コマンド ラインからライブ記録ファイルを作成するには

制約事項: この機能は、次のプラットフォームでのみサポートされています。
  • Red Hat Linux (x86 および x64)
  • SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 12 SP2 (x64 のみ)

追加の制約事項が適用されます。詳細については、本ドキュメントの「既知のエラーと制限事項」セクションの「リバース デバッグおよびライブ記録」を参照してください。

  1. シェル プロンプトから、COB_LIVE_RECORD 環境変数を目的のファイルのパスおよびファイル名に設定します。
    export COB_LIVE_RECORD=path/and/filename
  2. (オプション) COB_LIVE_RECORD_SIZE 環境変数を設定して、ライブ記録ファイルに書き込まれるイベントの保存に使用されるメモリ量を制御します。
    export COB_LIVE_RECORD_SIZE=mem-size

    mem-size は、割り当てられるメモリ量 (MB 単位) です。設定されていない場合、使用されるメモリ量はデフォルトの 268 MB になります。設定できる最小値は 67 で、最大値は環境 (使用可能なメモリ、bitism など) に依存します。

    警告: 制限に達すると、バッファーが循環されます。つまり、最新のイベント用に領域を確保するために、最も古いイベントが削除されます。したがって、この状況が発生した記録ファイルをデバッグする場合は、必ずしもプログラムの先頭でデバッグが開始されるとは限りません。
  3. シェル プロンプトからアプリケーションを実行します。
    cobrun [switch-params] program-name [program-params]

    構文の詳細については、「cobrun コマンド」トピックを参照してください。

アプリケーションが終了すると、指定されたパスに記録ファイルが作成されます。このファイル名には、<processID>.mfr が付加されます (例:MyProg.1884.mfr)。このファイルを別のマシンで使用して、記録された実行を 1 ステップずつ再生できます。