BIND

sqlcmd または SQL Server Management Studio で使用可能な SQL バッチ・スクリプトを生成して SQL Server データベースを更新することにより、アプリケーション・コードのディプロイを有効にします。

構文

BIND=bind-script-file

パラメータ:

bind-script-file
バインド・ファイルの名前。

プロパティ:

デフォルト: BIND=prog-name

ここで prog-name は COBOL プログラムの名前です。

範囲:

コンパイル時の使用: Yes
ランタイムの動作: ソース・ファイル

詳細については、『範囲 - HCOSS SQL コンパイラ指令オプション』を参照してください。

長所:

  • セキュリティをプロシージャとデータに別々に適用できるので、アプリケーションのユーザはアプリケーションからデータへのアクセスと更新のみを実行できます。
  • データベース管理者 はソース・コードにアクセスせずにディプロイ対象の SQL を確認できます。

コメント:

生成したバインド・スクリプト・ファイルの名前の拡張子は .sql です。例えば、BIND=myprog を指定すると、生成されるバインド・スクリプト・ファイルの名前は myprog.sql となります。

SQL Server データベースを更新するには、生成したバインド・スクリプト・ファイルを実行します。この実行には sqlcmd を使用するか、または SQL Server Management Studio から実行します。

生成したバインド・スクリプト・ファイルには、プログラムに含まれる静的 SQL 文ごとの個別のストアド・プロシージャを、SQL Server 接続によって指定されるスキーマに作成するコマンドが含まれています。

前回のコンパイルによるストアド・プロシージャがスキーマに存在する場合は、HCOSS は新しいストアド・プロシージャを作成する前にそれらを削除します。