cobol

説明

1 つ以上の COBOL プログラムをコンパイルします。

パラメーター

属性 説明 必須
copyext COPY 文で指定されたファイル名で拡張子が省略されている場合に、コンパイラが検索するコピーファイルのファイル名拡張子を指定します。デフォルトは COBOL コンパイラのデフォルトの "cbl,cpy" です。
重要: この属性は非推奨です。
無視される
configuration 指令セット ファイルの検索時に使用されるアクティブな指令セット構成の名前。 いいえ
connectionName リモート接続の名前。 いいえ
debug true の場合、OBOL プログラムがデバッグ用にコンパイルされます。デフォルトは false です。 いいえ
destdir コンパイルからの出力が書き込まれるディレクトリの名前。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。 いいえ
destfile 単一のコンパイルで作成する出力ファイルの名前。入れ子の mffilelist 要素が指定されている場合は使用しないでください。デフォルトでは、ソース ファイルのベース名に該当する拡張子 .obj または .o を付けた名前になります。 いいえ
desttype COBOL コンパイラで生成する出力のタイプ。この属性の値は、"obj"、"int"、"gnt"、または "jvm" のいずれかにする必要があります。 いいえ
failonerror true の場合、タスクが 0 以外の戻りコードで終了した際にビルド プロセスを停止します。デフォルトは false です。 いいえ
forcecompile true の場合、古くなくても COBOL プログラムをコンパイルします。デフォルトは false です。 いいえ
genlistingfile true の場合、コンパイル時にリスティング ファイルが生成されます。デフォルトは false です。 いいえ
is64bit true の場合、COBOL プログラムを 64 ビット ターゲットにコンパイルします。デフォルトは false です (つまり、32 ビット ターゲット)。 いいえ
projectName プロジェクトの名前。 いいえ
retaindirectivesfile true の場合、生成された指令ファイルがコンパイル後に保持されます。デフォルトは false です。 いいえ
settingsDir アクティブな指令セット設定ディレクトリの名前。 いいえ
srcdir COBOL ソース ファイルの取得元となるディレクトリの名前。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。 いいえ
srcfile コンパイルするソース ファイルの名前。入れ子の mffilelist 要素が指定されている場合は使用しないでください。 いいえ
threadedrts true の場合、UNIX コンパイラに -t (threaded) オプションが渡されます。デフォルトは false です。
重要: この属性は UNIX でのみ適用され、Windows では無視されます。
いいえ
threadCount 使用する並列コンパイルの最大数。デフォルトは 1 です。 いいえ
useDirectiveSet true の場合、ビルドで指令セット ファイルを検索する必要があることを示します。デフォルトは false です。 いいえ
userEnv ユーザー指定の環境変数を含むプロパティ ファイルの名前。 いいえ
verbose true の場合、追加の情報メッセージがタスクによって表示されます。デフォルトは false です。 いいえ
analysisData standalone に設定すると、コード分析タスクで分析するデータのみが生成されます (analysis タスクを参照)。ビルド成果物は作成されません。atCompilation に設定すると、ビルド成果物とコード分析タスクで分析するデータの両方が生成されます。このパラメーターを省略した場合は、ビルド成果物のみが生成されます。 いいえ
analysisDataDir コード分析タスクで分析するデータの作成先のディレクトリ。cobol タスクの analysisData パラメーターとともに使用する必要があります。 いいえ

入れ子の要素として指定するパラメーター

fileset
入れ子にした <fileset> 要素を使用して、コンパイルするソース ファイル名を指定します。
mfdirlist
入れ子にした <mfdirlist> 要素を使用して、プログラムのコンパイルに使用する指令を指定します。mfdirlist を参照してください。
mffilelist
入れ子にした <mffilelist> 要素を使用して、コンパイルするソース ファイル名およびマクロ コピーブックを指定します。mffilelist を参照してください。

エラーおよび戻りコード

デフォルトでは、<cobol> タスクの戻りコードは無視されます。failonerror="true" を設定した場合、ゼロ以外の応答はエラーとして扱われ、ビルドが終了します。

デバッグに使用できるように、単一のプログラムを 32 ビットの .obj/.o ファイルにコンパイルします。

<cobol srcfile="Program.cbl" srcdir="${basedir}" desttype="obj" destdir="${basedir}/bin" debug="true"/>

入れ子の mfdirlist 要素で指定した指令を使用して、単一のプログラムを 64 ビットの .obj/.o ファイルにコンパイルします。

<cobol srcfile="Program.cbl" srcdir="${basedir}" desttype="obj" destdir="${basedir}/bin" is64bit="true">
    <mfdirlist id="cobol.default.directives">
        <directive name="dialect" value="MF"/>
        <directive name="charset" value="ASCII"/>
    </mfdirlist>
</cobol>

参照の mffilelist 要素を使用して、.int ファイルにコンパイルする一連のソース ファイルを指定します。コピーブックの場所およびコンパイラ指令を参照の mffilelist 要素および mfdirlist 要素でそれぞれ指定しています。

<mfdirlist id="cobol.default.directives">
    <directive name="dialect" value="MF"/>
    <directive name="charset" value="ASCII"/>
</mfdirlist>

<mffilelist id="copybook.locations">
    <path type="copybook" name="${basedir}/copybooks"/>
</mffilelist>

<mffilelist id="source.files" srcdir="${basedir}" type="srcfile">
    <file name="Program1.cbl"/>
    <file name="Program2.cbl"/>
    <file name="Program3.cbl"/>
</mffilelist>

<cobol desttype="int" destdir="${basedir}/bin">
    <mffilelist refid="copybook.locations"/>
    <mfdirlist refid="cobol.default.directives"/>
    <mffilelist refid="source.files"/>
</cobol>