PERFORM-TYPE

入れ子になった PERFORM 文からのリターン ジャンプの動作を指定します。

構文:

>>-.---.--PERFORM-TYPE--"dialect"----------><
   +-/-+

パラメーター:

dialect
次のいずれかになります。
MF
現在実行されている最も内側の PERFORM の出口点だけが認識され、そのリターン ジャンプが実行されます。
RM
現在実行されている PERFORM 文の出口点のうち、到達した出口点が認識されます。最初に到達した出口点のリターン ジャンプが実行されます。出口点が同じ PERFORM 文を入れ子にすることはできません。入れ子にした場合は、正しくリターンされません。節の終わりは、その節の最後の段落の終わりとは異なる場所として認識されます。
COBOL370、ENTCOBOL、OS390、OSVS、VSC2
現在実行されている PERFORM 文の出口点のうち、到達した出口点が認識されます。最初に到達した出口点のリターン ジャンプが実行されます。出口点が同じ PERFORM 文は、2 つまで (内側と外側) 入れ子にすることができます。それ以上の階層の入れ子にすると、正しくリターンされません。節の終わりは、その節の最後の段落の終わりとは異なる場所として認識されます。
  • PERFORM-TYPE"COBOL370" は、COBOL/370 のメインフレーム動作と互換性があります。
  • PERFORM-TYPE"ENTCOBOL" は、Enterprise COBOL のメインフレーム動作と互換性があります。
  • PERFORM-TYPE"OS390" は、OS/390 COBOL のメインフレーム動作と互換性があります。
  • PERFORM-TYPE"OSVS" は、OS/VS COBOL および DOS/VS COBOL のメインフレーム動作と互換性があります。
  • PERFORM-TYPE"VSC2" は、VS COBOL II のメインフレーム動作と互換性があります。

プロパティ:

デフォルト: PERFORM-TYPE"MF" (すべてのメインフレーム方言)
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

依存関係:

DIALECT"RM" により PERFORM-TYPE"RM" が設定されます。