HOSTFD

ファイルに関連付けられたレコード領域を、OPEN 文の前ではなく、OPEN 文の実行時にのみ割り当てられるように指定します。

構文:

 >>-.---.-.----.--HOSTFD-------------------><  
    +-/-+ +-NO-+

パラメーター:

なし

プロパティ:

デフォルト: NOHOSTFD
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

説明:

この指令を指定する場合には、ファイルに関連付けられたレコード領域への操作は、対象ファイルが開いている間のみ実行できます。HOSTFD を指定しても、EXTERNAL または SORT ファイルへの影響はありません。また、入出力管理段落の SAME RECORD AREA 句で定義されているファイルにも影響はありません。

OPEN 文の前または CLOSE 文の後にレコード領域にアクセスすると、COBRT203 または COBRT114 エラーが発生することがあり、メモリがレコード領域に割り当てられていない、または割り当てができなくなっていると示されます。

FILE CLOSE の実行後にファイルのレコード領域にアクセスする必要がある場合は、NOHOSTFD を指定します。

この指令は、メインフレームとの互換性を確保するために提供されています。