DEFINE TDQUEUE

一時データ キューの属性を定義します。
キーワード 説明
TDqueue(name) このキューの名前を指定します。この設定は必須です。name は、最大 4 文字の英数字に指定できます。最初の文字は C 以外の文字でなければなりません。
Group(groupname) キューが属するグループの名前を指定します。この設定は必須です。groupname は、最大 8 文字の長さに指定できます。使用可能な文字は、A から Z まで、0 から 9 まで、$、@、および # です。Mainframe Subsystem Support (MSS) では DFH というプレフィックスをシステム グループに使用するため、DFH で始まるグループ名は指定しないでください。
DESCription(text) 一時データ キューについて説明します。この設定は省略可能です。text は、最大 60 文字の長さに指定できます。制限はありませんが、左かっこを使用する場合は、それに対応する右かっこがあることを確認する必要があります。
TYPE(INTra | Extra | INDirect | INTRDR) このキューのタイプを指定します。

Intra:キューの内容はトランザクションでのみアクセス可能であり、一時的です。

Extra:キューの内容を非 CICS プログラムで使用したり、非 CICS プログラムのデータを使用したりできるようになります。

INDirect:別のキューをポイントするエイリアス。これは、任意のタイプのキューにポイントできます。

INTRDR:CICS アプリケーションが JCL ジョブ ストリームを JCL エンジンで実行するために転送できる内部読み取りプログラムを指定します。

区画内キュー パラメーター  
Atifacility(Terminal|blank)) (区画内キュー)。キューが表す宛先のタイプを指定します。

Terminal:一時データ キューは、端末に関連付けられます。その端末は、Facilityid(name) で指定されます。

RECOVstatus(No|Physical|Logical) (区画内キュー)。キューが回復可能かどうかを指定します。キューが回復可能であることを指定する場合は (物理および論理は同義)、_FILESHAREID も指定する必要があります。これは、MSS の回復は Fileshare によって処理されるためです。
Facilityid(name) (区画内キュー)。Atifacility が Terminal に設定されている場合は、端末 ID を指定します。端末定義が存在する必要があります。端末 ID が指定されていない場合、キューはファイルの宛先を持つものとして扱われます。
TRAnsid(name) (区画内キュー)。キューが Triggerlevel(number) で指定したレベルに達した際に実行するトランザクションの名前を指定します。
TRIggerlevel(number) (区画内キュー)。Transid(name) で指定したトランザクションが実行される前にキュー内に蓄積されるデータ レコードの数を指定します。値 0 は、トランザクションが決して実行されないことを意味します。
区画外キュー パラメーター  
DSName(name) (区画外キュー)。未使用。
Opentime(Initial|Deferred) (区画外キュー)。キューの初期ステータスを指定します。

Initial:キューは、リージョンの起動時に開かれます。

Deferred:キューは、必要になるまで閉じられます。

TypeFile(Output|Input|Rdback) (区画外キュー)。キューが入力用か、出力用か、あるいは逆方向に読み取り可能かを指定します。
RECORDSize(number) (区画外キュー)。このキュー内のレコードの最大長を 0 から 32767 までの範囲内で指定します。
RECORDFormat(Fixed|Variable) (区画外キュー)。レコード フォーマットを指定します。

Fixed:最小レコード サイズは、最大レコード サイズと同じ値に設定されます。

Variable:最小レコード サイズは 1 に設定されます。

Printcontrol(Asa|Machine) (区画外キュー)。使用する印刷制御文字のタイプを指定します。この設定は省略可能です。
間接パラメーター  
Indirectname(name) 別の一時データ キューの名前を指定します。その一時データ キューは定義されている必要があります。
リモート パラメーター  
REMOTEName(name) リモート一時データ キューの場合にのみ適用できます。リモート キューの名前を指定します。この名前がローカル ファイルの名前と異なる場合にのみ必要です。キューは、リモート システム上で定義されている必要があります。
REMOTESystem(name) リモート一時データ キューの場合にのみ適用できます。ファイルを保持するリモート システムの ID を指定します。これは、関連するリモート リージョンの実行に使用される SIT 内の Local SYSID フィールドと一致している必要があります。
Micro Focus 拡張  
_Status(Enabled|Disabled) ローカル リージョンによって所有されているキューの場合にのみ有効です。リージョンの起動時にこのキューにアクセスできるかどうかを指定します。

Enabled:リージョンの起動時にアクセスできます。

Disabled:リージョンの起動時にアクセスできません。

_Minrecsize(number) (区画外キュー)。このキュー内のレコードの最小長を指定します。RECORDSize 以下でなければなりません。これを指定しない場合、MSS は RECORDFormat から最小長を推定します。
_FILEShareid(name) このキューが存在する Fileshare サーバーを指定します。
_PCfiletype(Normal|Lineseq) キューを保持するために作成される PC ファイルのタイプを指定します。そのファイルを編集する場合は、Lineseq を選択します。
_FILEName(name) (区画外キュー)。このキューを保持するファイルの名前を指定します。ファイル拡張子は含めないでください。デフォルトでは、dfhxdddd.tdq に設定されます。ここで、dddd は、Tdqueue(name) で指定された 4 文字のキュー名です。
_PAth(path) (区画外キュー)。デフォルトをオーバーライドする場合は、キューを保持するファイルのパスを指定します。
_FILEExt(extension) デフォルト (.tdq) をオーバーライドする場合は、キューを保持するファイルの拡張子を指定します。
_Rsl(keys) 1 つ以上のインジケーターを指定します。各インジケーターは、このキューに対する 24 のリソース キーのいずれかに対応します。ユーザーは、サインオン テーブル エントリで定義されたマッチング キーを介してのみ、特定のリソースにアクセスできます。キーをオンに切り替えるには、そのキーの番号をここで指定します。デフォルトでは、すべてのキーがオフになっています。キーは、個別番号およびハイフンで区切られた範囲のカンマ区切りリストとしてコード化します。たとえば、キー 1 から 5 および 10 をオンにするには、Rsl(1-5,10) をコード化します。