CBLPROMP ユーティリティを使用した環境設定のエクスポート

制約事項: 本トピックは Windows 環境にのみ該当します。

cblpromp は、Windows 専用のコマンド ライン ユーティリティで、COBOL 環境を設定するために必要な Visual COBOL 環境設定を出力します。

構文

[<installdir>\bin\]cblpromp [arguments]
引数なし
cblpromp を通常の (COBOL 以外の) コマンド プロンプトからのみ実行します。cblpromp.exe のフル パスを指定する必要があります。Visual COBOL 環境設定を環境変数の SET 文として出力します。
-j
cblpromp を通常の (COBOL 以外の) コマンド プロンプトまたは Visual COBOL のコマンド プロンプトから実行します。Visual COBOL 環境設定を Java プロパティとして出力します。環境スペース全体ではなく、レジストリの Visual COBOL 環境の変更のみが含まれます。

次の例では、COBOL 以外のコマンド プロンプトから cblpromp を使用して、Visual COBOL 環境設定をバッチ ファイルに保存する方法を示します。

<installdir>\bin\cblpromp > myenv.bat

myenv.bat はさまざまなシナリオで使用できます。たとえば、アプリケーションをコンパイル、分析、テスト、またはディプロイする際に、コマンド ラインで COBOL 環境を設定するには、このファイルをバッチ ファイルから呼び出します。

次の例では、cblpromp を -j オプションとともに使用して、JVM アプリケーションで使用できる Java プロパティ ファイルに Visual COBOL 環境設定をエクスポートする方法を示します。

cblpromp -j > myenv.props

これにより、COBOL 環境を (Ant 呼び出しなどで) 設定するために使用できる myenv.props ファイルが作成されます。