SIGN-FIXUP

MOVE 文と COMPARE 文で、メインフレームのコンパイラ オプション NUMPROC(NOPFD) および NUMPROC(PFD) の限定的なエミュレーションを提供します。
重要: この指令は、生成されたコードのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。

構文:

 >>-.---.-.----.--SIGN-FIXUP------------------><  
    +-/-+ +-NO-+  
    

パラメーター:

なし

プロパティ:

デフォルト: NOSIGN-FIXUP
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

説明:

この指令を指定すると、次のような影響があります。

  • SIGN-FIXUP は、HOST-NUMCOMPARE 指令および HOST-NUMMOVE 指令でメインフレームのコンパイラ オプション NUMPROC(NOPFD) の限定的なエミュレーションを提供します。NUMPROC(NOPFD) の動作の完全なエミュレーションは提供されません。
  • NOSIGN-FIXUP は、HOST-NUMCOMPARE 指令および HOST-NUMMOVE 指令でメインフレームのコンパイラ オプション NUMPROC(PFD) のエミュレーションを提供します。

SIGN-FIXUP は、ASCII、MF、EBCDIC、および IBM の SIGN 設定でのみサポートされます。

JVM COBOL では、SIGN"EBCDIC" を HOST-NUMMOVE、HOST-NUMCOMPARE、または SIGN-FIXUP と組み合わせた指令は無効であり、コンパイル時に拒否されます。ネイティブ COBOL では、その組み合わせが許可されます。