ESF キャッシュ

ESF は、セキュリティ要求の結果をキャッシュ (記憶) する機能をサポートしています。これにより、構成済みのセキュリティ マネージャーに対する呼び出しの一部が不要になるため、場合によっては劇的にパフォーマンスが向上します。

ESF キャッシュには 2 つのタイプがあります。ESF マネージャー自体で結果をキャッシュできます。要求が ESF キャッシュ内の要求と一致する場合、ESM モジュールは呼び出されず、キャッシュされている結果が返されます。また、ESF には取得に多くのリソースを要することがある情報を ESM モジュールでキャッシュするためのメカニズムがありますが、現在、ESM モジュールではその機能は使用されていません。つまり、キャッシュ機能は、ESF 構成で (セキュリティ マネージャー構成ではなく) 有効になっている場合にのみアクティブになります。