Micro Focus COBOL Server for Linux and UNIX の Readme

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この Readme は、次の項で構成されています。


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システム要件

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ハードウェア要件

オペレーティング・システム:
  • AIX 6.1 /7.1 (Power) - 32/64-bit
  • HP-UX 11.31 (Itanium) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 5.9, 5.10, 6.4 (intel) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 6.4 (intel) - 32/64-bit
  • Red Hat 5.5, 5.9, 6.4 (intel) 6.2/6.4 (390)- 32/64-bit
  • Solaris 10 11 (SPARC) 11 (intel) - 32/64-bit
  • SUSE 11/11 SP2/SP3 (intel) 11 SP2/SP3 (390) - 32/64-bit
ディスク領域:
プラットフォーム Enterprise Server (MB) Sentinel RMS ライセンスサーバー (MB)
POWER running AIX 281 26
HP IA 638 54
System Z running Red Hat Linux 234 28
x86-64 running Red Hat Linux 251 33
SPARC running Solaris 296 31
x86-64 running Solaris 266 23
System Z running SuSE SLES 237 28
x86-64 running SuSE SLES 252 33

(注:インストールには、インストールする製品と同じサイズの空きディスク領域が必要です。)

ソフトウェア要件

  • Red Hat 6.x では、インストールを実行する前に、以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:
    • glibc-*.i686
    • glibc-*.x86_64
    • libgcc-*.i686
    • libgcc-*.x86_64
    • libstdc++-*.i686
    • libstdc++-*.x86_64
    OS のパッケージのインストールに関しては、Red Hat 社のサイトをご確認ください。
  • Eclipse IDE の実行、COBOL JVM コードの実行、およびネーティブ COBOL と Java 相互運用性サポートが動作保証されている Java は、 Java Platform Standard Edition (Java SE) 6 Update 27 以降 または Java 7 です。 Java SE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。

    注: AIX 6.1 上での最低必要なバージョンは、Java 6.0 SR10 FP1です。

  • ローカライズされたメッセージを表示するには LANG 環境変数を設定してください。LANG の設定は、英語および日本語のみをサポートします。

ダウンロードとインストールの手順

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注:このリリースはフルインストール製品です。

  1. 実行環境製品 COBOL Server 2.2J ダウンロード」から、 該当するプラットフォーム用のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。

    unzip ./COBOL_Server_2.2_プラットフォーム名.zip

  2. Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

    注:
    • Sun Sparc Solaris の場合は、次の手順 2. でインストールを開始する前に、以下を行ってください。それ以外のプラットフォームの場合は、この手順をスキップしてください。

      XPG4 のユーティリティを使っていない場合は、PATH で XPG4 のフォルダを先頭に指定してください。

      例 bsh の場合

      PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH
      export PATH

      設定がない場合のインストールエラー例

      tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。

      install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名

    • License Server

      Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。

      動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。

      /etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
      IP machinelonghostname machineshorthostname
      
      ここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
  3. スーパーユーザ権限で、次のコマンドを実行します。(この手順以降はスーパーユーザ権限の同一ログイン セッションでおこないます。)
    chmod +x setup_cobol_server_2.2_プラットフォーム名
    ./setup_cobol_server_2.2_プラットフォーム名

    スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。

    インストール済みの製品の COBDIR が設定されている場合、インストーラは既存のインストールをバックアップしてから、COBDIR が指定する場所にこのリリースをインストールします。COBDIR が設定されていない場合は、新規インストールが行われます。

  4. COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。このデフォルトを変更するには、
    -installlocation="Location" パラメータを使用して 以下の例のように別のディレクトリを指定します。

    ./setup_cobol_server_2.2_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"

    -help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    注:
    • SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている製品が稼動中である場合、この製品のインストールが影響を与える可能性があります。 インストール中はライセンス更新のため、ライセンス機能が停止します。 SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている稼動中の製品への影響を防ぐには、以下の例のようにSafeNet のインストールをスキップさせるオプション -skipsafenet を指定する必要があります。
      ./setup_cobol_server_2.2_プラットフォーム名 -skipsafenet
    • インストールされている SafeNet Sentinel への予期しない更新の影響を防ぐには、 以下のコマンドを実行して、/var/microfocuslicensing/ に空のファイル SKIP_SAFENET_INSTALL を作成します。
      touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
      このファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。

サイレント インストール

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以下のコマンド行引数を指定してサイレント インストールを行うことができます。

-silent -IacceptEULA

コマンドの実行例

./setup_cobol_server_2.2_プラットフォーム名 -silent -IacceptEULA

インストール後

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製品のインストール後は、下記の手順で環境を設定する必要があります。

注: 下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。

シェル初期化ファイル (/etc/profile/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。

ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。


  1. 製品を設定するには、次のコマンドを実行します。
    . /opt/microfocus/VisualCOBOL/bin/cobsetenv
  2. 製品がインストールされ、ライセンスが有効であることを確認するには、次のコマンドを実行します。
    cob -Version

ライセンス

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ソフトウェアのライセンスを有効にするには、次の管理ツールを実行します。
sh /var/microfocuslicensing/bin/cesadmintool.sh

上記の管理ツールを実行して表示されるメニューから「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。

Product Detail: COBOL Server Version 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

注: Micro Focus ライセンスシステムは、インストール・プロセスの一部として /var/microfocuslicensing ディレクトリにインストールされます。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

アンインストール

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COBOL Server を削除するには、$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_VisualCOBOL2.2.sh スクリプトを実行します。

警告:
このスクリプトを実行すると、 COBOL Server が完全に削除されます。

COBOL Server をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリUnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。

オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
  • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。
    1. Micro Focus Documentation をクリックして、英語版マニュアルのサイトを表示します。
    2. 左側のペインから[Micro Focus Developer > Micro Focus COBOL Server for UNIX]を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

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