Windows:PostgreSQL のデータストア データ ソースの作成

注: PostgreSQL データベースへの接続には接続文字列を使用すること、つまりデータベース構成ファイル内で connect 属性を使用することをお勧めします。この方法については、「PostgreSQL のデータストアの構成ファイルの更新」で説明しています。

データベース構成ファイルの構成時に接続文字列を使用しなかった場合は、次の手順に従ってデータストア データベースにアクセスするための ODBC データ ソースを作成します。

  1. ODBC データ ソース アドミニストレーターを開きます。
    ヒント: ほとんどの新しいバージョンの Windows では、[スタート] メニュー ボタンをクリックし、「ODBC」と入力して、該当するデスクトップ アプリケーションを選択します。
  2. [ODBC データ ソース アドミニストレーター] ダイアログ ボックスで、[システム DSN] タブを選択します。
  3. 必須のデータ ソースを追加します。
    注: データベースを作成または照会するには、postgres データベース (PostgreSQL サーバーで作成されるデフォルトのデータベースの 1 つ) へのアクティブなデータ ソース接続が必要です。この接続がすでに存在する場合は、この手順を省略できます。
    1. [Add] をクリックします。
    2. データベースに対応する ODBC ドライバー (PostgreSQL の一般的なドライバーである [PostgreSQL ODBC Driver (ANSI)] など) を選択し、[完了] をクリックします。
      注: 32 ビットと 64 ビットの両方のアプリケーションを実行する予定の場合は、それぞれのビット体系の ODBC ドライバーをインストールする必要があります。

      [PostgreSQL setup] ダイアログ ボックスが表示されます。

    3. [Data Source] および [Description] の各フィールドに、このデータベースのデータベース構成ファイルの更新時に dsn:<name> に使用した名前とデータ ソースの説明を入力します。

      データ ソースの名前は、このデータベースのデータベース構成ファイルの更新時に dsn:<name> で指定した名前にします。

    4. [Database] フィールドに「postgres」と入力します。
    5. [Server] および [Port] の各フィールドに、サーバーの名前とポートを入力します。
    6. [User Name] および [Password] の各フィールドに、有効なユーザー資格情報のセットを入力します。
    7. [Datasource] をクリックし、[Advanced Options] を構成します。
      1. [Page 2] をクリックします。
      2. [idle time] フィールドと [interval] フィールドに値を入力して、アイドル状態の接続を維持する時間 (秒単位) を指定します。この値は、データベースのワークロードに応じて調整が必要になる場合があります。
      3. [OK] をクリックします。
    8. [Test] をクリックします。

      接続に失敗する場合は、PostgreSQL のインストールに問題があります。以降の手順に進む前に、ベンダーの手順に従ってトラブルシューティングを行ってください。

    9. [Save] をクリックします。
  4. 必要なデータストアのそれぞれについて、新しいデータ ソースを追加します。
    1. [Add] をクリックします。
    2. データベースに対応する ODBC ドライバー (PostgreSQL の一般的なドライバーである [PostgreSQL ODBC Driver (ANSI)] など) を選択し、[完了] をクリックします。
      注: 32 ビットと 64 ビットの両方のアプリケーションを実行する予定の場合は、それぞれのビット体系の ODBC ドライバーをインストールする必要があります。

      [PostgreSQL setup] ダイアログ ボックスが表示されます。

    3. [Data Source] および [Description] の各フィールドに、このデータストアのデータベース構成ファイルの更新時に dsn:<name> に使用した名前とデータ ソースの説明を入力します。
    4. [Database] フィールドに、データストアを他のデータストア/リージョン データベースを含む単一の物理データベースに格納する場合は、データベース構成ファイルの更新時に -db|existdb:<db-name> で指定したそのデータベースの名前を入力します。データストアを独自のデータベースに格納する場合は、データベース構成ファイルの更新時に -name:<dsname> で指定したデータベースの名前を入力します。
    5. [Server] および [Port] の各フィールドに、サーバーの名前とポートを入力します。
    6. [User Name] および [Password] の各フィールドに、有効なユーザー資格情報のセットを入力します。
    7. [Datasource] をクリックし、[Advanced Options] を構成します。
      1. [Page 2] をクリックします。
      2. [idle time] フィールドと [interval] フィールドに値を入力して、アイドル状態の接続を維持する時間 (秒単位) を指定します。この値は、データベースのワークロードに応じて調整が必要になる場合があります。
      3. [OK] をクリックします。

      データベースがまだ作成されていないため、[Test] はクリックしないでください。

    8. [Save] をクリックします。 ODBC データ ソース アドミニストレーターが再度表示されます。
    9. 必要な追加のデータストアのそれぞれについて、これらのサブ手順を繰り返します。
  5. [OK] をクリックします。

    データストアのデータ ソースの構成が完了しました。

データストア データベースのデータ ソースの構成が完了しました。これで、dbfhdeploy コマンド ライン ユーティリティを使用したデータ ファイルのアップロードを開始できます。