COBRT252 メモリの破損を検出した (致命的)

ランタイム システムが、事前に割り当てられたメモリ ブロックにメモリ破損を検出しました。

メモリのタイプおよび判別した破損の理由に関する追加情報もエラー メッセージに追加されます。以下に例を示します。

addr=12345678, type=53, stomp=6 <run-in data>

ここで、addr はメモリ アドレス、type はメモリのタイプ、stomp はストンプのタイプです。メモリおよびストンプのタイプの意味の完全なリストについては、「mf.rts Properties」の MEMORY セクションを参照してください。

解決方法:

メモリ破損が発生した実行時の実際の場所を分離して、エラーの原因を調査する必要があります。これを行うには、次のとおり実行します。

  • メモリ割り当て操作またはメモリ解放操作が行われるたびにメモリを検証するよう指定するメモリ ストラテジを実施します。「memory_strategy」および「memory_free_check_size」チューナーのセクションを参照してください。
    注:これにより、パフォーマンスに大きな影響が生じます。
  • アプリケーションで適切な場所に CBL_MEM_VALIDATE() 呼び出しを追加します。