データ部の記述項

データ部の各記述項は、レベル指示語またはレベル番号で始め、その後ろに空白、関連付けられた記述項の名前

ANS85 (存在する場合)、

およびその記述項について記述する一連の独立句を順に続ける。最後の句は常に終止符 (.) およびそれに続く空白で終了する。

データ部の記述項には 2 種類ある。具体的には、レベル指示語で始まるものと、レベル番号で始まるものである。

レベル指示語には次の種類がある。

データ部の記述項がレベル指示語で始まる場合、レベル指示語は A 領域から書き始め、その後ろに空白を続けてから、B 領域

ANS85 または A 領域

で関連する名前および適切な記述情報を記述する。

レベル番号で始まるデータ部の記述項は、データ記述項と呼ばれる。

レベル番号の値は 1 から 49 まで、66、77、

MF 78、

および 88 の値の集合から取得した値を持つ。1 から 9 までのレベル番号は、1 桁の数字として書いてもよいし、前に 0 を付けて書いてもよい。レベル番号およびその後ろに続く語との間は、1 文字以上の空白で区切る必要がある。

レベル番号が 01 または 77 で始まるデータ記述項の場合、レベル番号を A 領域から書き始め、その後ろに空白を続けてから、B 領域

ANS85 または A 領域

で関連するレコード名または項目名および適切な記述情報を記述する。

後続のデータ記述項は、最初のものと同じ形式にでき、レベル番号に従ってインデントされる。インデントしても、レベル番号の大きさは影響を受けない。

レベル番号をインデントする場合、新しいレベル番号はそれぞれ、境界 A の右側に任意の数の空白を挿入してから記述を開始できる。インデントの深さは、物理的な幅によってのみ決定される。

ISO2002MF レベル番号が 01 および 77 以外のデータ記述項も、A 領域から記述できる。