前のステップ「バッチ・アプリケーションのユニット・テスト」では、Bankdemo エンタープライズ・サーバを使用しました。オンライン・テストには、そのエンタープライズ・サーバを再度使用します。
JCL の場合と同様に、ジョブを実行するには、以前に設定した Micro Focus エンタープライズ・サーバが必要です。
重要:アプリケーションの実行は
Enterprise Developer - Personal Edition ではサポートされていないため、アプリケーションを実行するには
Enterprise Developer - Team Edition が必要です。
Bankdemo エンタープライズ・サーバーの起動
エンタープライズ・サーバをまだ起動していない場合は、次のようにエンタープライズ・サーバを起動する必要があります。
- IDE の右下のペインにある [Server Explorer] タブをクリックします。
このタブが表示されていない場合は、[] をクリックします。[Micro Focus COBOL > Server Explorer] を選択して、[OK] をクリックします。
- [Server Explorer] で [bankdemo [localhost:86]] を右クリックし、[Open Administration Page] をクリックします。
- Enterprise Server Administration で、BANKDEMO のそばにある [Start] をクリックしてから、[OK] をクリックしてサーバを起動します。
サーバが起動されるまで待ちます。[Server Explorer] のサーバのリストでは、引き続き BANKDEMO の横に赤い正方形が表示されます。これは、更新遅延です。
- サーバを右クリックして、[Refresh] をクリックします。
CICS アプリケーションの実行
CICS アプリケーションを実行するには、3270 端末エミュレータを使用する必要があります。
3270エミュレータの起動
- お使いの 3270エミュレータを起動します。
メインフレーム 3270 端末接続の作成
最近のセッション・プロファイルで既に bankdemo を設定しているかもしれませんが、設定していない場合は、TCP/IP の 3270接続属性を構成し localhost:5555 への新しい接続を作成する必要があります。
- 作成した接続属性で接続します。
これにより、ES/MTO リージョン BANKDEMO の起動ページが開きます。
- Ctrl+Shift+Z を押して、このウィンドウをクリアします。
- トランザクション ID として BANK を入力し、Enter を押してアプリケーション・ログオン・ウィンドウに移動します。
- ログオン詳細を入力して、Enter を押します。
適切な [User Id] は b0001 です。[Password] には何を入力してもかまいません。ただし、このフィールドは空でない必要があります。
- [Display your account balances] に対して / と入力し、この顧客の詳細を表示します。
- 必要であれば、このアプリケーションをさらに試してみることもできます。
- F3 を押して、アプリケーションを終了します。
- 3270エミュレータを終了します。
プロファイルの保存を促された場合は、今後の使用に備えてプロファイルに Bankdemo という名前を付けます。
[Server Explorer] ビューの更新
IDE 内に戻ると、[Server Explorer] では BANKDEMO サーバのアイコンが赤色になっています。サーバの実際のステータスを確認するには、このビューを更新する必要があります。
- [BANKDEMO] を右クリックして、[Refresh] をクリックします。
アイコンが変わります。
エンタープライズ・サーバーの停止
サーバは Enterprise Server Administration ページから停止できます。ただし、このチュートリアルを続行する場合は、サーバを実行したままにしてかまいません。
注:本番では、エンタープライズ・サーバは、停止や起動なしに数か月にわたって通常実行される長期実行プロセスです。