必須の ESF ユーザー出口を有効にするには

  1. 適切な形式の出口モジュールがあり、「ESF ユーザー出口ファイルの名前」で説明されている正しいファイル名になっていることを確認します。
  2. ESF を使用するプロセスで ESF ユーザー出口モジュールを使用するように強制するには、モジュールを適切な名前で適切な場所に配置する必要があります。この名前のモジュールが存在していれば、ESF で常にそのモジュールが使用され、ユーザー出口を有効にする構成オプションは無視されます。必須の ESF ユーザー出口モジュールのベース名saf_exit です。たとえば、参照整合性出口を必須にするには、オペレーティング システムに応じて次のいずれかを実行します。
    • Windows:

      32 ビット モジュールを製品インストール ディレクトリの bin/saf_exit.dll にコピーし、64 ビット モジュールを bin64/saf_exit.dll にコピーします。

      cd C:\Program Files (x86)\Micro Focus\Enterprise Developer
      copy bin\saf_refint_exit.dll bin\saf_exit.dll
      copy bin64\saf_refint_exit.dll bin64\saf_exit.dll
    • UNIX:

      saf_exit の後に正しいサフィックスを付けた名前をコピー先にして、ユーザー出口モジュールを $COBDIR/lib にコピーします。

      cd $COBDIR/lib
      cp saf_refint_exit.so saf_exit.so
      cp saf_refint_exit_t.so saf_exit_t.so
      cp saf_refint_exit64.so saf_exit64.so
      cp saf_refint_exit64_t.so saf_exit64_t.so

    ファイル システムで許可されていれば、コピー文の代わりにシンボリック リンクやハード リンクを使用することもできます。

  3. 変更内容を有効にするために、MFDS およびエンタープライズ サーバー リージョンを再起動します。リージョンのコンソール ログに、出口モジュールがロードされて初期化されたことを示すメッセージが表示されます。