名前の参照

宣言以外で名前を使用すると、コンテキストに関係なく、その名前に対する参照となります。コンパイラは、参照の意味を決定するために、名前の宣言を検索します。この検索により、名前が宣言に関連付けられ、参照が解決されます。次に例を示します。

DECLARE A FIXED BINARY(15); 
DECLARE B FLOAT;

B = B+1;

A = A+1;

前述の例では、コンパイラは 2 番目の DECLARE 文に対する参照 B を解決したことで、B+1 の浮動小数点加算を生成する必要があると認識します。同様に、1 番目の DECLARE 文に対する参照 A を解決したことで、A+1 の整数加算を生成する必要があると認識します。