プロファイラーの概要

プロファイラーは、COBOL プログラムのランタイム パフォーマンスに関する詳細な統計データを収集できる機能です。アプリケーションのパフォーマンス関連の問題を診断する際に役立ちます。

このプロファイリングの実装は、インストルメント化されたプロファイリングと呼ばれることもあります。インストルメント化されたプロファイリングを使用する場合は、アプリケーションを変更して、パフォーマンス情報を記録するためのコードを追加することになります。

アプリケーションでのプロファイリングを実現するには、PROFILE コンパイラ指令を使用してプロファイリングを行うコードをコンパイルし、プログラムの実行後にプロファイリング ツールを実行してレポートを作成する必要があります。

パフォーマンス統計はアプリケーションが実行されるたびにバイナリ形式で生成されるため、その内容を確認するには、プロファイラー ツールを使用して理解可能な形式に変換する必要があります。

パフォーマンス統計を記録するとアプリケーションのパフォーマンスが低下するため、プロダクション システムでは使用しないことをお勧めします。