CCITCP2 の使用

CCI over TCP/IP が機能するためには、ネットワーク上にアクティブな CCITCP2 プロセスが 1 つだけ存在し、このデーモンを使用するようにすべてのマシンが (CCI 構成ユーティリティによって) 構成されている必要があります。また、ネットワーク内で複数の CCITCP2 プロセスが同時に稼動して相互に通信することもできます。つまり、あるデーモンを使用するように構成されたマシンで、ネットワーク内の別のデーモンに登録されているアプリケーションを見つけることができます。たとえば、ネットワーク上のすべてのマシンで、CCITCP2 の 1 つのコピーを実行しながら、独自のローカル コピーを使用して接続を検索することが可能です。ただし、この方法では、デーモンを 1 つだけ配置してそのデーモンを使用するようにすべてのマシンを構成する場合に比べて、より多くのネットワーク ブロードキャスト トラフィックが発生します。

CCITCP2 をマシン上で正常に起動するには (デーモンをローカルで実行する場合は空のホスト名を入力します)、そのマシンで CCI 構成ユーティリティがあらかじめ実行されている必要があります。デーモンは、起動後、プロセスで使用可能な有効 RAM がなくなるまで、またはシャットダウンされるまでサービス登録を受け入れます。

CCITCP2 は、Micro Focus コマンド プロンプトで次のように入力して、いつでも手動で起動できます (すでに実行されている場合を除く)。

ccitcp2 

または、スタートアップ フォルダーに登録することで、システムの起動時に自動的に起動できます。

UNIX システムでは、スーパーユーザー (root) のみが CCITCP2 を起動できます。