監視ポイントの有効化

説明

監視ポイントは、監視対象の変数が変更された場合に、スキップ数がゼロであるか指定されておらず、Ignore オプションが指定されていないと有効になります。監視ポイントに到達すると、次のように処理されます。

  • IF 条件が指定されている場合は評価されます。
  • 監視ポイント カウンターが増分されます。
  • 指定された監視ポイントに対して Ignore オプションが設定されている場合、実行が継続されます。
  • この監視ポイントのスキップ数がゼロ以外の場合、カウントが減分されて実行が続行されます。監視ポイントが無視された場合はスキップ数は変わりません。
  • デバッガーから監視ポイントの発生が通知されます。WATCH コマンドの出力には、変更が発生したブロック名、アクティブ化番号、行番号、および変数の変更前と変更後の 16 進値が含まれます。
  • アクション リストが指定されている場合は実行されます。
  • デバッガーのプロンプトが画面に表示されます。

次の例では、変数 n に監視ポイントを設定し、プログラムの実行を続行するようにアクション リストで指定しています。n の値はユーザーの入力です。

CodeWatch> WATCH n /ACTION [C] 
CodeWatch> CONTINUE

Input maximum prime boundary: 10
Program Stopped due to a Watchpoint
Watched variable N modified about line PRIMES\118 
New Value: 10 {fixed binary (31)}
Break at PRIME\119