因や問題の発生時に実行していたファイル操作をより簡単に特定できるようになります。

  • PL/I データ構造のデータファイル ツールの早期採用者向けのサポート。

    PL/I データ ファイルのフォーマットされたレイアウトを生成するためにデータファイル ツール ユーティリティで使用する PL/I 構造マップ (.str) を IDE で生成できるようになりました。PL/I データ構造は、事前に -adt コンパイラ指令を指定してコンパイルしておく必要があります。これにより、PL/I データ ファイル レコード内の各フィールドの内容を表示し、オフセット、長さ、およびデータ項目の raw 形式を気にせずに論理的な方法でレコードを編集できます。

  • ON ユニットの呼び出しに関する PL/I デバッガーの通知のサポート。

    PL/I ON ユニットがトリガーされる前にデバッガーを停止できるようになりました。これにより、ON ユニットを特定し、ON ユニット内に適切なブレークポイントを設定して、ON ユニットがトリガーされる原因を特定することができます。

  • 共有ライブラリおよび .dll ファイルのロードに関する PL/I デバッガーの通知のサポート。

    共有オブジェクトまたは .dll ファイルが動的にロードされたときにデバッガーで通知を発行できるようになりました。これにより、動的なプログラムがロードされたときにプログラムを停止し、適切なブレークポイントやウォッチ リストを設定できます。

  • CASSPOOL コマンドの代替索引のパフォーマンスの向上。
  • VSAM クラスターでの SHAREOPTIONS プロパティのサポート。
  • PL/I ファイルに対する指令の自動設定のサポート。

    Eclipse で、[Window > Preferences > Micro Focus > PL/I > Directives Determination] をクリックします。

  • プロジェクトおよびファイルのプロパティの新しいページで、PL/I ソース ファイルの SQL 指令を設定できます。

プリプロセッサ

A guide for third-party vendors and administrators showing how to integrate additional preprocessors with Enterprise Developer is now available in the product help in the General Reference > Integrated Preprocessor Interface section.

プロジェクトおよび項目のテンプレート

既存のプロジェクトおよびファイルをカスタム テンプレートとして使用して新しいプロジェクトやファイルを作成する方法をサポートします。テンプレートとして使用するファイルや設定を含んでいるプロジェクトを作成して構成します。

リモート接続

Enterprise Developer に、新しい接続タイプ、[Micro Focus DevHub using SSH] が加わりました。これは Secure Shell デーモン プロセスを使用して、リモート ホスト上のサーバーを起動します。

このタイプの接続は、接続先の UNIX マシンが DevHub デーモンでサポートされない LDAP 認証を使用する場合に使用できます。

この接続を使う場合、DevHub デーモン プロセスをルート権限で実行する必要はありません。また、リモート サーバー上でのビルドまたはデバッグに必要な環境変数を今までより柔軟に設定できます。

Eclipse との Rumba の統合

This release provides enhanced integration with the Micro Focus Rumba application for running and debugging Mainframe Subsystem applications that require a TN3270 emulator to run.IDE に組み込まれた Rumba メインフレーム ディスプレイまたは Rumba デスクトップのメインフレーム セッションを起動するように Eclipse を設定できるようになりました。

ランタイム起動構成ファイル

注: この機能は、Windows 環境でのみサポートされます。

ランタイム起動構成ファイルを使用して、アプリケーションをランタイム システムとは別の場所にディプロイするとき (動的にバインドされたアプリケーションの場合)、またはライセンス デーモンがまだ実行していないとき、そのアプリケーションを確実に起動できるようにします。

terminfo ファイル

次の terminfo ファイルが追加されました。

  • ansi80x25 - これは古い ansi ファイルに基づいています。このリリースには、より新しいバージョンの ansi が含まれており、他の各種 UNIX プラットフォームの ansi terminfo ファイルと同様にファンクション キーがサポートされません。現在 ansi を使用しておりファンクション キーのサポートが必要な場合は、TERM 環境変数を ansi80x25 に設定してください。以前の動作を継続できます。
  • xterm-color および kterm-color - これらをすべての UNIX プラットフォームで利用できます。以前は Linux のみでした。
  • aixterm-old (AIX システムのみ) - これは、同じ名前の AIX OS terminfo ファイルと同様の機能を持ちます。このファイルには線画機能がないため、既存の aixterm ファイルとは異なります。線画は、適切なディスプレイで表示される場合に (X サーバー)、aixterm でのみ可能な機能です。
  • vt220-w - これは、vt220 ファイルのワイド (132-列) バージョンで、vt100-w ファイルに基づいています。詳細については、本セクションの末尾にある参照先ドキュメントの「拡張端末モード」を参照してください。

既存の terminfo ファイルにさまざまな追加および修正が行われています。それらの詳細については、ドキュメントの「TERMINFO データベースと端末装置」を参照してください。

また、複数の terminfo ファイルが削除されています。その一覧については、「Backward Compatibility」セクションを参照してください。