ILUSING

インポート対象のクラスの名前空間を指定します。この指令を使用すると、プログラム コードにクラス名だけを記述して、その名前空間は省略できます。これにより、コードを短縮および簡略化できる可能性があります。

制限事項:この指令は、.NET マネージ コードに対してのみサポートされています。

構文:

>>-.----.ILUSING---"namespace"------><
   +-NO-+

パラメータ:

namespace
プログラムにインポートする名前空間の名前

プロパティ:

デフォルト: NOILUSING
IDE での同等項目: [プロジェクトプロパティ参照設定] をクリックし、[インポートされた名前空間] セクションの [名前空間を追加します] ボタンを使用する

注釈:

指定した名前空間(または複数の ILUSING 指令を使用している場合は指定した名前空間のいずれか)で始まる名前を持つクラスを参照するとき、その名前空間を省略できます。例:

01 d1 type "System.DateTime".

上記の例は次の例と等価です。

$set ilusing"System"
01 d1 type "DateTime".

名前空間を有効にするには、ILUSING 指令に完全な名前空間を指定する必要があります。例:

$set ilusing"System"
01 f1 type "System.Windows.Forms.Form".   *> this is ok
01 f2 type "Windows.Forms.Form".          *> this does not work

ただし、次のようにするのは可能です。

$set ilusing"System.Windows.Forms"

01 f1 type "form".