表操作の最適化

表を定義する際に、添え字は COMP-5 項目にします。

ストライドが同じで、連続する文で使用されている項目の添え字は、添え字だけが一度評価されるように最適化されます。

実運用で使用するプログラムをコンパイルする場合は、NOBOUND 指令を使用します。BOUND 指令はデバッグ時のみ使用してください。BOUND を指定すると、添え字または索引が検出されるたびに、その値が表の定義領域から外れていないかをチェックするコードが生成されます。

USAGE DISPLAY 添え字を使用している場合は、BOUNDOPT 指令 (NOBOUND でオンに切り替えることもできます) でパフォーマンスを向上させることができます。

OCCURS ...DEPENDING で定義された表へのアクセスは、固定長の表へアクセスするほど効率的ではないため、高いパフォーマンスが必要な場合は使用しないでください。

可変長の表で境界を確認すると、添え字または索引が表の最大長外の範囲を指すかどうかのみが確認されます。この場合は、表の現在の長さ、つまり DEPENDING で指定した項目の値は考慮されません。