メインフレームでは、COBOL プログラムはサブプログラムがキャンセルされた場合でも、サブプログラム内のデータ部内に定義されたデータを継続して使用することができます。この機能は Enterprise Developer でエミュレートされていますが、その使用はお勧めしません。
この機能は、mfpm_access_cancelled_data チューナーを使用すると使用可能にできます。
サブプログラムをキャンセルする前に、呼び出し元のプログラム内のポインター変数に、サブプログラム内で継続して使用するデータのアドレスを設定します。サブプログラムをキャンセルした後、 Enterprise Developer がキャンセルされたサブプログラムの作業場所節を解放するまで、そのデータは継続して使用できます。この作業場所節の解放は、以下の場合に行われます。
解放された作業場所節を指し示しているポインター変数を使用した場合の結果は予測できません。