SSRANGE

部分参照、添え字付け、および索引の境界チェックをオンにします。
注: この指令は、ネイティブ COBOL でのみサポートされています。

構文:

>>-.---.-.-SSRANGE-.----------.--.-------><
   +-/-+ |         +-"integer"+  |
         +-NOSSRANGE-------------+

パラメーター:

integer
必要な SSRANGE のサポート レベルを指定します。使用できる値は、次のとおりです。
1
実行時に、添え字および索引がチェックされてテーブル外の領域を参照していないことが確認され、負またはゼロの値でないか部分参照項目がチェックされます。
2
コンパイル時および実行時に、添え字、部分参照項目、および索引がチェックされて、テーブル外の領域を参照していないことが確認されます。JVM COBOL の部分参照については、CHECKREFMOD"NOZEROLENGTH" と同等です。
3
実行時に長さがゼロの部分参照が許可される点を除き、SSRANGE"2" と同様です。ただし、コンパイル時に部分参照の長さがゼロであることが認識された場合は、エラーが生成されます。JVM COBOL の部分参照については、CHECKREFMOD と同等です。

プロパティ:

デフォルト: NOSSRANGE
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

依存関係:

直ちに BOUND が設定されます。

説明:

この指令は、同じ名前の IBM メインフレーム コンパイラのエミュレーション用に提供されています。このため、その範囲はメインフレーム方言で許可される構文に限定されます。

整数を指定せずに SSRANGE を設定した場合、動作は SSRANGE"2" と同じになります。

バインドされていないグループまたはその従属項目の場合、部分参照式に対してのみチェックが行われます。バインドされていないグループに従属するテーブルへの添え字付けまたは索引付けはチェックされません。