Micro Focus Enterprise Test Server

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製品概要

IBMメインフレームは現在でも日々世界のビジネストランザクションの主要な部分を担って稼働し続けています。メインフレーム上の基幹システムは、多くの企業にとってその業務の心臓部分を担うものであり、欠くことのできない経営資源となっています。

しかしながら、一般にメインフレームアプリケーションの保守には多くの人的・コンピューティング資源を必要とし、アプリケーションの品質を確保するために多大なランニングコストを必要とします。各開発者がEnterprise Developerを利用することでアプリケーションの単体レベルの品質の確保に貢献することができますが、それでも実稼働に先立って多数のテストケースをメインフレーム上で繰り返し実行するには多くのコンピューティング資源を必要とします。

Enterprise Test Server 環境でテストを行うことにより、低コストで IBM メインフレーム上の COBOL アプリケーションの品質向上を実現します。

製品概要

特長

1. Windows上の「仮想メインフレーム」

Enterprise Developerで開発・保守されたメインフレームアプリケーションを、Enterprise Test Server環境に移行することによって、Windowsサーバーを「仮想メインフレーム」としてパーソナルコンピュータでは実行することのできない大規模バッチやマルチユーザーオンライン処理の統合テストが可能です。この「仮想メインフレーム」は、3270 エミュレーターからのオンライン処理、CICS ISCプロトコルによる Java/.NET からのアクセスおよびJCLのサブミットをメインフレームと同様に受け付けます。テスターから見ると現実のメインフレームと区別がつきません。

Windows上の「仮想メインフレーム」

2. 大規模テストを許容

Enterprise Test Serverは要求される統合テストの規模に応じて、巨大なメモリ・CPUコアを割り当てられた Windowsサーバーにインストールして利用することができます。メインフレーム上の実アプリケーションの運用に一切影響を与えることなく、どんな大規模なバッチ・オンラインテストも処理することができます。

3. メインフレームの省資源化

Enterprise Test Server下の結合テストによってロジックの正当性が保障されたアプリケーションは、メインフレーム上で再コンパイルされ実稼動に入ります。マルチユーザによる大規模な統合テストで十分に品質チェックされたアプリケーションは、高い確率でメインフレーム上でも正しく稼動しますので、コンパイル・テスト・デバッグで消費するメインフレーム資源の節約に貢献します。

機能

1. IBMメインフレーム互換性ランタイム

Enterprise Developerに内蔵されている Micro FocusのCOBOLコンパイラは、IBMメインフレームのクロス開発で半世紀にわたって活用されてきた実績があります。
コンパイルされたCOBOLプログラムをテスト稼働するEnterprise Test Serverが内蔵するCOBOLランタイムは、メインフレーム上の実稼働環境で使用する IBM製 COBOLコンパイラの各種バージョンに対して個別に高い互換性を持っています。
このため Enterprise Test Serverでテスト済みのプログラムは、メインフレーム上の再コンパイルでも非常に高い確率で正しく動作します。

2. JCL/CICS/IMSのテストサポート

COBOL言語のみならず、JCL、CICS、IMSについても「疑似メインフレーム」環境がメインフレームと互換性のあるテスト環境を提供しています。

JCL環境ではSORT, GENER, AMS などのIBM標準ユーティリティのエミュレーションをサポートしており、ジョブ全体としての流れにて大規模な処理をテストすることができます。

CICS 環境ではEXEC CICS コマンドをほぼフルサポートしており、実際に3270エミュレーターからBMS画面を通じてCOBOLトランザクションプログラムを起動してテストすることができます。

IMS環境では、単体テスト用のIMSデータベースをPC上でローカルに作成するか、ホスト上でアンロードされたIMSデータベースをPC上の疑似IMS環境にロードすることで実運用環境と同様のIMSアプリケーションの単体テストが可能となります。COBOLプログラムはメインフレームと同様の CALL ‘CBLTDLI’ または EXEC DLIコマンドを発行することができます。IMS/DCについてもトランザクション定義を設定することによってMFS画面を経由したCOBOLプログラムのテスト・デバッグが可能となります。