コア ダンプを生成するための Enterprise Server の構成

デフォルトでは、Enterprise Server はランタイム エラーのコア ダンプを作成しません。たとえば、デフォルトでは、オペレーティング システムがアプリケーションによって引き起こされたメモリ アクセス違反を検出した場合、コア ダンプは生成されません。ユーザーは、これらの状況でコア ダンプを生成するように Enterprise Server を構成する必要があります。これは、Enterprise Server で直接指定することも、IDE 内の Enterprise Server のプロパティで指定することもできます。

コア ダンプ ファイルを生成するようにエンタープライズ サーバー インスタンスを構成するには、次の手順を実行します。

  1. ソリューション エクスプローラーで、[Micro Focus Servers > localhost] の下にあるサーバー インスタンスを選択します。
  2. サーバー インスタンスの [Properties] ウィンドウを確認します。

    このウィンドウが表示されていない場合は、[View > Properties Window] をクリックすると表示されます。

  3. コア ダンプ ファイルのパスおよびファイル名を [Core dump file name] に入力します。
  4. [Generate core dump] を [True] に設定します。

エンタープライズ サーバーを起動すると、ランタイム エラーによってコア ダンプが生成されます。エラーの原因を特定できるように、IDE を使用してコア ダンプをデバッグできます。「コア ダンプを使用したデバッグ」を参照してください。