Micro Focus Visual COBOL for Linux and Unix の Readme

この Readme には、Micro Focus® Visual COBOL® for Linux and Unix に関する情報が記述されています。

Micro Focus Visual COBOL for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。



この製品には、Enterprise Server 配下でのネーティブ COBOL アプリケーションの Web サービスとして展開、および、J2EE アプリケーションサーバーからアクセスのサポートが含まれています。

Eclipse パースペクティブには、Enterprise Server に展開させるメインフレーム サブシステム アプリケーション関連の項目が表示されますが、この製品にはそのためのライセンスは含まれていないため、機能しません。

この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


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システム要件 - Visual COBOL for Eclipse

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
最低推奨メモリ(RAM):
2 GB
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 約 35MB
Visual COBOL に 1.3 GB(x86 Windows) 、1.45GB(x64 Windows) (注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
ソフトウェア要件

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
  • Java Platform Standard Edition (Java SE) 6 Update 27 以降 または Java SE 7 (32 ビットのみ) がインストールされていること。Java SE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
  • Linux/Unix 側の環境には、xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされません。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
  • Microsoft .NET Framework 4

次の環境変数を設定する必要があります。


  • JAVA_HOME - クライアント製品をインストールする場合は、この変数に 32 ビット Java インストールの場所を設定してください。設定しない場合、インストールは終了します。
追加のソフトウェア要件
Visual COBOL の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.6.027 Servlets 2.5
    JBoss 6.1 1.6.027 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.6.027 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.6.027 Servlets 2.5

システム要件 - Visual COBOL Development Hub

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • AIX 6.1 /7.1 (Power) - 32/64-bit
  • HP-UX 11.31 (Itanium) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 5.9, 5.10, 6.4 (intel) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 6.4 (intel) - 32/64-bit
  • Red Hat 5.5, 5.9, 6.4 (intel) 6.2/6.4 (390)- 32/64-bit
  • Solaris 10 11 (SPARC) 11 (intel) - 32/64-bit
  • SUSE 11/11 SP2/SP3 (intel) 11 SP2/SP3 (390) - 32/64-bit
ディスク領域:
プラットフォーム Visual COBOL Development Hub (MB) Sentinel RMS ライセンスサーバー (MB)
POWER running AIX 396 26
HP IA 806 54
System Z running Red Hat Linux 332 28
x86-64 running Red Hat Linux 358 33
SPARC running Solaris 431 31
x86-64 running Solaris 327 23
System Z running SuSE SLES 337 28
x86-64 running SuSE SLES 363 33

(注:インストールには、インストールする製品と同じサイズの空きディスク領域が必要です。)

ソフトウェア要件

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

  • Red Hat 6.x では、インストールを実行する前に、以下の OS のライブラリがインストールされている必要があります:
    • glibc-*.i686
    • glibc-*.x86_64
    • glibc-devel-*.i686
    • glibc-devel-*.x86_64
    • libgcc-*.i686
    • libgcc-*.x86_64
    • libstdc++-*.i686
    • libstdc++-*.x86_64
    OS のパッケージのインストールに関しては、Red Hat 社のサイトをご確認ください。
  • Linux/Unix 環境に xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされません。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
  • Eclipse IDE の実行、COBOL JVM コードの実行、およびネーティブ COBOL と Java 相互運用性サポートが動作保証されている Java は、 Java Platform Standard Edition (Java SE) 6 Update 27 以降 または Java 7 です。 Java SE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。

    注: AIX 6.1 上での最低必要なバージョンは、Java 6.0 SR10 FP1 です。

次の環境変数を設定する必要があります。


  • JAVA_HOME 環境変数を設定します。クライアント製品をインストールする場合は、この変数に 32 ビット Java インストールの場所を設定してください。設定しない場合、インストールは終了します。
  • システムの PATH 変数に $JAVA_HOME/bin を追加します。
  • LANG 環境変数を設定します。これにより、ローカライズされたメッセージを選択します。
追加のソフトウェア要件
Visual COBOL の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.6.027 Servlets 2.5
    JBoss 6.1 1.6.027 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.6.027 Servlets 2.5
    AIX 上での WebLogic 12.1.1 1.6.0 SR10 FP1 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.6.027 Servlets 2.5
    AIX 上での WebSphere 8.5 1.6.0 SR10 FP1 Servlets 2.5
    これらのアプリケーション サーバー用のリソースアダプタの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。
    プラットフォーム Tomcat 7.0.39 JBoss 6.1 WebLogic 12.1.1 WebSphere 8.5
    Red Hat EL 5 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    SPARC Solaris 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    HP/UX 11.31 on Intel IA64 64 ビット 64 ビット
    AIX 6.1 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    SUSE 11 32 ビット / 64 ビット

ダウンロードとインストールの手順

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Visual COBOL for Eclipse のインストール:
注:このリリースはフルインストール製品です。

  1. 開発環境製品 Visual COBOL 2.2J ダウンロード」から、 Visual COBOL for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
    注:

    この製品は、Development Hub と連携してリモート開発をするために使用することができます。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. Visual COBOL for Eclipse のインストールファイル ede_22.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは 3.8 です。

注:
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
  • Microsoft Download Center で .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。
インストール後
ライセンスに記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:

  1. [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
  2. [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
  4. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • Windows 8 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品またはVisual COBOLの以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
    • データベースアクセス

      Visual COBOL 2.1 Update 1 でコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC)を使用したマネージ アプリケーションは、Visual COBOL 2.2 で再コンパイルする必要があります。

    • 既存のアプリケーション

      以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Development Hub のインストール
注: インストール実行中に、インストーラは製品の Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを設定します。プロセス ユーザー IDは、Micro Focus Directory Server(MFDS)のものを除く、すべての Enterprise Server プロセスのオーナーになります。Directory Server プロセス(Enterprise Server Administration)は rootとして実行されますが、これはシステムファイルやポートにアクセスするためです。

Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。

デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。


  1. 開発環境製品 Visual COBOL 2.2J ダウンロード」から、 該当するプラットフォーム用の以下のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    Visual_COBOL_2.2_プラットフォーム名.zip

    インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。

    unzip ./Visual_COBOL_2.2_プラットフォーム名.zip

    Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. 注:
    • Sun Sparc Solaris の場合は、次の手順 2 でインストールを開始する前に、以下を行ってください。それ以外のプラットフォームの場合は、この手順をスキップしてください。
      1. XPG4 のユーティリティを使っていない場合は、PATH で XPG4 のフォルダを先頭に指定してください。

        例 bsh の場合

        PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH
        export PATH

        設定がない場合のインストールエラー例

        tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。

        install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名

      2. Solaris に付属している GNU tar (/usr/sfw/bin/gtar) をコマンド名 tar で使用できるように設定してください。

        設定例

        例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)

        cd /usr/local/bin
        ln /usr/sfw/bin/gtar tar
        PATH=/usr/local/bin:$PATH
        export PATH
        

        設定がない場合のインストールエラー例

        remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。

        COBDIR_dir はデフォルトの場合 /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。

    • License Server

      Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。

      動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。

      /etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
      IP machinelonghostname machineshorthostname
      
      ここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
  3. スーパーユーザ権限で、次のコマンドを実行します。(この手順以降はスーパーユーザ権限の同一ログイン セッションでおこないます。)
    chmod +x setup_entdev_2.2_プラットフォーム名
    ./setup_entdev_2.2_プラットフォーム名

    スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。

  4. COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
    -installlocation="Location" パラメータを使用して 以下の例のように別のディレクトリを指定します。

    ./setup_entdev_2.2_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"

    -help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:

    [ -ESsysLog="location" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]

    それぞれ、次の内容を指定します:

    • -ESsysLog

      Enterprise Server のシステムログの作成場所を指定します。
      例: -ESsysLog="/home/esuser/logs"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/logs です。

    • -ESadminID

      Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
      例: -EDadminID="esadm"
      デフォルトはインストール実行するユーザIDです。

    • -CASrtDir

      Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
      例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。

    注:
    • SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている製品が稼動中である場合、この製品のインストールが影響を与える可能性があります。 インストール中はライセンス更新のため、ライセンス機能が停止します。 SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている稼動中の製品への影響を防ぐには、以下の例のようにSafeNet のインストールをスキップさせるオプション -skipsafenet を指定する必要があります。
      ./setup_entdev_2.2_プラットフォーム名 -skipsafenet
    • インストールされている SafeNet Sentinel への予期しない更新の影響を防ぐには、 以下のコマンドを実行して、/var/microfocuslicensing/ に空のファイル SKIP_SAFENET_INSTALL を作成します。
      touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
      このファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
  5. 環境を設定します。
    注: 下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。

    シェル初期化ファイル (/etc/profile/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。

    ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。

    1. 製品を設定するには、次のコマンドを実行します。
      . /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
    2. 製品のインストール状態やバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
      cob -Version
    システム指令ファイル cobol.dir の追加作成

    日本語対応のための設定を追加するために、次の方法で cobol.dir を追加作成します。(これは最初に1度だけ行う作業です。)

    1. root でログインします。
    2. 次のコマンドを実行を実行して COBDIR 環境変数を設定します。
      . インストール先のフルパス/bin/cobsetenv

      インストール先がデフォルトの場合は、次の通りです。

      . /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
    3. 次のコマンドを実行します。$COBDIR/etc ディレクトリに cobol.dir ファイルが作成されます。
      test `uname -s` = Linux && echocmd="echo -e" || echocmd="echo"
      $echocmd 'CURRENCY-SIGN"92"' >> $COBDIR/etc/cobol.dir
      $echocmd 'NCHAR"2"' >> $COBDIR/etc/cobol.dir
      chmod 444 $COBDIR/etc/cobol.dir
      
    4. $COBDIR/etc/cobol.dir ファイルに以下の設定が含まれているか確認します。
      CURRENCY-SIGN"92"
      NCHAR"2"
      

      確認例 cat コマンドで設定内容を表示した場合の例

      $ cat $COBDIR/etc/cobol.dir
      CURRENCY-SIGN"92"
      NCHAR"2"
      $
      

    Visual COBOL Development Hub に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。

アンインストール

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Windows マシンからアンインストールする場合:

この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

アンインストール上の表示名は Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse です。

注:
  • Visual COBOL インストーラは、 Micro Focus Visual COBOL および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。 Visual COBOL だけをアンインストールしても、Micro Focus License Manager のインストールまたは必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

    製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。

    オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。

Linux または UNIX が動作するマシンからアンインストールする場合:

Micro Focus Development Hub を削除するには、root ユーザで$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseDeveloper2.2.sh スクリプトを実行します。

警告:
これにより、上記の製品は完全に削除されます。

これらの製品をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリUnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。

注: オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

Visual COBOL for Eclipse 向け X Window のインストール

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Visual COBOL for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。 インストールするには、Visual COBOL インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。 このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。

ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

Visual COBOL for Eclipse を使用して Linux/Unix で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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注:
  • リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

Development Hub の Remote System Explorer のサポートの構成

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Eclipse IDE からのリモート開発は、Linux/Unix マシンで動作し、プログラムのビルドとデバッグに関する IDE からの要求をすべて処理する RSE DStore 機能によってサポートされています。RSE DStore 機能は Linux/Unix デーモンとして実行され、Eclipse クライアントが RSE DStore サーバに接続する際に、RSE DStore サーバを起動します。DStore デーモンの起動環境はすべてのサーバに継承され、結果的にすべてのビルド・セッションとデバッグ・セッションに継承されます。Eclipse RSE DStore サーバの詳細については、ここをクリックしてください。

RSE DStore デーモンを起動するには、Linux/Unix マシン上で Perl、Java、as (アセンブラ) および ld (リンカ) が利用可能である必要があります。

RSE デーモンの起動
デフォルト・ポート (4075) でデーモンをバックグラウンド・プロセスとして起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon &

これで、デーモンは、マシンのポート 4075 に接続する Eclipse RSE プロセスをリスンします。別のポートを使用する場合は、startrdodaemon コマンドで別のポート番号を指定してください。

指定した範囲のポートでサーバをインスタンス化するように、デーモンを構成することもできます。この方法は特に、ファイアウォール経由で特定のポートだけ開く場合に適しています。 起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します:

$COBDIR/remotedev/startrdodaemon [<port> | <low port>-<high port>]

指定方法詳細は次の通りです:

<port> にポート番号を指定します。デーモンはこのポートからクライアントマシン上の Eclipse からの接続をリスンします。 値の指定がない場合は、デフォルト値の 4075 が割り当てられます。この値は、インストールされている Eclipse 内で割当てられた値と一致します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4999

この例では、4999 ポートでリスンするデーモンが起動され、ランダムにサーバーのポートが使用されます。

[<port> | <low port>-<high port>] に、デーモンによって起動されたサーバーがクライアントマシン上の Eclipse と通信するのに使用するポートの範囲を指定します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4080 4090-4999

この例では、4080 ポートでリスンするデーモンが起動され、サーバー ポートは 4090-4999 が使用されます。

RSE デーモンの停止
デーモンを停止するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/stoprdodaemon <port>
環境の構成
一部の環境設定については、RSE デーモンを起動する前に設定する必要があります。これは、特定の Eclipse クライアントから Development Hub でビルド・セッションまたはデバッグ・セッションを開始する際に使用する環境は、デーモンを起動したときの環境を継承するからです。通常設定する必要がある環境としては、例えば、データベースの場所やビルド/実行時の SQL アクセス設定などがあります。
注: リモートプロジェクトにおけるデバッグでは、TERM 環境変数に設定されているターミナルが使用される仕様で、何も指定されていない場合は デフォルトで X Window System のターミナル xterm 上で行われるよう構成されています。

Eclipse IDE のリモートプロジェクトのデバッグで DISPLAY/ACCEPT 文による日本語の入出力をする場合は、 RSE デーモンを起動するセッション内でデーモンを起動する前に使用するターミナルとして kterm を使用するように設定を行う必要があります。

kterm を使用するには、TERM 環境変数に kterm を指定します。

また、この場合、デフォルトでは SJIS モードが使用されますが、他のロケールやフォントを変更するには、COBTERMOPTS 環境変数を使って kterm オプションを上書き設定することが可能です。

COBTERMOPTS の設定例は次の通りです。

EUC を使用する場合

    export COBTERMOPTS="-fn 8x16 -fk kanji16 -km euc" 

14 ポイントフォントを使用する場合
 
    export COBTERMOPTS="-fn a14 -fk k14 -km sjis" 

X Window System の kterm 上での日本語の表示や入力の設定手順に関する詳細は、kterm 関連のドキュメント、X Window System のドキュメント、および、お使いの Linux/Unix 環境の日本語入力に関するドキュメントをご参照ください。

ライセンス

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製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Visual COBOL for Eclipse のライセンスと Linux/UNIX 上で動作する Development Hub のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

Visual COBOL for Eclipse の場合は 『Product Detail: Visual COBOL for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

Development Hub の場合は 『Product Detail: Visual COBOL Development Hub 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

注: ViewNow X Server には、Visual COBOL for Eclipse と一緒に使用するための XSERV964 ライセンス・キーが付属しています。
Windows で製品のライセンスを有効にする場合:

  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]の ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. [インストール] タブをクリックします。
  4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。
Windows で製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。

start /wait install-dir\bin\cesadmintool -term activate 認証コード

サイレントインストールのコマンド実行例
start /wait "C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\bin\CesAdminTool.exe" -term activate XXXE00DXXXDAXXX
注: CesAdminTool.exe がインストールディレクトリ配下に存在しない場合は、以下にあるものを実行してください。

  • 64ビット Windows

    C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT

  • 32ビット Windows

    C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT

注:コマンド例の認証コードは入力例です。実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。

Linux および UNIX で製品のライセンスを有効にする場合:
Micro Focus ライセンスシステムは、インストール・プロセスの一部として /var/microfocuslicensing ディレクトリにインストールされます。製品のライセンスを有効にするには、次のコマンドを実行します。
cd /var/microfocuslicensing/bin
cesadmintool.sh

上記のライセンス管理ツールを実行して表示されるメニューから、「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

新機能

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新機能については製品ヘルプの『製品情報』のトピック『新機能』を参照してください。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

Linux/Unix 製品でインストール時に日本語ロケールの設定時に日本語対応用の指令ファイルが作成されない不具合

本リリースでは、インストール時に日本語ロケールが設定されていても、開発環境で必要な日本語対応用の指令ファイルが作成されない不具合があります。

日本語を使用する場合は、インストール後に、システム指令ファイル cobol.dir の追加作成にある手順をおこなってください。

GUI の実行可能ファイル形式のプログラムで日本語が表示(DISPLAY)されない不具合

日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)

以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。

o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。

       PROCEDURE DIVISION. 
           DISPLAY SPACE UPON CRT. 

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       WORKING-STORAGE SECTION.

       01 func-code     pic x comp-x value 18.  
       01 func-param    pic x comp-x value 1. 

       PROCEDURE DIVISION.  
           call x"A7" using func-code  func-param. 
COBOL ウォッチポイント
ウォッチポイントの設定されたデータ項目を変更するステートメントに後続のステートメントがないと、そのヒットしている COBOL ウォッチポイントは無視されます。
アタッチ デバッグの待機
Linux/Unix プラットフォーム上で実行されるアプリケーションの Eclipse によるデバッグのアタッチの待機で不具合があります。 Eclipse がリモートマシン上のデバッガに接続しても、デバッグ対象のプロセスにアタッチできない場合があります。

この問題を回避するには、リモートマシン上で TMPDIR 環境変数の設定がないか、または、Visual COBOL Development Hub サーバー上と、デバッグされる実行プロセス内で、TMPDIR に同一の設定がされているかを確認してください。Visual COBOL Development Hub は直接 $COBDIR/remotedev/startrdoserver で起動されるか、または間接的に $COBDIR/remotedev/startrdodaemon デーモンとして起動されます。

Visual COBOL Development Hub サーバーで使用されている環境変数を確認する方法は次の通りです:

  1. Windows マシン上の Eclipse の Remote Systems ビューを開きます。
  2. テスト対象のサーバー接続のシェルを右クリックして、Launch Shell をクリックします。
  3. Remote Shell ビューでコマンドフィールドに echo $TMPDIR と入力して改行を押します。
TMPDIR 環境変数の値が表示されます。この値がデバッグされる実行プロセスで使用されるものと同一であるか確認してください。

ご注意:Visual COBOL Development Hub サーバで使用されている TMPDIR 環境変数の値は、Remote Shell 上では変更できません。 デーモンまたはサーバーの起動前に設定する必要があります。

Linux/Unix インストーラの不具合
Sun Sparc Solaris に製品をインストールする場合は、インストーラを実行する前に、適宜環境設定の変更が必要になる場合があります。詳細は以下をお読みください。必要な設定がない場合は、インストールでエラーになります。
AcuCOBOL ファイルハンドラ
MSSQL ではなく ACUFH インタフェースを使用する場合は、ACUFH インタフェースがデータベースへの接続に失敗したときに ファイル処理の遅延が発生する可能性があります。この接続の失敗により、メモリリークが発生します。 これらの不具合を回避するには、MSSQL_DETACH 環境変数を 1 に 設定します。
コンパイラ
Java 1.7 で実行している時に、 クラスに単一の文字列配列パラメータのある 'main' という静的メソッドがある場合、 このクラスをコマンドラインから実行できるようにするため、 このメインメソッドには RETURNING 項目は指定できません。
データベースアクセス
Visual COBOL の DB2 ECM または Enterprise Developer の HCO for DB2 LUW を使う Eclipse の リモート COBOL プロジェクトで、 使用している Eclipse IDE のあるクライアントマシン上に DB2 ソフトウェアがインストールされていない場合、 バックグランドパースエラーが発生します。 この問題を解決するには、次のいずれかを行います:
  • [ウィンドウ > 設定 > Micro Focus > COBOL > エディタ] の「バックグランドパース」の選択を外してバックグランドパースを無効にします。
  • Eclipse を実行しているマシンに IBM DB2クライアント側のソフトウェアをインストールします。 IBM のサポートサイト で "Download Fix Packs for IBM Data Server Client Packages" (またはその類似のタイトルの)ページで適宜 更新モジュールを適用します。
ICETOOL エミュレーション
このリリースでは、ICETOOL エミュレーションは、マネージコードでは使用できません。
リソースアダプタ
WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。 この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。 WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。 コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。

障害改修

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このセクションは障害改修のリストです。

#16080
引用符で囲んでいない半角カタカナ名のコピーファイルが認識されない不具合の改修。
#16244
マネージCOBOLで標準エラー出力が標準出力に書き出される不具合の改修。
#16300
ACCEPT/DISPLAY 拡張構文で18桁以上の数字項目を使用している場合の構文エラーメッセージの改修。
#16470
mfcobol-xa.rar 使用時に通信プロセスが正しくクローズがされない不具合の改修。
#16576
64-bitのサービスが32-bitと認識されてディプロイできない不具合の改修。
#16693
Enterprise Server の停止が15秒以上にかかると再起動に失敗する不具合の改修。
#16775
HOSTNUMMOVE SIGNFIXUP 指令がマネージコードで有効にならない不具合の改修。
#16778
.NET で固定小数点に浮動小数点を変換結果に不正がある不具合の改修。
#16814
EXTERNAL 宣言のある .NET の DLL を Rununit から直接呼び出すと例外発生不具合の改修。
#16843
INT 形式のデバッグで SCREEN SECTION でエラーになる場合にデバッガがハングアップする不具合の改修。
#16950
DBCS のリテラルがあるソースコードのコンパイルで 1132-W の警告エラーが表示される不具合の改修。
#16976
ACUOPT 指令でコンパイルするとインデックス処理で実行時エラー 153が発生する不具合の改修。
#17027
タブと DBCS 文字が同一行にあるとコンパイルでエラーになる不具合の改修。
#17036
FCD3 が32ビットでも設定される不具合の改修。
#17043
COPY REPLACING と REPLACE 文のあるプログラムを acuopt(-Zi) でコンパイルするとメモリ不足になる不具合の改修。
#17047
$DISPLAY 文の日本語が文字化けする不具合の改修。
#17136
Unix/Linux環境で DBCS ハイフン(x"817C") のある行で73カラム目以降にコメントがあると71-Sのコンパイルエラーになる不具合の改修。
#17170
DATAMAP指令で出力されたデータ項目リストの日本語項目名が化ける不具合の改修。
#17175
大量に日本語が含まれる EXEC 文 のコンパイルでメモリエラーになる不具合の改修。
#17216
ACU 指令でビルドされたプログラムで、指標値をSET文でセットすると後続処理で添字範囲外のエラー RT153 が発生する不具合の改修。
#17264
RUNMW で実行する CUI プログラムで IME のフォントサイズが変更されたフォントサイズで表示されない不具合の改修。
#17278
MAX または MIN 関数を ALL パラメータで指定したプログラムを JVM 用にビルドした場合、実行時に VerifyError例外が発生する不具合の改修。
#17362
DIALECT(ACU) と P(cobsql) を指定するとコンパイルエラーになる不具合の改修。
#17393
SQL INSERT で java.math.BigDecimal のホスト変数があると ORA-17041 のエラーになる不具合の改修。
#17420
ドキュメント改修 ARITHMETIC 指令リストにある TRUNC20 の削除。
#17433
HOST-NUMMOVE"1・HOST-NUMCOMPARE"1" 指定時のコンパイラーメッセージの改修。
#17478
数字項目と表意定数 NULL との比較のあるコードを DIALECT"ACU" でGNTにコンパイルすると「013-R Illegal intermediate code error」になる不具合の改修。
#17489
.NET で SEARCH 文のテーブル名にDBCS文字があるとコンパイルエラーになる不具合の改修。
#17933
全角文字のデータ項目に末尾以外が一致するデータ項目名があると利用者語が一意でないコンパイルエラーになる不具合の改修。
#17984
Enterprise Server の SPOOL 表示で日本語が文字化けになる不具合の改修。
#17695/17932
デバッグ実行時に全角項目のウォッチ式が利用できない不具合の改修。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
  • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント(Eclipse)] をクリックします。

  • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
    2. 左側のペインから[Enterprise > Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse(Windows)]を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
注: Visual COBOL Development Hub に関する情報は、製品ヘルプの Eclipse を使用したリモートデバッグに関する項を参照してください。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

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製品ヘルプの次のセクションは、リリース後に変更されています。

コンパイラ指令

コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。

パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。

  • 指定されたすべての .class ファイルがスキャンされ、拡張メソッドおよび拡張演算子がコンパイラの型解決システムにロードされます。
  • 指定されたすべての .jar ファイルがメモリに読み込まれ、含まれるすべての .class ファイルが上記と同様に処理されます。
  • 拡張子 .jar または .class でないその他すべてのファイルが、.jar 形式ファイルとみなされ、処理されます。これにより、.zip、.war、.ear のような他の拡張子のファイルもサポートされます。
指定されたファイルの中に、上記のどの手続きでも正常に処理されないものがある場合は、コンパイル処理の開始時に、例外エラーになります。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

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