QUALIFIER

修飾されていないテーブルとビュー名を修飾します。

構文:

QUALIFIER=schema-name

パラメータ:

schema-name
埋め込み SQL で修飾されていないテーブルまたはビュー・リファレンスを修飾するために使用するスキーマの名前。

依存性:

以下のいずれかが必要です。
  • ACCESS 指令または BIND HCOSS 指令または両方が設定されている
  • DBRMLIB 指令オプションが設定され、DIALECT 指令オプションが MAINFRAME に設定されている
  • 文レベルで有効であるためには、以下の 3 項目すべてが必要です。
    • DBRMLIB 指令オプションが設定されている
    • DIALECT 指令オプションが MIXED に設定されている
    • ターゲット文ごとに [MAINFRAME] 文プレフィックスが含まれる

範囲:

コンパイル時の使用: Yes
ランタイムの動作: ソース・ファイル

詳細については、『範囲 - HCOSS SQL コンパイラ指令オプション』を参照してください。

コメント:

ACCESS または BIND またはこの両方が指定され、DIALECT が指定されないかまたは NOCHECK オーバーライドによって指定される場合、HCOSS は QUALIFIER 指令の値を使用して生成済みストアド・プロシージャでテーブルおよびビュー・リファレンスを修飾します。

ACCESS または BIND またはこの両方が指定され、DIALECT が CHECK のオーバーライドなしに指定される場合、HCOSS はコンパイル時チェックのために SQL サーバに送られる前に QUALIFIER 指令の値を使用して生成済みストアド・プロシージャでテーブルおよびビュー・リファレンスを修飾します。

DBRMLIB が指定され、DIALECT が指定されないか NOCHECK オーバーライドによって指定される場合、HCOSS はテーブルまたはビュー・リファレンスを修飾しません。

DBRMLIB が指定され、DIALECT が CHECK のオーバーライドなしに指定される場合、HCOSS はコンパイル時チェックのために SQL サーバに送られる前に QUALIFIER 指令の値を使用して生成済みストアド・プロシージャでテーブルおよびビュー・リファレンスを修飾します。生成された DBRMLIB では、修飾されていないテーブルおよびビュー・リファレンスは修飾されないままです。これらを修飾するには、BIND PACKAGE または BIND PLAN コマンドを実行するときに修飾子を指定します。