Micro Focus Visual COBOL for Linux and Unix の Readme

この Readme には、Micro Focus® Visual COBOL® for Linux and Unix に関する情報が記述されています。

Micro Focus Visual COBOL for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。



この製品には、Enterprise Server 配下でのネーティブ COBOL アプリケーションの Web サービスとして展開、および、J2EE アプリケーションサーバーからアクセスのサポートが含まれています。

この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


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システム要件 - Visual COBOL for Eclipse

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8、Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
推奨メモリ(RAM):
4 GB (最低 2 GB)
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 約 75MB
Visual COBOL - 3.7 GB (注:このディスクサイズには、Visual COBOL セットアップファイルと一緒に提供される Eclipse IDE、Java および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
ソフトウェア要件

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Eclipse 関連の要件:
  • Visual COBOL では、64ビットの Eclipse IDE はポートされませんが、32ビット Eclipse で、32ビット・64ビット両方のアプリケーションを作成できます。
  • Visual COBOL では、32ビットの Java のインストールが必要です。
  • Visual COBOL は Eclipse 4.4.2で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Visual COBOL プラグインをインストー ルできます。サポート バージョンは Eclipse 4.2および4.3の32ビットのみです。 手順については、「Visual COBOL の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
その他のソフトウェア要件:
  • Java 7または8 (32 ビットのみ) がインストールされていること。 Java は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
    注: セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Java 7がインストール済みで、Java 8をインストールしたくない場合は、次のコマンドでサイレントモードで製品をインストールすると、Java 8のインストールをスキップさせることができます。
    start /wait vce_23.exe /q skipjre=1
    
  • セットアップにより .NET Framework v4.5.2 および Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージも必須ソフトウェアとしてインストールされます。
  • Eclipse IDE および Java に関する注意事項については、製品マニュアルの以下の項目を確認してください。

    [ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for the Eclipse IDE]

  • Linux/Unix 側の環境には、xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされません。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.7 Servlets 2.5
    JBoss 7.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.7 Servlets 2.5

    注:Oracle の JDK が必要です。 サポートされる Oracle JDK 1.7 の最も初期のリリースは 1.7.027 です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトからダウンロードできます。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE COBOL RA
    JBoss 5.1.0 1.5/1.6 (Oracle) 5 X
    JBoss 6.1.0 1.6 (Oracle) 6 X
    JBoss 7.1.1 1.7 (Oracle) 6 X
    Oracle WebLogic 10.3.5 1.6 (Oracle) 5 X
    Oracle WebLogic 12.1.1 1.6/1.7 (Oracle) 6 X
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5 X
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6 X
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6 X
  • Java Development Kit (JDK)
    • ネーティブ COBOL と Java 相互運用

      Eclipse IDE の実行、 COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、 Oracle の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 7 や Java 8 が必要です。 セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Oracle のサイトからダウンロード可能です。

    • Java のコンパイル

      Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。

    • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

      Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。

      • Java Beans

        Java クライアントは、JDK 1.6 以上を使用してコンパイルする必要があります。

      • EJB

        同じ JDK ベンダを使用する必要があります。

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
  • 統合化トレース機能 (CTF)

    CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。

  • データベースアクセス

    Visual COBOL を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

    • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

      注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。

      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
        x86-64 Windows X X
      • XA スイッチ モジュール

        Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

      • プリプロセッサ

        COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

        • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
        • Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
        • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
      • コンパイル

        x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

      • テスト

        このバージョンでは、COBSQL は Oracle 11.1、11.2 および 12.1 でテストされています。

    • データベースアクセス - OpenESQL
      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム ネーティブ / JVM マネージ
        COBOL 32 ビット
        ネーティブ / JVM マネージ
        COBOL 64 ビット
        x86-64 Windows X X
      • XA スイッチ モジュール

        ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。SQL Server の XA スイッチ モジュールも提供されています。

        SQL Server の XA スイッチ モジュールをビルドするには、Windows Software Development Kit (SDK) をインストールしておく必要があります。

      • ネーティブ COBOL
        • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
        • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
      • JVM 用のマネージ COBOL

        OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

        テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
        DB2 LUW 9.5 db2jcc4.jar (および
        DB2 LUW 9.7 db2jcc_license_cu.jar)
        DB2 LUW 10.1
        DB2 LUW 10.5
        Oracle 11.1, 11.2 ojdbc6.zip *1
        Oracle 12.1 ojdbc7.zip *1
        Microsoft SQL Server 2008 R2 sqljdbc4.jar *2
        Microsoft SQL Server 2012
        Microsoft SQL Server 2014
        PostgreSQL 9.4
        *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。
        *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。

        JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

        • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
        • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

      • テスト

        このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

        • Oracle 11.1, 11.2, 12.1
        • DB2 LUW 9.5, 9.7,10.1,10.5
        • SQL Server 2008 R2, 2012, 2014
        • PostgreSQL 9.4

        注:Micro Focus は PostgreSQL との互換性を提供しますが、 PostgreSQL オープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。 PostgreSQL の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ バージョン 7以降

システム要件 - Visual COBOL Development Hub

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • AIX 6.1, 7.1 (Power) - 32/64-bit
  • HP-UX 11.31 (Itanium) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 6.x / 7.x (intel) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 6.x / 7.x (intel) - 32/64-bit
  • Red Hat 5.x, 6.x, 7.x (intel) 6.x, 7.x (390)- 32/64-bit
  • Solaris 10 11 (SPARC) 11 (intel) - 32/64-bit
  • SUSE 11, 12 (intel) 11, 12 (390) - 32/64-bit
注:64ビットオペレーティングシステムで64ビットおよび32ビットのアプリケーションを生成することができます。
ディスク領域:
プラットフォーム セットアップ ファイル サイズ (MB) インストールに必要なディスク容量 (GB) 製品の実行に必要なディスク容量 (MB) Sentinel RMS ライセンスサーバー (MB)
POWER running AIX 419 1.68 838 36.5
HP IA 763 3.05 1526 69
System Z running Red Hat Linux 3464 1.38 692 36
x86-64 running Red Hat Linux 369 1.44 718 46
SPARC running Solaris 405 1.62 810 40
x86-64 running Solaris 375 1.60 750 31
System Z running SUSE SLES 349 1.40 698 36
x86-64 running SUSE SLES 364 1.46 728 46

ソフトウェア要件

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

  • pax アーカイブユーティリティがセットアップの実行で使用されています。ほぼすべての Linux/Unix システムで提供されているものですが、もしない場合は、別途インストールする必要があります。インストールされているかを確認するには、コマンドプロンプトから pax --help または pax --version を実行します。
  • 以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:
    パッケージ プラットフォーム
    SUSE 11SUSE 12 Red Hat 6.xRed Hat 7.x
    glibc-locale-32bit XX
    gcc XX
    gcc*.i686 XX
    glibc-*.x86_64 XX
    glibc-*.i686 XX
    glibc-devel-*.x86_64 XX
    glibc-devel-*.i686 XX
    libgcc-*.x86_64 XX
    libgcc-*.i686 XX
    libstdc++-*.x86_64 XX
    libstdc++-*.i686 XX
    gdb *1 XX XX
    gtk2 (libgtk2, gtk2-tools-32-bit) X
    libXcomposite1-32bit X
    libgdk_pixbuf-2_0-0-32bit X
    gdk-pixbuf-query-loaders-32bit X
    libjasper1-32bit X
    gtk2-x11 (libgthread-2_0-0-32bit) X
    libXtst6-32bit X
    gtk2-*.x86_64 XX
    gtk2-*.i686 XX
    gtk2-engines.*.i686 X
    gtk2-engines.*.x86_64 XX
    libXtst-*.x86_64 XX
    libXtst-*.i686 XX
    libcanberra-gtk2-*.x86_64 XX
    libcanberra-gtk2-*.i686 XX
    libgnome.x86_64 XX
    libgnome.i686 XX
    PackageKit-gtk-module-*.x86_64 XX
    PackageKit-gtk-module-*.i686 X
    PackageKit-gtk3-module-*.i686 X
    webkitgtk.x86_64 X
    webkitgtk.i686 X
    webkitgtk3.x86_64 X
    webkitgtk3.i686 X
    xterm(任意のバージョン) XX XX

    *1 core_on_error ランタイム変数を使用する場合に必要な追加ライブラリです。 gdb パッケージ(GNU プロジェクトデバッガ)はお使いの OS インストールメディアからインストールすることができます。

    詳細情報については Red Hat 社のサイトをご確認ください。

    IBM System z (390) プラットフォームの場合は、以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:

    • gcc*.s390
    • glibc-*.s390
    • glibc-*.s390x
    • glibc-devel-*.s390
    • glibc-devel-*.s390x
    • gtk2-engines.*.s390 (Red Hat 6.x)
    • PackageKit-gtk-module-*.s390 (Red Hat 6.x)
    • PackageKit-gtk3-module-*.s390 (Red Hat 7.x)
    • xterm(任意のバージョン)
  • Linux/Unix 環境に xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされない場合があります。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
  • Eclipse IDE の実行、COBOL JVM コードの実行、およびネーティブ COBOL と Java 相互運用性サポートが動作保証されている Java は、 Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 7 または Java 8 です。 Java EE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。

    注:

    • AIX および System Z Linux 上では、IBM の JDK が必要です。 サポートされる IBM JDK の最も初期のリリースは 7.0 Service Refresh 8 です。IBM の AIX の JDK は IBM の Webサイトからを取得できます。
    • HP-UX 上では、HP-UX JDK が必要です。 サポートされる HP-UX JDK の最も初期のリリースは 7.0.11 です。 HP-UX Java JDK は HP の Webサイトからを取得できます。

次の環境変数を設定する必要があります。


  • JAVA_HOME 環境変数を設定します。クライアント製品をインストールする場合は、この変数に 32 ビット Java インストールの場所を設定してください。設定しない場合、インストールは終了します。
  • システムの PATH 変数に $JAVA_HOME/bin を追加します。
  • LANG 環境変数を設定します。これにより、ローカライズされたメッセージを選択します。
追加のソフトウェア要件
Visual COBOL の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    制限事項: この項目は、 Enterprise Server 機能にのみ適用されます。

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.7 Servlets 2.5
    JBoss 7.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.7 Servlets 2.5

    注:

    • AIX および System Z Linux 上では、IBM の JDK が必要です。 サポートされる IBM JDK 1.7 の最も初期のリリースは 7.0 Service Refresh 8 です。IBM の AIX の JDK は IBM の Webサイトからを取得できます。
    • HP-UX 上では、HP-UX JDK が必要です。 サポートされる HP-UX JDK 1.7 の最も初期のリリースは 7.0.11 です。 HP-UX Java JDK は HP の Web サイトからを取得できます。
    • 上記以外のすべてのプラットフォーム上では、Oracle の JDK が必要です。 サポートされる Oracle JDK 1.7 の最も初期のリリースは 1.7.027 です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトからダウンロードできます。
  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE COBOL RA
    JBoss 5.1.0 1.5/1.6 (Oracle) 5 X
    JBoss 6.1.0 1.6 (Oracle) 6 X
    JBoss 7.1.1 1.7 (Oracle) 6 X
    Oracle WebLogic 10.3.5 1.6 (Oracle) 5 X
    Oracle WebLogic 12.1.1 1.6/1.7 (Oracle) 6 X
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5 X
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6 X
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6 X
    これらのアプリケーション サーバー用のリソースアダプタの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。
    機能/プラットフォーム JBoss 5.1.0 JBoss 6.1.0 JBoss 7.1.1 WebSphere 7.0 WebSphere 8.0 WebSphere 8.5 WebLogic 10.3.5 WebLogic 12.1.1
    POWER running AIX 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    HP IA 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 64 ビット 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    System Z running Red Hat Linux 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    x86-64 running Red Hat Linux 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    x86-64 running Solaris 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    SPARC running Solaris 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    System Z running SUSE SLES 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    x86-64 running SUSE SLES 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
  • Java Development Kit (JDK)
    • Java のコンパイル

      Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。

    • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

      Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。

      • EJB

        同じ JDK ベンダを使用する必要があります。

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
  • データベースアクセス

    Visual COBOL を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

    • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

      注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。

      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム ネーティブ COBOL 32 ビット ネーティブ COBOL 64 ビット
        x86-64 running Red Hat Linux X X
        x86-64 running SUSE Linux X X
        IBM System p running AIX X X
        IBM System z running Red Hat Linux X
        IBM System z running SUSE Linux X X
        Itanium running HP-UX X X
        x86-64 running Solaris X X
        SPARC running Solaris X X
      • XA スイッチ モジュール

        Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

      • プリプロセッサ

        COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

        • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
        • Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
        • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
      • コンパイル

        x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

      • 実行

        HP-UX の場合、Oracle DBMS ルーチンの呼出し可能共有オブジェクトの作成後に、 Pro*COBOL(またはCOBSQL)を使用して、プリコンパイルしたアプリケーションを実行する場合、 次のように 環境変数 LD_PRELOAD に Oracle クライアント 呼出し可能共有オブジェクトを設定する必要があります:

        LD_PRELOAD=$ORACLE_HOME/libdir/libclntsh.so
        export LD_PRELOAD
        
        ここで libdir は次を意味します:
        • 32ビット環境では lib32 です。
        • 64ビット環境では lib です。
        実行可能ランタイムシステムまたは Oracle のサポートを含む呼び出し可能な共有オブジェクトを作成するスクリプトが利用可能です。(UNIX 環境のみに適用されるものです。) スクリプトは、タイトル「Building and executing Pro*COBOL applications on UNIX」のナレッジベース(英文)からダウンロード可能です。
      • テスト

        このバージョンでは、COBSQL は Oracle 11.1、11.2 および 12.1 でテストされています。

    • データベースアクセス - OpenESQL
      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム ネーティブ / JVM マネージ
        COBOL 32 ビット
        ネーティブ / JVM マネージ
        COBOL 64 ビット
        x86-64 running Red Hat Linux X X
        x86-64 running SUSE Linux X X
        IBM System p running AIX X X
        IBM System z running SUSE Linux X X
        Itanium running HP-UX X X
        x86-64 running Solaris X X
        SPARC running Solaris X X
      • XA スイッチ モジュール

        ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

      • ネーティブ COBOL および PL/I
        • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
        • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
      • JVM 用のマネージ COBOL

        OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

        テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
        DB2 LUW 9.5 db2jcc4.jar (および
        DB2 LUW 9.7 db2jcc_license_cu.jar)
        DB2 LUW 10.1
        DB2 LUW 10.5
        Oracle 11.1, 11.2 ojdbc6.zip *1
        Oracle 12.1 ojdbc7.zip *1
        Microsoft SQL Server 2008 R2 sqljdbc4.jar
        Microsoft SQL Server 2012
        Microsoft SQL Server 2014
        *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。

        JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

        • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
        • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

      • テスト

        このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

        • Oracle 11.1, 11.2, 12.1
        • DB2 LUW 9.5, 9.7,10.1,10.5
        • SQL Server 2008 R2, 2012, 2014
        • 次のプラットフォーム上の PostgreSQL 9.4:
          • x86-64 running Red Hat Linux
          • x86-64 running SUSE Linux

        注:Micro Focus は PostgreSQL との互換性を提供しますが、 PostgreSQL オープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。 PostgreSQL の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ バージョン 7以降

Windows 上での他の製品コンポーネントとの共存

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  • Visual COBOL は Enterprise Server (または Enterprise Test Server/COBOL Server) と同一マシンで共存させることはできません。
  • Visual COBOL は Enterprise Developer と IDE の種類 (Visual Studio または Eclipse) に関わらず同一マシンで共存させることはできません。

ダウンロードとインストールの手順 - Visual COBOL for Eclipse

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注:このリリースはフルインストール製品です。
  • このリリースはフルインストール製品です。
  • インストール前に、「システム要件」を確認してください。
  • セットアップは Visual COBOL と Eclipse 4.4.2をインストールします。 インストールの完了後に、32ビットの4.2や4.3などの他のバージョン Eclipse に Visual COBOL をインストールできます。 手順については、「Visual COBOL の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
  • 以前のバージョンや HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
  • バージョン 2.3 からインストールファイル名の先頭の英文字が変更しました。これに伴い Windows のスタートメニューやアンインストール上の表示が変更されています。詳細はこの Readme に記載されている通りです。
    変更前(バージョン 2.2.x 以前) ede_バージョン.exe
    変更後(バージョン 2.3) vce_バージョン.exe
  • セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Java 7がインストール済みで、Java 8をインストールしたくない場合は、次のコマンドでサイレントモードで製品をインストールすると、Java 8のインストールをスキップさせることができます。
    start /wait vce_23.exe /q skipjre=1
    

  1. 開発環境製品 Visual COBOL 2.3J ダウンロード」から、 Visual COBOL for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
    注:

    この製品は、Development Hub と連携してリモート開発をするために使用することができます。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. Visual COBOL for Eclipse のインストールファイル vce_23.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Visual COBOL\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.4.2です。

インストール後
「ライセンス」に記載されている方法でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > Visual COBOL for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:

  1. [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
  2. [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
  4. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品またはVisual COBOLの以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
    • データベースアクセス

      Visual COBOL の 2.1 Update 1 でコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC) を使用したマネージ アプリケーションは、再コンパイルする必要があります。

    • 既存のアプリケーション

      以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Visual COBOL の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:

Visual COBOL は Eclipse 4.4.2 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse の他のインスタンスに Visual COBOL プラグインをインストールできます。 サポート バージョンは Eclipse 4.2、4.3 および 4.4 の 32 ビットのみです。

注: Visual COBOL では、64 ビットの Eclipse IDE はポートされませんが、32 ビット Eclipse で、32 ビット・64 ビット両方のアプリケーションを作成できます。

プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\installer installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。

使用方法は次の通りです:

  1. Visual COBOL コマンドプロンプトを起動します。
  2. コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\installer に cd で移動します。
  3. 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
    installeclipseplugins -eclipse <EclipseInstallDir> -version <version> [-cobdir <InstallDir>] [-nosplash]

    パラメータの指定は次の通りです:

    • EclipseInstallDir - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
    • version - インストールされている Eclipse インスタンスのバージョン番号。指定可能なバージョンは、4.2、4.3 または 4.4 です。この指定により 4.3.1 や 4.3.2 や 4.4.1 などのマイナーバージョン番号もカバーします。
    • InstallDir - 省略可能なオプションです。Visual COBOL インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。
    • nosplash - 省略可能なオプションです。指定すると既存のスプラッシュ画面を置き換えません。デフォルト以外の Eclipse スプラッシュ画面はこの指定に有無に関係なく置き換えられません。
      注: デフォルト COBDIR の場所は、C:\Users\Public\Micro Focus\ProductName\eclipse です。 もしくは、COBDIR をコマンドラインで指定することができます。

ユーティリティを実行すると、Visual COBOL プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされ、 Visual COBOL UpdateSite フォルダが EclipseInstallDir\eclipse\dropins にコピーされます。

たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.3 のインスタンスに Visual COBOL をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:

installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.3 -nosplash

ダウンロードとインストールの手順 - Visual COBOL Development Hub

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注:
  • インストール実行中に、インストーラは製品の Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを設定します。プロセス ユーザー IDは、Micro Focus Directory Server(MFDS)のものを除く、すべての Enterprise Server プロセスのオーナーになります。Directory Server プロセス(Enterprise Server Administration)は rootとして実行されますが、これはシステムファイルやポートにアクセスするためです。

    Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。

    デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。

  • バージョン 2.3 からインストールファイル名の先頭の英文字が変更しました。これに伴いデフォルトのインストール先やアンインストール用のスクリプト名が変更されています。詳細はこの Readme に記載されている通りです。
    変更前(バージョン 2.2.x 以前) setup_entdev_バージョン_プラットフォーム
    変更後(バージョン 2.3) setup_visualcobol_devhub_バージョン_プラットフォーム
  • Red Hat および SUSE プラットフォーム製品には .zip ファイルで提供されているセットアップファイル(setup_ で始まるファイル名の Micro Focus インストーラ) に加えて RPM インストーラが .bin ファイルとして提供されています。

    これらのプラットフォーム製品の場合は、Micro Focus インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。

    RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。

    1. 次のコマンドを実行して実行権限を与えます。
      chmod +x RPM_installer_name.bin
    2. 次のコマンドを実行すると、使用許諾契約への同意確認メッセージが表示されるので、y を押します。
      ./RPM_installer_name.bin

    rpm コマンドでインストールする場合、インストール先は --prefix で変更可能です。 rpm コマンドによるパッケージ管理については、各 OS のドキュメンテーションをご確認ください。

  1. 開発環境製品 Visual COBOL 2.3J ダウンロード」から、 該当するプラットフォーム用の以下のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    Visual_COBOL_2.3_プラットフォーム名.zip

    インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。

    unzip ./Visual_COBOL_2.3_プラットフォーム名.zip

    Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. 注:
    • Sun Solaris の場合は、次の手順 2 でインストールを開始する前に、以下を行ってください。それ以外のプラットフォームの場合は、この手順をスキップしてください。
      1. XPG4 のユーティリティを使っていない場合は、PATH で XPG4 のフォルダを先頭に指定してください。

        例 bsh の場合

        PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH
        export PATH

        設定がない場合のインストールエラー例

        tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。

        install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名

        上記以外で Bad string エラーが発生するケースがあります。

      2. Solaris に付属している GNU tar (/usr/sfw/bin/gtar) をコマンド名 tar で使用できるように設定してください。

        設定例

        例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)

        cd /usr/local/bin
        ln /usr/sfw/bin/gtar tar
        PATH=/usr/local/bin:$PATH
        export PATH
        

        設定がない場合のインストールエラー例

        remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。

        COBDIR_dir はデフォルトの場合 /opt/microfocus/VisualCOBOL です。

    • License Server

      Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。

      動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。

      /etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
      IP machinelonghostname machineshorthostname
      
      ここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
  3. スーパーユーザ権限で、次のコマンドを実行します。(この手順以降はスーパーユーザ権限の同一ログイン セッションでおこないます。)
    chmod +x setup_visualcobol_devhub_2.3_プラットフォーム名
    ./setup_visualcobol_devhub_2.3_プラットフォーム名

    スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。

  4. COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。このデフォルトを変更するには、
    -installlocation="Location" パラメータを使用して 以下の例のように別のディレクトリを指定します。

    ./setup_visualcobol_devhub_2.3_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"

    -help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:

    [ -ESsysLog="location" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]

    それぞれ、次の内容を指定します:

    • -ESsysLog

      Enterprise Server のシステムログの作成場所を指定します。
      例: -ESsysLog="/home/esuser/logs"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/logs です。

    • -ESadminID

      Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
      例: -ESadminID="esadm"
      デフォルトはインストール実行するユーザIDです。

    • -CASrtDir

      Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
      例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。

    注:
    • SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている製品が稼動中である場合、この製品のインストールが影響を与える可能性があります。 インストール中はライセンス更新のため、ライセンス機能が停止します。 SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている稼動中の製品への影響を防ぐには、以下の例のようにSafeNet のインストールをスキップさせるオプション -skipsafenet を指定する必要があります。
      ./setup_visualcobol_devhub_2.3_プラットフォーム名 -skipsafenet
    • インストールされている SafeNet Sentinel への予期しない更新の影響を防ぐには、 以下のコマンドを実行して、/var/microfocuslicensing/ に空のファイル SKIP_SAFENET_INSTALL を作成します。
      touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
      このファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
    • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.x にインストールする場合に SafeNet ライセンスのサービス起動を既定の設定以外の方法で管理する場合は、以下を確認してください。

      RHEL 7.x では、/etc/inittab が使用されない等の一部の構成の変更により、SafeNet ライセンス サービスの起動の管理が変更されています。

      既定の設定では、サーバーの起動時に、SafeNet Sentinel ライセンス サービスが自動起動されます。 サーバーの起動時にサービスを自動起動させない場合や、トレースレベルを変更する等、既定の動作を変更する場合は、 次の手順で、OS の systemctl コマンドを使う必要があります。

      1. 以下の既定のインストールにより作成されている /usr/lib/systemd/system/MFSafeNet.service を適宜編集して既定以外の動作を指定します。
        -----------  /usr/lib/systemd/system/MFSafeNet.service の先頭 -----------
            [Unit]
            Description=Micro Focus SafeNet licensing daemons. 
            Documentation=http://supportline.microfocus.com
        
            [Service]
            Type=forking
            ExecStart=/var/microfocuslicensing/bin/startboth.sh
            ExecStop=/var/microfocuslicensing/bin/stopboth.sh
            Restart=no
        
            [Install]
            WantedBy=multi-user.target
        -----------   /usr/lib/systemd/system/MFSafeNet.service の末尾 -----------
        
      2. systemctl コマンドで SafeNet ライセンス サービスを設定します。
        [ asroot ] systemctl  option  MFSafeNet
        

        指定可能なオプションは次の通りです:

        reenable SafeNet サービスを再有効化します。
        is-enabled SafeNet サービスの状態確認を行います。ルート権限は不要です。
        start SafeNet サービスを起動します。
        stop SafeNet サービスを停止します。
        restart SafeNet サービスを再起動します。
        disable サーバー起動時の自動起動しないように SafeNet サービスを無効化します。
        enable サーバー起動時の自動起動するように SafeNet サービスを有効化します。
        systemctl コマンドの詳細については、RHEL の OS のヘルプを参照してください。
  5. 環境を設定します。
    注: 下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。

    シェル初期化ファイル (/etc/profile/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。

    ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。

    1. 製品を設定するには、次のコマンドを実行します。
      . /opt/microfocus/VisualCOBOL/bin/cobsetenv
    2. 製品のインストール状態やバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
      cob -Version

    Visual COBOL Development Hub に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。

アンインストール

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Windows マシンからアンインストールする場合:

この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

アンインストール上の表示名は Micro Focus Visual COBOL for Eclipse です。

注:
  • Visual COBOL インストーラは、 Micro Focus Visual COBOL および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。 Visual COBOL だけをアンインストールしても、Micro Focus License Manager のインストールまたは必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

    製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。

    さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。

以下のフォルダが削除されない場合があります:

  • [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
  • %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
  • %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
  • %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
  • Micro Focus Server\Performance\Active Servers
  • Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile
Linux または UNIX が動作するマシンからアンインストールする場合:

Micro Focus Development Hub を削除するには、root ユーザで$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_VisualCOBOLDevelopmentHub2.3.sh スクリプトを実行します。

警告:
これにより、上記の製品は完全に削除されます。

これらの製品をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリUnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。

注: オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

Visual COBOL for Eclipse 向け X Window のインストール

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Visual COBOL for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。 インストールするには、Visual COBOL インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。 このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Visual COBOL\ViewNowX フォルダにあります。

ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

Visual COBOL for Eclipse を使用して Linux/Unix で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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注:
  • リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

Development Hub の Remote System Explorer のサポートの構成

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Eclipse IDE からのリモート開発は、Linux/Unix マシンで動作し、プログラムのビルドとデバッグに関する IDE からの要求をすべて処理する RSE DStore 機能によってサポートされています。RSE DStore 機能は Linux/Unix デーモンとして実行され、Eclipse クライアントが RSE DStore サーバに接続する際に、RSE DStore サーバを起動します。DStore デーモンの起動環境はすべてのサーバに継承され、結果的にすべてのビルド・セッションとデバッグ・セッションに継承されます。Eclipse RSE DStore サーバの詳細については、ここをクリックしてください。

RSE DStore デーモンを起動するには、Linux/Unix マシン上で Perl、Java、as (アセンブラ) および ld (リンカ) が利用可能である必要があります。

RSE デーモンの起動
デフォルト・ポート (4075) でデーモンをバックグラウンド・プロセスとして起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon &

これで、デーモンは、マシンのポート 4075 に接続する Eclipse RSE プロセスをリスンします。別のポートを使用する場合は、startrdodaemon コマンドで別のポート番号を指定してください。

指定した範囲のポートでサーバをインスタンス化するように、デーモンを構成することもできます。この方法は特に、ファイアウォール経由で特定のポートだけ開く場合に適しています。 起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します:

$COBDIR/remotedev/startrdodaemon [<port> | <low port>-<high port>]

指定方法詳細は次の通りです:

<port> にポート番号を指定します。デーモンはこのポートからクライアントマシン上の Eclipse からの接続をリスンします。 値の指定がない場合は、デフォルト値の 4075 が割り当てられます。この値は、インストールされている Eclipse 内で割当てられた値と一致します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4999

この例では、4999 ポートでリスンするデーモンが起動され、ランダムにサーバーのポートが使用されます。

[<port> | <low port>-<high port>] に、デーモンによって起動されたサーバーがクライアントマシン上の Eclipse と通信するのに使用するポートの範囲を指定します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4080 4090-4999

この例では、4080 ポートでリスンするデーモンが起動され、サーバー ポートは 4090-4999 が使用されます。

RSE デーモンの停止
デーモンを停止するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/stoprdodaemon <port>
環境の構成
一部の環境設定については、RSE デーモンを起動する前に設定する必要があります。これは、特定の Eclipse クライアントから Development Hub でビルド・セッションまたはデバッグ・セッションを開始する際に使用する環境は、デーモンを起動したときの環境を継承するからです。通常設定する必要がある環境としては、例えば、データベースの場所やビルド/実行時の SQL アクセス設定などがあります。
注: リモートプロジェクトにおけるデバッグでは、TERM 環境変数に設定されているターミナルが使用される仕様で、何も指定されていない場合は デフォルトで X Window System のターミナル xterm 上で行われるよう構成されています。

Linux 環境では、Eclipse IDE のリモートプロジェクトのデバッグで DISPLAY/ACCEPT 文による日本語の入出力をする場合は、 RSE デーモンを起動するセッション内でデーモンを起動する前に使用するターミナルとして kterm を使用するように設定することが可能です。

kterm を使用するには、TERM 環境変数に kterm を指定します。

また、この場合、デフォルトでは SJIS モードが使用されますが、他のロケールやフォントを変更するには、COBTERMOPTS 環境変数を使って kterm オプションを上書き設定することが可能です。

COBTERMOPTS の設定例は次の通りです。

EUC を使用する場合

    export COBTERMOPTS="-fn 8x16 -fk kanji16 -km euc" 

14 ポイントフォントを使用する場合
 
    export COBTERMOPTS="-fn a14 -fk k14 -km sjis" 

その他の種類の X Window System のターミナルで、ロケールやフォントの設定をおこなう場合も、同様に COBTERMOPTS 環境変数にオプションを指定します。

X Window System のターミナル上での日本語の表示や入力の設定手順に関する詳細は、 お使いのターミナル関連のドキュメント、X Window System のドキュメント、 および、お使いの OS プラットフォームの日本語入力に関するドキュメントをご参照ください。

ライセンス

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製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Visual COBOL for Eclipse のライセンスと Linux/UNIX 上で動作する Development Hub のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

Visual COBOL for Eclipse の場合は 『Product Detail: Visual COBOL for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

Development Hub の場合は 『Product Detail: Visual COBOL Development Hub 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

注: ViewNow X Server には、Visual COBOL for Eclipse と一緒に使用するための XSERV964 ライセンス・キーが付属しています。
Windows で製品のライセンスを有効にする場合:

  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]の ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. [インストール] タブをクリックします。
  4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。
Windows で製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)

  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
    注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名
Linux および UNIX で製品のライセンスを有効にする場合:
Micro Focus ライセンスシステムは、インストール・プロセスの一部として /var/microfocuslicensing ディレクトリにインストールされます。製品のライセンスを有効にするには、次のコマンドを実行します。
cd /var/microfocuslicensing/bin
cesadmintool.sh

上記のライセンス管理ツールを実行して表示されるメニューから、「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

新機能

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新機能については製品ヘルプの『製品情報』のトピック『新機能』を参照してください。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

重要事項: バージョン 2.3 を本番環境で利用する予定である場合は、以下の点にご注意ください。これらの不具合は HotFix で改修される予定です。
  • 32 ビットの x86(Windows または Linux)以外のプラットフォームで、OPT(3) 指令を使用すると、不正なコードが生成される可能性があります。 32 ビットの x86(Windows または Linux)以外のプラットフォームでは、OPT(3) 指令を使用すべきではありません。デフォルトの最適化指令 OPT(2) を使用してください。
  • オブジェクト COBOL 構文で、INVOKE 文の中で AS template-1 句を使用していると、実行時エラー 240(不正なオブジェクト参照)または、実行時エラー 114(メモリ領域外の項目にアクセスしようとしている)が発生する可能性があります。この構文を使用するコードでは、オブジェクト クラスライブラリも含めて、このエラーが発生する場合があります。
COBOL コンパイラ
可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があると以下のタイプのコメント行も有効なステートメントと同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。
  • 7桁目の「/」でのコメント
  • 8桁目以降の「*>」でのコメント
(#18079/#19838)
Linux/Unix インストーラの不具合
Sun Solaris に製品をインストールする場合は、インストーラを実行する前に、適宜環境設定の変更が必要になる場合があります。詳細は以下をお読みください。必要な設定がない場合は、インストールでエラーになります。
Enterprise Server
  • SSTM が有効な Enterprise Server では、過去の統計機能(HSF) が不正な記録を生成する場合があります。
  • Windows 10で Microsoft Edge ブラウザを使って Enterprise Server Administration GUI にアクセスする場合、 自動更新機能により、フォームの再送信の確認画面が表示されます。 この不具合を回避するには、再送信要求をキャンセルしてから、サーバーのリストページまたは Enterprise Server Administration のホームページを更新します。 または、Enterprise Server Administration のホームページで自動更新間隔を0にして、自動更新機能をオフに設定します。
Enterprise Server セキュリティ
外部セキュリティを使用するように MLDAP ESM モジュールで構成されている場合に、 「ユーザー管理」権限が設定されていない Enterprise Server の資格情報 (つまり、Enterprise Server Administration 内の「ユーザー管理」セキュリティリソース内の ACE(アクセス制御エントリ)の更新権限のない資格情報) を使用して Enterprise Server インスタンスを起動しようとすると起動に失敗します。
ICETOOL エミュレーション
このリリースでは、ICETOOL エミュレーションは、マネージコードでは使用できません。
リソースアダプタ
WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。 この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。 WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。 コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。
REST/JSON IMTK の実装と同一生成元ポリシー(SOP)
Enterprise Server に配置された REST サービス対して ウェブ ブラウザ内でスクリプトから送信された HTTP 要求が 同一生成元ポリシー (SOP) により失敗する場合があります。 一部のブラウザではクロス オリジン リクエストの送信を可能にするクロス オリジン リソース シェアリング(CORS)のように SOP を緩和する実装(またはプラグインにより実装)をしているものがあります。 REST サービスの場合、Enterprise Server は SOPを緩和するメソッドを実装していません。 そのため、CORS(または他の SOP 緩和技術)を実装しているブラウザでも、 サーバー側としてEnterprise Server が同等の技術を実装していないため、 スクリプトからの要求を拒否される可能性があります。
英文の製品ヘルプ
  • JRE 1.7.0_45 (issue JDK-8028111) を使用している場合、Eclipse ヘルプビューアでの検索および索引付けで不具合が発生します。
  • Visual COBOL 2.3 の製品に含まれる英文ヘルプのチュートリアル「Calling JVM COBOL programs as part of an Axis Web service」は最後までおこなうことができません。これは一部のサードパーティ コンポーネントの構成で未解決の不具合があるためです。 このチュートリアルは、英文のオンラインドキュメント上から削除されています。
Eclipse IDE
  • Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
  • ソースコードとA/B カラムや余白設定が一致していない状態で表示される場合があります。 これは、Eclipse IDE の [ウィンドウ > 設定 > 一般 > 外観 > 色とフォント > Terminal Console Font] で Meiryo UI のように等幅でないフォントが設定されているためです。 この不具合を回避するには、フォントの設定で Consolas や MS ゴシックなどの等幅フォントを選択してください。
Java 関数を利用している場合の DISPLAY 文の改行文字が LF になる不具合(#20432)
Windows 環境の JRE が有効な環境では、 COBOL で Java 関数を利用している場合に DISPLAY 文の改行が LF になります。(JDK ではこの現象は発生しません。) これは、JRE が提供する JVM.DLL が 標準出力に対して _setmode APIによって変換モードをバイナリに設定していることに起因します。 改行 を CRLF にするには、プログラムの先頭で X"A7" function 18 使って、DOS 形式のコンソール入出力の有効化します。 以下はサンプルコードです。
       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
キャラクターモードの実行時に ACCEPT で入力する日本語の終端が文字化けする不具合

以下の日本語版 Windows において、キャラクターモードの実行時に ACCEPT で入力する日本語の終端が文字化けする不具合があります。(GUI モードの実行ではこの不具合は発生しません。)

  • Windows 8、Windows 8.1
  • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2

以下のいずれかの方法で、この不具合を回避することができます。

o +S5 実行時スイッチを以下の方法で設定してから実行する。

  set COBSW=+S5

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
GUI の実行可能ファイル形式のプログラムで日本語が表示(DISPLAY)されない不具合

日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)

以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。

o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。

       PROCEDURE DIVISION. 
           DISPLAY SPACE UPON CRT. 

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 

障害改修

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このセクションは障害改修のリストです。

#16954
COBOL for JVM プロジェクトでエディターを開く際に例外が発生する不具合の改修。
#17617/#17906/#19530
COBSQL を使用するソースに DECLARATIVES 文があるとコンパイルエラーになる不具合の改修
#18079/19838
可変長フォーマットのソースコード内にコンパイラがサポートする最大値より長い行があっても7桁目に * があるコメント行である場合はコンパイルエラー(切り捨てエラー)を出力しない改修。
#18648
全角と半角混合の空白項目が IS SPACE で真となる DBSPACE(MIXED) 指令の拡張機能の追加。
#19443
Linux 上で ed コマンド(パッケージ名:ed) が必須コンポーネントとしてインストーラに追加されリモートプロジェクトのビルドで「64-bit COBOL build environment not found」と表示される不具合を回避する改修。
#19608
環境変数 ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT で指定されるWebサービスのタイムアウト(秒数)に 0-65535 の値が指定可能になる改修。
#19842
Rebuild の実行において /e オプション指定時に、1000以上の重複キーがある場合にエラーが発生する仕様であることをドキュメントに追加する改修。
#19881
2.2 Update 1 においてインストーラ起動時の作業ディレクトリとインストール先ディレクトリが異なるディスク(ファイルシステム)上にある場合にディスク空き容量不足のエラーが発生する不具合の改修。(2.2 Update 2 ではこの不具合は発生しない。)
#19938
HOSTNUMCOMPARE と CHARSET(ASCII) 指定されている場合に符号付き表示項目と ZERO との比較において INT コードの実行結果が GNT コードと異なる不具合の改修。
#19983
RETURNING 項目に PIC 1 項目を指定されているユーザー定義関数がコンパイルエラーにならない不具合の改修。
#20025
GO TO 文のピリオドがないか、未定義の手続き名を指定した GO TO 文がある場合 RESTRICT-GOTO 指令でコンパイルすると実行時例外が発生する不具合の改修。
#20047
INTLEVEL(4)を指定してコンパイルした場合に 19 桁以上の数値項目(DISPLAY/COMP-3)と19 桁またはそれ以下の数値項目(DISPLAY/COMP-3)の計算が不正になる不具合の改修。
#20114
Eclipse IDE のデバッグ画面で、変数の値を値変更画面で HEX 表示すると、値が不正に変更される不具合の改修。
#20161
GEN-GV-FROM-GROUP 指令でコンパイルすると、同じホスト変数が1個のSQL文に複数指定されている場合に、COBES0100S エラー(ホスト変数が使用されていますが宣言されていません。)になる不具合の改修。
#20197
半角数字で始まり、その後に日本語(半角カナまたは全角文字)が続く名称のデータ項目があるとコンパイラエラーになる不具合の改修。
#20212
Oracle 11 以降の Oracle ODBC ドライバの不正な動作(Bug 13535622)を回避する OpenESQL の機能追加。(Bug 13535622: ODBC の規定により SQL_ATTR_ROW_STATUS_ARRAY は 2 バイト整数であるが、Oracle 11 以降の Oracle ODBC ドライバで 4 または 8 バイト整数として誤って定義されている。これにより、DISCONNECT 時に 114 実行時エラーになる場合がある。)
#20216
手続き内に EXEC SQL INCLUDE でコピーファイルを指定していてそのコピーファイルの最初の文が複数行にわたる場合にコンパイルエラーになる不具合の改修。
#20239
SQL(TARGETDB=ORACLE) を指定しないと FOR UPDATE で行ロックされない不具合の改修。
#20269
NUMPROC(ACOS) 指定してコンパイルして実行する場合に LINKAGE SECTION の 88 レベルで宣言した数字項目を参照するとエントリポイントエラーが発生する不具合の改修。
#20291
JVM COBOL でバージョン 2.1 以前のビルドで BigDecimal 型の値の小数部が桁落ちが発生する現象に関連して、ScaledInteger 型における小数部の処理のためにコンパイル指令 JVMDECIMAL(SCALEDINTEGER) 指令が追加される改修。
#20387
COMPUTE 文のあるコードを指令 HOST-NUMCOMPARE と OPT(3) を指定してコードを生成すると実行時エラー 114 が発生する不具合の改修。
#20519
複数のスレッドで同時にデータベースアクセスを行った際に、SQL(THREAD=ISOLATE)指令が設定されているにもかかわらずカーソル等のリソースのスレッド処理が不正になり、SQLCODE=-10000エラーが発生する不具合の改修。
#20591
JBossでejbInterfaceType=localを指定してもimtkmakeコマンドでLocalのEJBが生成されない不具合の改修。
#20628
PostgreSQL を ODBC 接続で使用している場合に SELECT ... FOR UPDATE でレコードがロックされない不具合の改修。
#20629
MFSORT で フィールドの型NUとCHが混在した場合に SORT-EBCDIC でソートすると NU 項目が文字化けする不具合の改修。
#20634
WebLogic 12 のサーバーの管理コンソール画面上でリソースアダプターをディプロイできない不具合の改修。
#20650
環境変数 MFJSTATS が SORT文(内部SORT)の SYSOUT 出力でのみ有効であることを明記するドキュメントの改修。
#20700
全角半角混在の入力済みのデータの半角文字を全角文字に変更して ACCEPT が実行されると ADIS が実行時エラー 114 で異常終了する不具合の改修。
#20803
PROGRAM-ID IS INITIAL 文とインデックス名またはインデックスデータ項目を含むプログラムをコンパイラ指令 INIT-BY-TYPE でコンパイルすると、013-R 違法な中間コードのエラーが発生する不具合の改修。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
  • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。

  • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
    2. 左側のペインから[Enterprise > Micro Focus Visual COBOL for Eclipse(Windows)]を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
注: Visual COBOL Development Hub に関する情報は、製品ヘルプの Eclipse を使用したリモートデバッグに関する項を参照してください。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

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  • MFSupportInfo.exe のユーザーインターフェイスの変更

    Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。

  • コンパイラ指令

    コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。

    パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。

    • 指定されたすべての .class ファイルがスキャンされ、拡張メソッドおよび拡張演算子がコンパイラの型解決システムにロードされます。
    • 指定されたすべての .jar ファイルがメモリに読み込まれ、含まれるすべての .class ファイルが上記と同様に処理されます。
    • 拡張子 .jar または .class でないその他すべてのファイルが、.jar 形式ファイルとみなされ、処理されます。これにより、.zip、.war、.ear のような他の拡張子のファイルもサポートされます。
    指定されたファイルの中に、上記のどの手続きでも正常に処理されないものがある場合は、コンパイル処理の開始時に、例外エラーになります。

  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント

    以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。

    • Windows システム ログ
      Windows OS シャットダウン時
      概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
    • Windows Application ログ
      Windows OS 起動時
      概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
      (ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)

    これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。

    Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。

    このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

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