どのような状況で出口プロシージャが呼び出されたかをアプリケーションで確認できるようにします。
構文:
call "CBL_GET_EXIT_INFO" using param-block
returning status-code
パラメーター
- param-block
- cblt-exit-info-params として定義されている集団 (以下を含む)
01 cblt-exit-info-params typedef.
03 cblte-gei-size cblt-x4-comp5. *> pic x(4) comp-5 value 16.
03 cblte-gei-return-code cblt-x4-comp5. *> pic x(4) comp-5.
03 cblte-gei-rts-error cblt-x4-comp5. *> pic x(4) comp-5.
03 cblte-gei-exit-flags cblt-x4-comp5. *> pic x(4) comp-5.
- status-code
- 「説明の読み方」を参照してください。
入力パラメーター:
- cblte-gei-size
- このフィールドを含むパラメーター ブロックのサイズ (16 に設定する必要があります)
出力パラメーター:
- cblte-gei-return-code
- RETURN-CODE の現在の値
- cblte-gei-rts-error
- 終了の原因となったランタイム システム エラーのエラー番号 (存在しない場合はゼロ)
- cblte-gei-exit-flags
- 終了に関する追加情報を提供する 32 ビットのフラグ。各ビットの内容は次のとおりです。
- ビット 0
-
0 |
デバッガーの制御下で実行されていない |
1 |
デバッガーの制御下で実行されている |
- ビット 1
- デバッガーから抜け出た
- ビット 2
- STOP RUN、すべての COBOL スレッドの終了、cobexit() または cobtidy() ルーチンの呼び出しなどにより、ランタイム システムが正常に終了した
- ビット 3
- 未使用
- ビット 4
- 割り込みキー (Ctrl + C など)、CBL_ABORT_RUN_UNIT ルーチンの呼び出しなどにより、ランタイム システムが RTS エラーを生成せずに異常終了した
- ビット 5
- 未使用
- ビット 6
- exit() ルーチンの呼び出しなどにより、オペレーティング システムによって終了された
- ビット 7 から 31
- 将来使用するために予約済みで、0 に設定
- status-code
-
0 |
成功 |
1006 |
出口プロシージャの外部から API が呼び出された |
1009 |
無効なパラメーターが API に渡された |
説明:
このルーチンは、CBL_EXIT_PROC を使用して登録された出口プロシージャ内からのみ呼び出す必要があります。
このルーチンの一般的な用途は、どのような状況で出口プロシージャが呼び出されたかを確認できる必要があるデータベース アプリケーションでの使用です。データベース アプリケーションでは、通常、出口プロシージャがランタイム システムの正常な終了で呼び出されたか異常な終了で呼び出されたかを確認できる必要があります。このルーチンを使用すると、コミットするかロールバックするかを決定できます。