通信定義

本セクションでは、通信を可能にするために作成する必要がある定義について説明します。必要な定義を作成するには、ESMAC の [SysC] ページを使用します。[Server] ページから、左側のメニューにある [Resources] グループの [Services] ドロップダウンをクリックし、[By type] をクリックしてから、[SysC] をクリックします。既存の SysC 定義のリストが表示されます。ページ下部のボタンの [New] パネルで [SysC] をクリックします。

次のフィールドを設定する必要があります。

[Name] ターゲット システムの名前。リモート トランザクションを定義する際に SYSID に入力する値でもあります。
[MF Node] ターゲット サーバーのテキスト ホスト名またはドット付き 10 進法アドレス
[MF Port] ターゲット サーバーがリッスンするポートの 10 進値
[Net Name] ターゲット エンタープライズ サーバーまたは CICS リージョンの名前
[Session Max] 送信セッションの最大数

対話を開始しているエンタープライズ サーバーの接続定義が必要です。両方のエンタープライズ サーバーで接続定義を作成し、どちらのサーバーも接続を開始しようとする場合、MSS は競合を解決します。

ホーム エンタープライズ サーバーをターゲット エンタープライズ サーバーとして指定する場合 (つまり、[Net name] が現在のエンタープライズ サーバーの名前と同じ場合)、MSS はエントリを無視します。すべてのリージョンの接続を指定する単一グループを多くのサーバーで共有できるため、これはとても便利な機能です。

システム間通信のリスナーを、ISC を使用する各エンタープライズ サーバーに追加することも必要です。詳細については、「共通の構成タスク」のセクションを参照してください。